車の中でウォークマンの音楽を聞き放題にできるFMトランスミッター。

サン電子からの借り物シリーズ第2弾。

今度は、
“WM-PORT”に対応したウォークマン用の
高音質ＦＭトランスミッター「FMWM-001/G」。

カラバリはグレー、ブルー、ピンクとあって
現物はグレー。

値段は、ダイレクトショップで5,980円(税込)、
amazonでも5,209 円(税込)と結構良い値段がする。

純正でカーステレオFMトランスミッター「DCC-NWFMT1」と
似てるものの、これをもっとシンプルにしたものっぽい。

見た目にシンプルで、
シガーソケットからケーブルがにょろっと延びて
その先が“WM-PORT”の端子になっただけ。

この“WM-PORT”端子に差すケーブル１本だけで、
音声をFM電波で飛ばせて、
ついでに充電も出来るので、
あくまでも配線が1本で済むのでスッキリ。

シガーソケットにささるユニット部分も
以外と小さくて、
のびるケーブルは、シガーに対して90度下方向にのばしていて
極力車の中で邪魔にならないような設計。

周波数は、固定タイプで
ボタンを押すごとに
77.0、77.4、77.8、88.2、88.6、89.0MHzの6つに切り替わる。

実際の車への装着は
シガーソケットにブスっと差し込むだけ。

車にエンジンをかけて、
FMラジオと付けて、
6つの設定の周波数と車で受けるラジオの周波数を合わせてやれば、
カーステレオから、ウォークマンの再生音が聞こえてくるはず。

ラジオ放送をやってる周波数と近いと
干渉してしまって雑音だらけになるので、
それと比較的離れてる周波数を選ぶ。

FMラジオの設定に登録しておいてやれば、
いつでもすぐにウォークマンの音を車で聴けるようになる。

ウォークマンの再生画面って
いつもは省電力にするために何秒か経つと暗く消えてしまうけど、
シガーから電源供給はされてるし
リモコン的な感覚でつきっぱなしにしたい場合は、
周波数を変更するボタンを4秒くらい長押ししてやると、
“常時点灯モード”になって、
いつでも画面を確認できる状態にもできる。

それと、
車のエンジンとの連動も自動でやってくれるようになってて
エンジンをかけるとウォークマンの電源をONにして
それから再生までしてくれるし
エンジンを切れば、
ウォークマンは一時停止で音楽を止めて
後は数分するとウォークマンが自動的に電源を落ちる。

だから、
ウォークマンを「おまかせチャンネル」とかにしておけば、
車でドライブしてれば、あとは簡単に音楽を楽しめる。

－－－－－－－－－－－－－－

「音声ケーブル」、「充電ケーブル」、「FM用アンテナコード」
のようにそれぞれ配線が独立してると
車の中でケーブルがうっとおしくなりがちだけど
これって、素で“WM-PORT”のケーブルが1本だけなので
非常に扱いが楽。

ただ、
高性能のFMトランスミッターを内蔵してるとはいいながら、
音質はやっぱりそんなに良いとは思えなくて、
ちょっとこもった感じの音になりがちだし、
ウォークマンを置く位置によって（ケーブルの配置によって）は
受信感度が下がってノイズが入る事も結構あった。

もしかしたら、
今回はたまたま大型車で試したために
FMアンテナまでの距離が遠いせいで
このFMトランスミッターからの受信感度が低くなってるのかもしれない。

「FM用アンテナコード」を外に出さないように
シンプルにしてるのでそれは仕方がないのかもしれないけど。

それでも
ウォークマンと車のシガーにサクっと差して
車にエンジンをかけてスタートするだけで、
後は全部自動的にウォークマンの音楽を再生してくれたり、
車を止めたら、音楽も自動的に停止してくれたりと、
使う側が深く考え込まなくても
さらっと使えてしまうのはいい感じ。

いかついオーディオシステムがなくても
ウォークマンとこんなケーブルがあれば
車の中でもたっぷり音楽が聴き放題になる。

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