グラフィックメモリーに1GBを搭載したハイビジョンVAIO typeF
VAIO typeFは、
2009年夏モデルとなって、
GPUが強化、地上デジタルチューナーを搭載する事で
強力なテレビパソコンとなった。
・VAIO typeF
「VGN-FW93DS・FW93JS・FW93XS」
ソニースタイル販売価格:134,800円(税込)~
・VAIO typeF
「VGN-FW83DS・FW83JS・FW83XS」
ソニースタイル販売価格:116,800円(税込)~
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【快適仕様にカスタマイズできるスペック】
IntelのCPUは、
上位3つのモバイルプロセッサーが新登場。
CPU名(動作周波数) キャッシュ TDP
Core2Duo T9900(3.06 GHz) 6MB 35W
Core2Duo T9800(2.80 GHz) 6MB 35W
Core2Duo P8800(2.66 GHz) 3MB 25W
Core2Duo P8700(2.53 GHz) 3MB 25W
typeZと違うのは、
2番目に位置するCPUが、TDPが25WのP9700ではなく、
35WのT9800を採用している点。
これは、おそらくバッテリー駆動でのモバイル重視のtypeZと
電源ありきのtypeFとの違い。
本体が大きいぶん、放熱しやすい事もあって、
上位のT9900やT9800を選んで
高い動作周波数と、6MBというキャッシュの多さで
処理能力に重きを置いたマシンにできる。
逆に、
エントリーCPUでもデュアルコア(Core2Duo)なので、
FSBが1066MHzというPM45チップセットとの組み合わせからくる
パフォーマンスの良さで
価格上昇を抑えつつも快適なカスタマイズもできる。
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メモリーは、最大で8GBまで搭載可能。
Windows Vistaが64bit化したメリットを
そのまま生かせて
大きな容量を載せておくと、
動画編集や静止画編集にはそれだけ楽な動画が期待できる。
メモリーの仕様は、DDR2で、
消費電力に注力してDDR3を採用している
モバイル系のノート(typeZやtypeT)とは違う。
動作周波数にしても800MHzなので
DDR3を採用しての1066MHzという限界の帯域まではないものの
デュアルチャンネル動作で高速にやりとりするので、
実動作では大きな差はないとおもわれる。
・VAIO typeAとtypeZのメモリーとSSDの違いは速度差に現れるのか?
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ストレージ系には、
今まではtypeFにはHDDからの選択肢しかなかったものから、
高速レスポンスのSSDが加わった。
SSDは、1つしかないものの
単独で最大容量とされる約256GBx1が選択可能。
HDDでは、地上デジタルでの録画を想定して
500GBという大容量の選択も可能で
利用用途によってそれぞれにメリットがある。
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液晶ディスプレイの解像度とグラフィックが、
上位モデルのFW92シリーズと
下位モデルのFW82シリーズで分かれる。
まず、
FW93シリーズの液晶ディスプレイは、
1920×1080という解像度に
「クリアブラック液晶](リッチカラー)を搭載していて、
フルHDがそのまま表現できるきめの細かさと
色再現領域(NTSC比)約100%という
色鮮やかな映像を映し出す能力を備えている。
そして、
それを支えるグラフィックアクセラレーターには、
ATI Mobility Radeon HD 4650、
ビデオメモリーにはなんと1GBという大容量なものを搭載。
ハイビジョン再生だとか、3D系のゲームでも
ひっかかりなくスムーズに描画してくれるに違いない。
また、
FW83シリーズでは、コストパフォーマンスを重視して、
グラフィックアクセラレーターには、
チップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを採用、
液晶ディスプレイは、
1600×900の「クリアブラックLE液晶」となる。
1600×900という解像度でも十分に広いので、
ネット閲覧やビジネスファイル閲覧には十分。
ただし、
FW93シリーズにのみ
「デジタルチューナー」を内蔵できるようになっていて
あくまでもブルーレイや地デジをより綺麗に見たいとか
ゲームを快適にこなしたいと思えば、
必然的にFW93シリーズを選択する事になる。
ワイヤレスLANに
受信時で約1.5倍、送信時で約3倍、
理論値で最大450Mbpsという高速性や障害物に強いとされる
MIMO(送信3x受信3)を選択できるのも
FW93シリーズだけとなる。
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【カラバリにシックなブラウンが登場】
FW93シリーズでは、
スタンダードカラーの「ホワイト」と、
ソニースタイルの限定カラーとして「チタングレー」
そして今回新たに加わった「ブラウン」の3色展開。
新色のブラウンは、
液晶天板だけでなく底面にいたるまでがブラウンで、
一方、
シリンダーヒンジやバッテリー、内部のキーボードまでが
ブラックというカラーになって、
今までとは全く違った雰囲気のtypeFになった。
3色のカラーリングは、
液晶天板だけでなくて
キーボードやパームレストにいたるまでの見え方が
それぞれで違う個性を持っているので、
見た目にも選びやすくなった。
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こうして2種類にtypeFをみて見ると、
FW83シリーズは、
地デジは搭載できないものの、
大画面を持つVAIOノートを安価にカスタマイズできるし、
FW93シリーズは、
VAIO typeAの[ビデオエディション]に迫るスペックを持たせたVAIOノートで、
非常にリーズナブルな価格でカスタマイズできるあたりが
とても魅力的に映る。
コストを抑えつつも
ハイパフォーマンスなVAIOノートが欲しいとおもった場合には、
typeFはとても選びやすいマシンの1台と言える。
【VAIO typeP特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeZ特集ページ】
2件のコメント
いつも楽しく閲覧させていただいています(^_^)
前モデルのFW92DSを所有しているのですがビデオメモリーの1GBとMIMOには驚きましたね。
Type Aがあるので今まで影が薄かったFですがブラウンモデルも追加されてFの存在感があがると選択肢のバリエーションが増えて嬉しいですね(*^_^*)
これからもお身体に気をつけてさまざまな情報を発信してくださいね。
>剛さん
ありがとうございますm(__)m
確かにドーンとGPUメモリーが増えて驚きましたね!
ハイエンド=typeAという雰囲気でしたが、今回のtypeFはリーズナブルでかつ性能をかなり上げられるのが魅力になりましたねw