LEDを全て独立駆動するBacklight Master Drive、HDRリマスターを搭載した「BRAVIA Z9Dシリーズ」登場。
ソニーから、4K対応液晶テレビ ブラビアのフラッグシップモデルとして、全てのLEDを完全独立駆動させるバックライト技術「Backlight Master Drive」と、映像をHDR相当にアップコンバートできる「HDRリマスター」など最新の画質技術を備える4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を搭載した、BRAVIA「Z9Dシリーズ」が登場。
・”ソニー史上最高画質”4K HDRブラビア(R)フラッグシップモデル Z9Dシリーズ発売 | プレスリリース | ソニー
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●BRAVIA Z9Dシリーズ
4K(3,840×2,160)対応BRAVIA「Z9Dシリーズ」は、100型、75型、65型。
地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2に加えて、スカパー!プレミアムサービス(4K)を標準で備えるBRAVIAシリーズのフラッグシップモデル。
最大の特徴は、液晶パネル背面に高密度に敷き詰めた多数のLEDを一つ一つ独立して駆動させる新しいバックライト技術 Backlight Master Driveを搭載していること。
細かい範囲での明暗を表現することで、これまでにない高輝度、高コントラストを実現し、鮮烈な光の輝きや引き締まった深い黒が緻密に表現できる。
4K高画質プロセッサーX1からさらに約1.4倍の処理速度を持ち、より優れたリアルタイム画像処理を可能にした4K 高画質プロセッサーX1 Extremeを搭載。
その能力は以下に反映される。
シーンの物体をオブジェクトごとに認識して、色やコントラストを補正、それぞれの物体の光沢感や質感を再現して、高精細で色彩豊かな、立体感のある映像を再現する「HDRリマスター」を搭載。
地上デジタル放送、インターネットなど、さまざまなSDR映像をHDR映像相当にアップコンバートする。
今まで培ってきた超解像データベースに加えて、ノイズ低減処理専用のデータベースを採用した「デュアルデータベース分析」。
精細感を出す超解像処理と、ノイズ低減を最適化してリアルタイムに処理することで、より低ノイズで高精細を両立した、映像表現が可能になる。
8ビット(SDR映像)や10ビット(HDR映像)の入力信号を、14ビット相当の階調補完処理を施して、よりなめらかなグラデーションの表現が可能になった「Super Bit Mapping 4K HDR」。
例えば、夕日の明るい部分と暗い部分の色のグラデーションがより自然になり、高品位な映像を楽しめる。
電流の集中度合いを最大約3倍にまで高めた「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載。
コントラストは、映像の明るさに応じてLEDバックライトの発光をエリアごとに制御する部分駆動で、映像の暗い部分の電流を明るい部分に集中させることで、輝度をより向上させる。
豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスディスプレイ」は、色彩ごとのコントロール範囲を拡張しつつ、繊細な色の違いを描き出すことが可能になる。
精細感をつくりだすのは、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」で、フルHD映像を4Kにアップコンバートするデータベースと、4K映像をさらに高精細化するデータベースそれぞれを持って、「X1 Extreme」による映像の分析結果から最適な高精細化処理をする。
音質に関しては、100型には「ロングダクトスピーカー」、75型/65型には「バスレフ型スピーカー」を搭載。
音声には、圧縮音源をCD以上(48kHz/24bit)にアップコンバートする「DSEE」を搭載。
独自のデジタル音声信号処理技術を組み合わせて、「Clear Phaseテクノロジー」「S-Master HXフルデジタルアンプ」「S-Forceフロントサラウンド」技術を搭載。
また、オペレーションシステムにはAndroid TV機能を搭載。
Android TVを搭載したメリットとしては、YouTubeやHuluといったネット動画サービスの視聴がカンタンにでき、Google Playからアプリをダウンロードして利用できる事、そしてスマートフォン同様のUIで扱える。
番組の視聴中やアプリを利用している時でも、次に見たいコンテンツを選べる「番組チェック」が進化。
好みのキーワード登録に加えて、ニュースやスポーツ、ドラマなど、ジャンルカテゴリーの登録ができ、関連するコンテンツが自動で表示されるので、見たいコンテンツをすぐに選ぶことができる。
また、今放送中の番組と次の番組を一括で表示するUIに変わり、見たいコンテンツにすぐアクセスできるようなっている。
テレビ番組や動画配信サービス等のアプリの中から横断的にコンテンツを検索できるようになり、よりシンプルに見たいコンテンツを探すことができる。
他にも、「Google Cast」の機能も有しているので、スマートフォンやタブレットで見ている動画を、そのままBRAVIAの大画面に映し出して視聴するといった事もできる。
画面とフレームの段差を極限まで削ぎ落とし、フレームの上面から側面にかけて入るスリットにはペールゴールドとなっている。
さらに、背面カバーがネジ穴や端子をすべて隠し、格子状のデザインが背面カバーの存在を気づかせないような佇まいに。
さまざまなインテリアと合わせやすくリビング空間に違和感なく溶け込むデザインを追求し、ケーブル類もリアカバーから逃がす構造になることでより美しく設置できる。
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●BRAVIA Z9Dシリーズ
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
「KJ-100Z9D」【100型】
希望小売価格:7,000,000円(税別)
・2016年11月下旬以降、受注開始予定
「KJ-75Z9D」【75型】
市場推定価格:1,000,000円前後
・2016年10月29日発売予定
「KJ-65Z9D」【65型】
希望小売価格:700,000円前後
・2016年10月29日発売予定
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●ブラビア VIDEO Edition
ソニーストアでは、ブラビア本体と「ビデオマーケットが提供する動画配信サービス」への入会、24カ月間継続して利用することを前提に販売価格(税抜)から35,520円OFFになる「ブラビア VIDEO Edition」を用意。
「ブラビア VIDEO Edition」限定コースは、毎月配布される1,080ポイント(1,080円相当)で125,000本以上の中から好きな作品を購入できる「単品購入」と、15,000本以上の作品が「見放題」で楽しめるコースをセットにしたもの。
月額1,480円x24カ月分に相当する35,520円を還元する。
コンテンツを楽しむ前提であれば利用する価値はある。
また、ブラビア本体と「ビデオマーケットが提供する動画配信サービス」入会、24カ月間継続に加えて、「So-net回線契約」をすると、ブラビアの販売価格(税抜)から最大75,520円のセット値引が適用される。
「ブラビア VIDEO Edition」の35,520円値引き。
回線とプロバイダ全てso-netに新規申し込みするとプラス40,000円値引き。
合計で、最大75,520円のセット値引となる。
あくまでもso-netへの新規加入というのが条件ではあるものの、ちょうど入ろうとしていた人にとっては非常に魅力的な割引になるはず。