バランス対応のヘッドホン「MDR-Z7」+アンプ「PHA-3AC」、そしてDACアンプ内蔵の「MDR-1ADAC」
Sonyからドイツのベルリンで開催されているIFA2014のプレスカンファレンスで
バランス対応ヘッドフォン「MDR-Z7」、「MDR-1A」、「MDR-1ADAC」や、
ヘッドフォンアンプ「PHA-3AC」を発表。
<2014年9月25日更新>
・ハイレゾ対応のヘッドホン「MDR-Z7」、「MDR-1A/1ADAC」、そしてバランス接続対応ヘッドホンアンプ「PHA-3AC」
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●バランス対応のヘッドホン「MDR-Z7」
・Sony gives you more ways to enjoy High-Resolution Audio on the move
「MDR-Z7」は、ハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドホン。
大口径の直径70mmのドライバーユニットを搭載、
ダイヤフラムに、アルミニウムコーティングを施した
リキッド・クリスタル・ポリマーを採用する。
4Hzから100kHzという広帯域の再生と
広いダイナミックレンジと解像度の高い音を再現が可能になる。
スペックとしては、
感度102dB/mW、最大入力2,000mW、質量は約335g。
3mのヘッドホンケーブルと、2mのバランス接続用のケーブルが付属。
バランス接続用ケーブルは、本体の左右から接続して装着、
左右チャンネルの音声のクロストークを最小限に抑える4ワイヤー構造となっている。
さらに別売のシルバーコーティングされたのOFCケーブルと
ヘッドホンアンプ「PHA-3AC」をバランス接続が行える。
質量は約335g。
ソニーストアヨーロッパでの販売価格は599€。
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●バランス駆動対応ヘッドホンアンプ「PHA-3AC」
「PHA-3AC」は、
最高384kHz/32bitのPCMと2.8MHz/5.6MHz DSDに対応するヘッドホンアンプ
パソコンのUSB DACとしても使用可能。
入力端子として、
Computer/WALKMAN/Xperia用の端子が1系統、
iPhone/iPad/iPod用の端子が1系統、
光デジタルの入出力端子、ステレオミニ端子を備える。
出力端子として、
ステレオミニ端子と、3極ミニジャック(3.5mm×2/LR)のバランス端子を備える。
バランス出力端子から「MDR-Z7」へと接続することでバランス駆動が可能になる。
バランス接続時の出力は、320mW+320mW(32Ω)。
周波数帯域は10Hz~100kHz。
へど本インピーダンスは8Ω~600Ω。
外形寸法は幅約 80mm × 奥行約 29 mm × 高さ約 140.5 mm。
質量は約231g。
ソニーストアヨーロッパでの販売価格は799€。
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●ハイレゾオーディオ対応の「MDR-1A」シリーズ
「MDR-1A」は、ハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドホン。
直径40mmのドライバーユニットを搭載、
ダイヤフラムに、アルミニウムコーティングを施した
リキッド・クリスタル・ポリマーを採用する。
4Hzから100kHzの広帯域の再生と
広いダイナミックレンジと解像度の高い音を再現が可能になる。
スペックとしては、
感度102dB/mW、最大入力1,500mW。
「MDR-1A」のカラーバリエーションは、
ブラック、シルバーの2色。
ソニーストアヨーロッパでの販売価格は199€。
さらに、「MDR-1ADAC」には、
「MDR-1A」をベースにDACアンプを内蔵。
ウォークマンやXperia、PCとUSB接続して
最高192kHz/24bitの音源と2.8/5.6MHz DSD音源にまで対応。
iPhone/iPad/iPod touchは、Lightningアダプターを使用して接続することで
デジタルハイレゾ音声をヘッドホン内でD/A変換して再生する事ができる。
デジタルアンプ S-Master HXを搭載。
バッテリーはの駆動時間は、
ハイレゾオーディオ再生時で7.5時間。
充電時間は約4時間。
USB充電にも対応する。
また、ステレオミニプラグを接続して、
DACを利用せずに普通のヘッドホンとしても使うことも出来る。
再生周波数帯域は4Hz~40kHz(デジタル入力)。インピーダンスは40Ω。質量は約300g。
質量は約335g。
カラーはブラックのみで。
ソニーストアヨーロッパでの販売価格は299€。
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ヘッドホン「MDR-Z7」とヘッドホンアンプ[PHA-3AC」との組み合わせで
バランス駆動での接続が可能になって
究極のポータブルリスニング環境が構築が完成。
「MDR-Z7」のドライバーユニットが70mmにもなると相応の大きさになって
かつケーブル2本出しで、さらに大きくなったヘッドホンアンプ[PHA-3AC」に
オーディオプレーヤーを揃えるとなるとまさに移動要塞。
それでも、音質を追求するべき方向性の一つがこの形になる。
また、そこまでの装備はできないけれど、
できる限り良質な音を楽しみたいという欲求に応えるべくして、
DACアンプをそのままヘッドホンに内蔵してしまったのが「MDR-1ADAC」。
ヘッドホンアンプを手に持つ、
オーディオプレーヤーと一緒にホールドするという難点と
ケーブルが出てしまうという難点を
ヘッドホン側で内包して解決するという発想。
ハイレゾ音源に対応した「MDR-1A」がベースになっていて
サイズ的にもどうにかポータブルできるサイズだし
仮に外じゃなくても、家の中で使うにしてもなかなか良さげなヘッドホンだなと。
<2014年9月25日更新>
・ハイレゾ対応のヘッドホン「MDR-Z7」、「MDR-1A/1ADAC」、そしてバランス接続対応ヘッドホンアンプ「PHA-3AC」
オーディオ・ケーブルの種類とバランス・アンバランスの違い | Digiland