VAIO typeR masterのCPUをクアッドコアに変更。(ベンチマーク編)
VAIO typeR masterのCPUをクアッドコアに変更。(交換作業編)
の続き。
VAIO type R masterのCPUを
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」から
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」に変更。
交換した後に見た「CPU-Z」でのデータ。
Intel Core 2 Quad Q6600 @ 2.40GHz
REvision G0
Core Speed : 1600.1 MHz
Multiplier : x6.0
Bus Speed : 266.7 MHz
Rated FSB : 1066.8 Mhz
Cache
L1 Data : 4×32 KBytes
L1 Code : 4×32 KBytes
Level 2 : 2×4096 KBytes
Windowsのタスクマネージャーを確認すると
パフォーマンスのCPU使用率のグラフも
4つに分かれてる。
せっかく変更したので、
クロック数の違いとコアの違いを含めて
いろいろベンチマークを計ってみる事にした。
CPU以外のスペックは、
OS:Windows Vista Premium
メモリー:3GB(1GBx2、512MBx2) [DDR2 667MHz]
グラフィックアクセラレーター:NVIDIA GeForce 8600 GTS
HDD:250GBx1(Serial ATA 7200回転/分)
ドライブ:DVDスーパーマルチ
TV機能:なし
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<パフォーマンスの評価>
Windows Vistaの簡易ベンチの「パフォーマンスの評価」
プロセッサ:5.9
メモリ:5.5
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.6
プライマリハードディスク:5.8
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」で5.1だったものが
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」で5.9に上昇。
(参考までにCore 2 Duo E6600(2.40 GHz)だと5.3。)
ボトルネックは
メモリの5.5という事になった。
メモリは2GBでも3GBでも
評価は5.5と変わらないので
転送速度がひっかかってるっぽい。
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<ゲームベンチ>
マルチスレッドに対応してないゲームベンチ2つ。
以前から続けてるので参考値という事で。
【Vana’diel Bench3】
(FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3))
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」
・低解像度モード
SCORE:8041、8350、8364 平均:8251
・高解像度モード
SCORE:6130、6081、6129 平均:6113
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」
・低解像度モード
SCORE:8886、8825、8808 平均:8840
・高解像度モード
SCORE:6280、62831、6243 平均:6287
【UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE】
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」
MARK:5037、5066、5241 平均:5114
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」
MARK:5971、5957、5921 平均:5950
単純にクロックが上がった分だけ
スコアが上がったという感じ。
FFベンチにいたっては、
半年前にWindows XPベースで計った数値のほうがまだ高い。
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<CrystalMark 2004R2>
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」 「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」
同じ母体で計ったのか疑うほどかなり上昇。
特に、CPUに依存するALUとFPUの値が2倍。
クアッドコアの2次キャッシュが影響したのか?
メモリに依存するMEMの値も大きく上がってるけど定かじゃない。
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<3Dグラフィックベンチマークソフト>
3DMark05と3DMark06をそれぞれ計測。
とはいってもフリーソフト部分だけだけど。
3DMark05は、2004年10月頃、
3DMark06は、2006年1月頃にできたもので
06は05に比べて処理が圧倒的に重い。
CPU Testでは、どちらもマルチスレッドに対応してる。
(以下画像はクリックすると詳細が別ウィンドウで表示。)
【3DMark05】
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」
[Main Test Results]
3DMark Score : 10534 3DMarks
CPU Score : 10807 CPUMarks
[CPU Tests]
CPU Test1 : 6.7 fps
CPU Test2 : 7.8 fps
[Main Test Results]
3DMark Score : 10832 3DMarks
CPU Score : 14674 CPUMarks
[CPU Tests]
CPU Test1 : 9.3 fps
CPU Test2 : 10.3 fps
【3DMark06】
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」
[Main Test Results]
3DMark Score : 5185 3DMarks
SM 2.0 Score : 2276 Marks
SM 3.0 Score : 1981 Marks
CPU Score : 1810 Marks
[CPU Tests]
CPU1 -Red Valley : 0.57 fps
CPU2 -Red Valley : 0.92 fps
[Main Test Results]
3DMark Score : 5684 3DMarks
SM 2.0 Score : 2293 Marks
SM 3.0 Score : 1997 Marks
CPU Score : 3445 Marks
[CPU Tests]
CPU1 -Red Valley : 1.137 fps
CPU2 -Red Valley : 1.67 fps
二つのCPUを比べて
トータルベンチの差だけを見るとあまりないように見えるものの
CPU Testの結果を見ると、
しっかりと差が現れてるのがわかるので
おそらくクロック数だけじゃなくコアの恩恵もあるはず。
とはいえ、
純粋にトータルの数値を上げようとおもったら
グラボの影響のほうが大きいのかな。
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<オマケの温度の差>
クーラーの効いた室内で
上記ベンチマークをある程度、走らせた後に
Core tempで、計ったもの。
「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」の
VIDは、定格最大の1.3500V。
Coreの温度は、31℃。
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」の
VIDは、定格最大の1.3250V。(低VIDじゃなかった。)
Coreの温度は、38~40℃。
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「Core 2 Duo E6420(2.13GHz)」から
「Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)」に変えると
当然クロック数が違うので
ベンチマークもそこそこイイ結果が出てるし
体感的にも速くはなってる。
自分の使い方的には
アプリケーションを開きまくりのマルチタスクで使う事も多いから
クアッドコアの恩恵はちょっぴりあるのかな?
と気分的にそんな気になりつつ。
(慣れてしまうとまたイライラしちゃうんだろうけど。)
これから、
実用的な作業をしつつ
何かあったら追記予定。