第9世代Hプロセッサーを搭載したA4フルノートPC「VAIO S15」。15インチモデル初の「ALL BLACK EDITION」は、Core i9-9980HK(2.4GHz/最大4.2GHz)を搭載。
2019年4月、2年ぶりにフルモデルチェンジしたA4フルノートPC「VAIO S15」。
そして今回さらに、第9世代Hプロセッサーを搭載したモデルが登場した。
・VAIO史上最高のパフォーマンスを更新する15.6型オールインワンノートPC「VAIO® S15・VAIO® Pro PH」発売
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●デザインを一新したパフォーマンスと拡張性に妥協のない大画面新モデル「VAIO S15」おさらい。
「VAIO S15」の全体デザインは、従来の万人に向けた丸みを帯びたラウンドボティから大きく転換して、VAIO SX12 / VAIO SX14と共通の鋭角的なボディラインへと変更。
ソニーストア販売価格119,800円+税~と、一般向けのA4ノートPCと比べると高額となるものの、パフォーマンスの高いHプロセッサーを搭載。
メモリー最大32GBやストレージにSSDとHDDをハイブリッドで搭載できるなど超ハイパフォーマンスなPCへとカスタマイズできるのが特徴。
VAIO SX12 / VAIO SX14と同様に鋭角的なデザインとディスプレイ周辺の狭ベゼル化、一体化した一アルミ一枚板になったキーボード周辺など、「VAIO Fit 15E」のような野暮ったさを解消。
従来モデルと実際に閉じた状態でのサイズ比較をしてみても、フットプリントが削られたことにより見た目にも一回り小さくなっている。
本体重量についても250g軽くなっている。
新VAIO S15
外形寸法;約幅361.4mm×高さ22.0~26.0mm×奥行254.3mm
本体質量:約2.25kg
旧VAIO S15
外形寸法;約 幅380.3 mm x 高さ25.1 mm x 奥行260.8 mm
本体質量:約2.5kg
また、単純にスペックが向上するだけではなくディスプレイの高精細化と拡張性を備えてきた。
「VAIO S15」の進化したポイントをピックアップすると以下のようなものがある。
・プロセッサーには、最新のIntel製第9世代 Core Hプロセッサー(TDP 45W)(8コア16スレッド)を搭載。
・メインメモリーに最大で大容量かつ高速対応のDDR4 最大32GBを選択可能。
・ストレージにSSDをハイブリッド HDDの選択可能。「SSD+ HDD」のデュアルドライブへのカスタマイズも可能。
・大画面高精細な4Kディスプレイを選択可能。
・Ultra HD ブルーレイ対応ドライブを搭載可能。
・Thunderbolt™ 3対応 USB Type-C™ 搭載。
・トリプルディスプレイ出力に対応。
・アルミパームレスト、打鍵感を改善したフルキーピッチ/フルサイズキーボード、テンキー搭載。
・2ボタン付き、面積を拡大したタッチパッド。
・利用頻度の高い新旧インターフェイスをフル装備。
新たに「VAIO S15」にも「ALL BLACK EDITION」が登場。
通常モデルのブラックでは、VAIOロゴとオーナメントはシルバーになっていて、そこがアクセントになっていたものが、「ALL BLACK EDITION」は、ヒンジ部分のオーナメントもヘアライン加工を施したブラックカラーとなり、背面にある光沢ブラック仕上げVAIOロゴを初めて黒に。
「ALL BLACK EDITION」は、同じブラックカラーでも、その2つのパーツを漆黒に染め抜いたおかげで全体のカラー質感の違いがでてくる。
また、パッケージについても、通常モデルと違い茶色いボール紙の梱包ではなくブラック仕様になった特別な化粧箱で、VAIOロゴも本体と同じくブラックに施されている。
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●VAIO史上、最強のパフォーマンスを誇るプロセッサー性能。
「VAIO S15」新モデルは、プロセッサーにデスクトップクラスのパフォーマンスの高さをもつIntel製第9世代Core Hプロセッサーを搭載。
TDP 45Wという発熱量の高さに加えて、最上位のCore i9-9980HK(2.4GHz/最大5.0GHz)は物理的に8つのコアをもち、実処理では16スレッドで動作する。
モバイルPCであるVAIO SX12 / VAIO SX14の搭載するCore Uプロセッサー(TDP15W)と根本的に違う最速最高パフォーマンスのプロセッサー。
VAIO SX14に搭載する第8世代 「Core i7 8565U(4コア/8スレッド)( TDP 18W)」と、第9世代「Core i7 9750U(6コア/12スレッド)( TDP 45W)」を比べるとCPU性能は約2倍。
さらに、第9世代「Core i7 9750U(2.6GHz/最大4.6GHz)」と第9世代「Core i9-9980HK(2.4GHz/最大5.0GHz)」を比べるとさらに約30%も高いパフォーマンスを発揮する。
メモリーについても、DDR4 PC4-21300の最大32GBまで搭載できる。
やたらとメモリーを食うLightroom Classicや、Google Chrome、動画や画像編集やたくさんのアプリを同時使用する場合にメモリー上限に近づくストレスや半端ではない、
ノートPCでデュアルチャンネルの高速かつ大容量なメモリーが搭載できるというのは、もはやプロセッサーよりも重視したいポイント。
メモリー交換や増設について、底面からメモリーにアクセスができるようなスロットはない。
そのため自力で行おうとした場合、本体を分解するという難易度の高い作業を行わなくてはならないため、それであれば購入時に思い切って大容量メモリーを搭載しておくのが良い。
そしてストレージは、「高速なSSD」+「大容量のHDD」の両者を搭載できるデュアルドライブが可能。
SSDは、HDDではありえない高速レスポンスでストレスから解放。
リーズナブルなSSD 128GBから、超高速な「第三世代 ハイスピードSSD」1TBまで載せられる。
加えて、別途大容量かつ安価なHDDをデータ保存用として搭載もできる。
例えば、速さと容量を求めるとして、ソニーストアのパーツ選択で「第三世代ハイスピードSSD 1TB」を選択すると10万4000円が必要になる。
下手するとこのSSD選択だけで、PCがもう1台買えてしまうレベル。
一方で、「第三世代ハイスピードSSD 256GB」+「HDD 1TB」とカスタマイズした場合は3万円の上昇で抑えられる。
OSやアプリのような体感速度に大きく影響する根幹の部分(Cドライブ)を「高速なSSD」に任せて、データ保存(Dドライブ)を「大容量のHDD」へという両方の良さを活かしたカスタマイズもできる。
こうすることで、自宅に備えるA4ノートPCである「VAIO S15」をプロセッサー・メモリー・ストレージすべてにおいて最強パフォーマンスマシンとして使う事ができる。
ひとつ余談として、今「VAIO S15」は、プロセッサーの使用電力が増加したことにより、ACアダプターが19.5Vの新規のものになっている。
端子は従来モデルと一緒だけども流用できないことについては注意が必要。
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●狭ベゼルになって15.6インチ&4Kディスプレイを搭載。
新しい「VAIO S15」も15.6インチ(旧モデルでは15.5インチ)ディスプレイに狭ベゼルを採用。
ディスプレイ上部のベゼルには大型のWi-Fiアンテナを載せていながらも、強度もしっかりと確保したうえで狭ベゼルになっている。
そして、HD(1366 x 768)、フルHD(1920x1080)に加えて、超高解像度の4K(3840×2160ドット)ディスプレイの選択が可能。
15.6インチというサイズに4K(3840×2160)を100%表示にすると、文字やアイコンすべてが極小すぎて実用として弊害がでるレベルのため、自分の目の見える(目の疲れない)範囲で、表示サイズを150%や175%、200%と好みに変更して使うのが常套手段。(出荷時は250%表示。)
複数のウィンドウを開いて作業するなど、作業領域の広さは最高に仕事効率が上がる。
そしてシンプルに、写真などを表示した場合の情報量が増えるのも高精細ならでは。
高画素で撮影した写真や4K動画など、高精細化がすすむコンテンツもジャギーのない高解像度なディスプレイで再現できる。
ただし、ディスプレイのAdobe RGBカバー率の色再現性は明示されておらず、プロフォトグラファーなどにおいてシビアな色調整といったものまでには対応していない点には注意。
そうは言いつつも、旧VAIOと比較すれば発色は良くなっており、ギラギラ反射する光沢タイプから映り込みを防ぐ目の疲れにくいアンチグレア液晶になっているので使い勝手は着実に改善されている。
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●新旧の多数の端子類からThunderbolt3対応のUSB-Cまで搭載した充実の拡張性。
「VAIO S15」は、非常に端子類が豊富。
本体右側にUSB3.0端子x2、セキュリティロックスロット。
本体左側に、ヘッドセット対応ヘッドホン端子、USB type-C端子、USB3.0端子(USB充電対応)、HDMI端子、VGA端子、有線LAN端子、電源端子。
正面下にSDメモリーカードスロット。
いまでは排除されることの多いVGA端子やヘッドホン端子、有線LAN端子も直接接続できるのは今どき珍しい。
最初いらないと思っていても突如必要とするシーンでもまず困ることがない。必須とされるものを備えているということは重要。
そして、Thunderbolt3に対応したUSB type-C端子を搭載。
Thunderbolt 3端子(USB Type-C端子と共通)は、USB 3.1(10Gbps)をおおきく上回る40Gbpsという情報量をやりとりできる最新インターフェイス。
デスクトップPC用グラフィックカードを載せられる「外付けGPU BOX」や、高精細ディスプレイへの複数画面同時出力、Thunderbolt3接続対応のSSDによる超高速外付けストレージなどとの拡張性も広がる。
参考までに少し以前のデータではあるもののCINEBENCH R15では、「Core i7-8750H」の内蔵GPUではOpenGL 51.49fpsだったものから、GIGABYTE製の「AORUS RTX 2070 Gaming Box」を接続した場合にはOpenGL 90.63 fpsをマーク。
外部GPUの圧倒的なパフォーマンスを手に入れることができる。
本体内にdGPUを搭載しない「VAIO S15」において、外付けGPUと接続して強烈にグラフィック処理の負荷のかかるゲームをヌルヌルと動作して、ゲーミングノートPCをも超える性能を発揮できる拡張性も大きなメリットと考えられる。
ディスプレイ出力は、HDMI端子/VGA端子と、USB Type-C端子の同時出力が可能で、内蔵ディスプレイを含めると3画面同時出力が可能。
HDMI端子の 最大出力解像度は、4096×2160/24Hzまたは3840×2160/30Hz。
VGA端子の最大出力解像度は1920×1200。
※HDMI端子とVGA端子の同時利用はできない。
USB Type-C端子の最大出力解像度は4096×2160/30Hzまたは3840×2160/60Hz。
「VAIO S15」は、光学ドライブも搭載。
ディスプレイ解像度の向上とあわせて、「Ultra HD ブルーレイ対応の光学ドライブ」の搭載が可能。
ただし、4Kディスプレイでは、4K HDRの再生には対応しておらず、DisplayPort 1.3以降、4K対応、HDR/HDR10およびHDCP2.2対応のディスプレイを、USB Type-C端子から接続する必要がある点には注意。
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●キータイピング、タッチパッド操作の快適さ。
「VAIO S15」の本体デザインはPC使用時にキーボード奥が持ち上がるチルトアップヒンジ構造。
アルミニウム素材を採用したパームレストは、その剛性感とともに机との段差を極力抑えた、手首にかかるストレスを軽減。
モバイルPCと違って広い面積をもつキーボードを、下からささえる基盤と上にかぶさるフラットアルミパームレストで挟み込んで剛性を確保。
柔軟なキーボードと、たわまない剛性とあわせてタイピングのしやすさもよくなっている。
キーボードは、19mmフルキーピッチ/フルサイズキーボード。
テンキーについては、本体のフットプリントがスリム化したこともあって16mmと若干小さくなっているけれども、省かれずにしっかりと載せてきている。
また、「VAIOの設定」から、左右Ctrlキー/Fnキー/Caps Lockキーの入力をカスタマイズしたり、ファンクションキーによく使うアプリケーションの一発起動を登録といったこともできる。
タッチパッドは従来モデルから25%ほど面積を拡大、高精度タッチパッドなので思わない挙動に悩まされることもない。
Windows 10ジェスチャーに対応する。
左右に2分割された物理に押せるボタンもあるので、確実にクリックできる。
パームレスト右端に、Windows Hello対応の指紋認証機能を搭載できる。
センサーに指先を置くだけで瞬時にログインできたり、スリープ状態からの復帰としても使えて、思っている以上に重宝する。
使い勝手として、例えば家族それぞれの指紋を登録しておいて、指紋認証のワンアクションで、それぞれ自分のアカウントに自動ログインといった利用方法もあるので家族同士でもめんどくさがらずにセキュリティを確保できる。
また、モデルチェンジにより顔認証にも対応したため、ダブルで生体認証を利用できるようになった。
「IEEE802.11ac」に対応したWi-Fiアンテナをディスプレイの上部に搭載して、通信の安定性を確保。
多人数でネットに繋いだときでも速度が落ちにくい「MU-MIMO」にも対応する。
他、セキュリティロック・スロットを備えていたり、セキュリティチップ(TPM)も搭載できる。
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強烈なプロセッサーと、大容量メモリー、超高速SSDと大容量HDDのハイブリッド搭載する「VAIO S15」に、第9世代Hプロセッサーを搭載してさらなるハイパフォーマンスアップ。
大画面かつ作業領域を確保できる4K解像度(3840×2160ドット)や、Ultra HD ブルーレイ対応した光学ドライブも載せられるうえに、USB type-Cをはじめとする多くの端子類を備えるなどしてもはや移動要塞ともいえるノートPC。
やろうと思えば、Thunderbolt3に対応するUSB type-Cを利用し「外付けGPU BOX」とドッキングする拡張性も持っている。
ダメ押しで、大画面サイズでも初の「ALL BLACK EDITION」も選べるようになったおかげで、今まで以上に吸引力の増したモデルとなっている。
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●“スマート”オールインワンPC「VAIO S15」
VAIO S15
ソニーストア販売価格:119,800円+税~
VAIO S15 | ALL BLACK EDITION
ソニーストア販売価格:301,800円+税~
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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ソニーストア 福岡天神
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