ソニーが基本的に好き!

SO905iCSのサイバーショット度!


サイバーショットケータイ「SO905iCS」を
サイバーショットと思って使ってみた。

ケータイとして普段持つにはちょっと厚みを感じる大きさも
カメラとして横に構えてグリップするには
このくらいがちょうどいいのかも。

有効画素数は約510万画素あって、
α700なんかにも使われてるCMOSセンサー「Exmor」とか
折り曲げ式レンズ機構を採用して光学3倍ズームを搭載していて
ケータイについてるおまけカメラとはちょっと違う。

それに、「手ブレ補正」と
被写体ブレを防ぐISO1600の「高感度」で
ダブルでブレを防いでくれる機能も
現役のサイバーショットと同じ性能を持つ。

 
レンズカバーを下ろすとレンズが現れると同時に
起動音声が流れてカメラモードに切り替わる。
この音を聞くと、あぁサイバーショットっぽい!と思える。

で、起動してから使えるまでには数秒かかって
若干の待たされ感がある。
早く撮りたいと思うのにこの数秒がイラつく事はあるかも。

カメラ側の横には小さいライトが点灯していて
カメラが起動してる事が相手側からもわかるようになってる。

横にして構えた時には、
サイバーショットと同じく手の位置は
親指でズームボタン、
人差し指でシャッターボタンになる。

 
ケータイの十字ボタンも、
そのままサイバーショットと同じボタンの役割を果たしてくれていて
横にした状態で
左を押すと、
通常、マクロ、スーパーマクロ、OFFと
オートフォーカス設定が切り替わる。

スーパーマクロを使えば
最大3cmまで近づいて撮影できる。

下をおすとタイマーで、
10秒、5秒、2秒から設定できる。


上を押すと画像サイズの変更。
QICF、QVGA、VGA、待受、1M、2M、2Mワイド、3M、5Mと
9種類から選択できる。

どの画像でも3倍の光学ズームは働いて
さらにそこからデジタルズームで12倍~48倍まで利用できる。

デジタルズームの場合は画質が劣化してしまうけど
撮影画像が小さいと、
“スマートズーム”の利用できる倍率が広がって
画質の劣化を抑えつつも高倍率のズームを利用できるという利点もある。

 
右を押すとフラッシュを
AUTO、強制発光、発光禁止から選べる。

フラッシュライトを発光させると
高輝度LEDを使ってるだけあってケータイのワリには明るく光る。

室内でもある程度は役に立ってくれそうだけど、
さすがに本家サイバーショットのような
まばゆいばかりのフラッシュとまではいかない。


横に構えて十字ボタンの下にあるメールのボタンが
メニューの役割を果たしていて
ここから
[サイズ選択]、[撮影モード]、[カメラ切替]、
[シーンセレクション]、[露出]、[顔検出]、[詳細設定]
の変更が可能。

[撮影モード]には、
笑顔にあわせて撮影してくれる「スマイルシャッター」、
フラッシュなしでもブレにくい「高感度撮影」もあって
このあたりの使い勝手も
サイバーショットと非常に近いものがある。

 
[顔検出]をONにしてみると、
実際の人の顔はもちろん、写真の顔も
パソコン画面の顔も認識して四角いワクが現れる。

そうすると、
四角いワクで検出された顔をもとに
ピントや明るさを自動的に調整して
少しでも良い写真が撮れる。

スマイルシャッターもこの原理の応用で
顔を検出して
人が笑った顔に反応して
シャッターが切れる。

 
[詳細設定]を開くと
「撮影」「調整」「設定」という項目から
さらに細かくいじれる。

特徴的なのは、
GPS機能を利用して
撮影した場所の情報を静止画に自動的に付加する事ができる事。

後から、どこで撮った写真かが地図上からでも確認できる便利機能だけど
そのまま画像をブログにアップしたり、メールに添付して送ってしまうと
自分の位置がバレてしまったりして
逆に困る場合もあるので注意。。

 
で、
後から気づいたんだけど、
そうやっていちいちメニューとか詳細設定をひらかなくても
十字キー以外にも、
ダイレクトに使えるボタンも多々あるようで。

例えば、
[メモ]を押すと静止画、動画の切替ができたり
ジョグを左右にまわすと露出の調整ができたり
テンキーの数字にも役割が分担されていて
慣れてくれば、
ダイレクトキーを押して
ホワイトバランスも測光モードも
自分好みの設定にさっと変える事もできるようだ。

---------------


サイバーショットをベースに
かなりデジタルカメラを意識して作ってあって
あまり使う気になれなかったケータイのカメラを
使ってみようかなと思わせられる。

ただ、
やっぱり全体の動作のレスポンスが
のそのそ気味なのが気になって
自分のはやる気持ちについてきてくれない部分に
イラつきはどうしてもある。

もしもSO905iCSとサイバーショットを一緒に持っていってたら
間違いなくSO905iCSじゃなくて、サイバーショットのほうを
使ってしまいたくなる“差”までは埋められてない。

こりゃたぶん、
ソフトウェアの問題なんだろうけど
マグネットコーティングされたガンダムみたいに
さくさくっと動けるように誰か改良してください!

もうこのモッサリ感以外には
不満はないから。

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2件のコメント

  1. みちのくパンダ より:

    かなり凝ったつくりになってますよね~
    やはり全体の動作のレスポンスは悪いんですか…
    予想はしていましたが、SO携帯の仕様だと諦めるしかないです…
    でも、撮りたいときに、すぐ撮れないのはストレスになりますよね。。

  2. kunkoku より:

    >みちのくパンダさん
    全体的な出来はすっごくいいんですが
    レスポンスはあんまりよくないです。
    なまじサイバーショットの形してるだけに
    惜しいですね。。
    まぁそれでも気に入ってますけどw