SONYがリアプロジェクションテレビから来年撤退!?
・ソニー、リアプロ事業から撤退。「液晶と有機ELに注力」:AV Wawtch
・ソニー、リアプロテレビ撤退へ:IT Media
既にソニースタイルのページでも【販売終了】
実質入手不可な状態になってるし。
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リアプロジェクションテレビの特徴は、
RGBという3原色を交互に光らせる事で色を作り出すプラズマ、液晶とは違って
ひとつの色を作った状態で表示できる色のなめらかさだったり、
10,000:1という高いコントラスト比だったり
応答速度が2.5msecというブレないという
映像表現の質の高さにあった。
けど、
実際に店頭の光量が異常に多い場所で、
液晶と隣に並べて見てしまうと
最大輝度がリアプロのほうが低いために
なんだか暗い印象があったり、
今時、液晶みたいに薄いデザイン性が求められてる時に
奥行きが50cmもあるって事もあって
一般ウケはしなかった。
一番わかりやすいメリットになってた価格の面でも
液晶テレビが随分と低価格になった事もあって
アドバンテージ部分が随分埋まってしまった事もあって、
今後は液晶と有機ELにターゲットを絞るという意味で
残念ながら
2008年の2月末に製造を停止、3月までには販売終了という方向になるらしい。
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この流れは、
見た目やスタイルも売り物になってるトレンドからすると
仕方のない事なんだろうけど、
SXRDプロジェクションテレビのフィルム感といい
暗いシーンの細かいディティールといい
本当に知ってる人しかわからない良さがたくさんあったのにね。
この大画面で映画を見てるかのような質感は、
部屋ごとプロデュースしないといけないプロジェクター環境だけでの
特権みたいなところから
プロジェクションテレビという存在が
一般のテレビと同じ手軽さで見られるという意味では
いいテレビだと今でも思うし、個人的にもかなり気に入ってたから
まだ販売し続けて欲しかった。。
誰もが認める映像クオリティを持った有機ELテレビが
これから将来、大型になってくる事を期待してるけど
それはまだまだ相当先の話のような気がする。
・映画フィルムのようなSXRDプロジェクション「BRAVIA A2500シリーズ」(2006年09月4日)
・60型BRAVIA「KDS-60A2500」でスターウォーズを見まくり!(2006年09月12日)
【VAIO typeS特集ページ】
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