ナビ機能も動画&音楽機能も強化しまくった“nav-u”「NV-U75・U75V」登場!
今までのとは一味違う、カーナビ“nav-u”
「NV-U75」「NV-U75V」が登場。
・新開発の自車位置測位システムと充実した地図情報を搭載
高精度で快適なナビを実現する
“nav-u”(ナブ・ユー)『NV-U75』シリーズ発売
パーソナルナビゲーションシステム「NV-U75V」
(ワンセグチューナー搭載)
ソニースタイル販売価格:64,800円(税込)
パーソナルナビゲーションシステム「NV-U75」
ソニースタイル販売価格:54,800円(税込)
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【ナビゲーションとしての進化】
まず、純粋なナビゲーションとして
今までの“nav-u”よりも進化しているのが
車速演算技術を採用した「POSITION plus GT」。
基本GPSを受信して現在地を取得。
GPS自体の感度が向上したことで
起動から受信までの時間が早くなり、自社位置も早く検知される。
それに加えて、
上下右左の向きの変化を検出する「ジャイロセンサー」、
加速度を検出する「加速度センサー」といった情報から、
車の速度をリアルタイムに算出する事で
GPSが届かないトンネルや高架下でも自車位置を継続して
地図上に高い精度で表示しつづけられるようになった。
本体に内蔵されるメモリー容量も
従来モデルの4GBから8GBへと倍増。
全国の地図を網羅しているとはいえ、
「市街詳細地図」が心もとなかったけれど
新モデルでは従来比約10倍の全国で1,335エリアをカバー。
それ以外のエリアでも
道路幅の違い、色別を表示するようになった事で
非常に地図がわかりやすくなった。
別売のVICSビーコンも
「渋滞情報受信」や「渋滞迂回ルート探索機能」に加えて、
FM VICSに対応したモデルを追加して、
地方でも広域の渋滞情報を表示できるようにもなった。
その他にも
「最寄りの施設」を検索する機能を使って
目的地方面にあるガソリンスタンドやコンビニを見つけて
目的地に行くついでに遠回りせずに寄り道できたり、
画面を左右2画面に分割して、
広さの違う縮尺の地図を同時に表示する事ができるといった
本格的なナビとしての機能が充実。
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【使いやすさの追求】
ダッシュボードにくっつける「ピタッと吸盤」も進化。
今までよりも吸盤の円の面積を小さくした事で
ダッシュボードのうねりの影響をより受けにくくさせて
より強力な吸着力と、取り付け位置の自由度が増した。
スタンド部が折りたたみできるようにもなったので
移動する時に邪魔になりにくくもなった。
4.8V型(WQVGA)のディスプレイは、
静電容量式タッチパネルに変更。
タッチ感度も良くなる上に、視認性が上がるため
光の影響を受けやすい車内でも画面が見やすくなるというメリットがある。
それにともなってか
ディスプレイとベゼル部分には段差のない
1枚板のフラットなデザインになって
見た目にも急激におしゃれ感が増してきた。
タッチパネルは
従来同様に指で文字を描くと
機能が働く「ジェスチャーコマンド」も10種類使える。
車から“nav-u”を取り外して
そのまま外へ持ち出すと
今度は歩き用として「徒歩ナビ」に変化する。
歩き用なので
地下道や歩道橋といったルートも加味して案内してくれるし
本体に電子コンパスを内蔵しているので
きちんと自分の位置と向きを地図上で認識できるので、
車から降りてさらに歩いて目的地まで連れて行ってくれる。
内蔵バッテリーは、
3時間でフル充電、
通常モードなら約3時間、省電力モードなら5.5時間の駆動が可能。
「グルメぴあ」「ゴルフダイジェスト・オンライン」
「こどもと遊ぼう」「全国立ち寄り温泉」
といったガイドブック情報も本体の中に収録されていて、
食べたい場所やゴルフ場、温泉を、
写真付で詳しい解説を見たり、そのまま目的地として向かうこともできる。
このガイド情報というのは、
最初から入っているデータ意外にも
インターネットにある「PetaMap」からダウンロードして
自分用のガイドブックを入れる事もできる。
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【使える動画と音楽の対応拡大とBluetooth搭載】
本体の側面にはメモリースティックDuoスロットがあり、
メモリースティックDuoに入った
動画や音楽、静止画の再生が可能というのは今までと同じ。
けれど今回からは
音楽は、MP3、AACだけでなく
新たにWMA、ATRAC、HE-AAC、リニアPCMまでも再生が可能。
また、動画に関しても
MPEG-4とMPEG-4 AVC/H.264(Baseline Profile)、
WMVやSVRにも対応。
最大ビットレートは6Mbps、最大フレームレートは30fps、
最大解像度は480×272ドットとなる。
また、
新型のBlu-Rayディスクレコーダー
「BDZ-EX200」、「BDZ-RX100」、「BDZ-RX50」からであれば、
「おでかけ転送」にも対応。
自宅で録画して見切れない動画を持ち出して
そのまま車で消化できるというのは非常に効率が良い。
そして、
新たにBluetoothを搭載したので、
Bluetoothを持つ携帯電話とつないで、
本体側にあるスピーカーとマイクでハンズフリー通話が可能。
さらに、A2DPにも対応していて、
車載のカーオーディオにBluetoothが搭載されていれば、
“nav-u”の音声を車のスピーカーから鳴らす事もできる。
上位モデルの「NV-U75V」には、
ワンセグチューナーを内蔵。
ワンセグチューナーは見るだけでなく、
メモリースティックDuoへの録画にも対応。
番組量から予約録画をして、
ナビゲーション中でも録画が可能になっているので
利用頻度は以前よりも上がってくる。
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今までは、
ポータブルだから機能が限定的というあきらめ感があったけれど
今回は内蔵メモリーもようやく8GB程度に増えてきて
地図内容も充実してきたしナビゲーションとしての
本当の意味での使い勝手が上がってきたのがわかる。
もともと全国の地図データ(その他の詳細情報を含む)って、
ものすごく膨大な量があって、
例えば、HDDナビ「NV-XYZ777」用の地図ディスクにしても
8GBのDVDディスクが2枚組になっていて
合計で約16GBにもおよぶデータがあるわけで。
その大きなデータを、
以前の内蔵メモリーが2GBや4GBの中に収めるには
相当削らないといけない部分が多かったけれど
新しいモデルで8GBに増えれば
単純に詰め込めるデータ量は大幅に増えるので
それだけでも充実した地図情報になる。
(厳密には地図画像データが違うので一概に情報量とリンクはしてないけど。)
もちろん
車速センサーをつけなくても
精度の高い自車位置を保つ「POSITION plus GT」や
感度が良くて明るくなった「静電容量式タッチパネル」
といった進化も見える。
それよりもすばらしい進化点は
対応した動画や音声のフォーマットが一挙に増えたり、
まだ限定的ながらもBDレコーダーの「お出かけ転送」に対応したり
Bluetoothを搭載してカーオーディオからでも音声が出せるようになった事。
AV機能はかなり手抜きだった今までとは違って
車の中に限らず、ナビ意外の楽しみが充実している。
自分の場合でいうと
今でも、コクーンでスカパーを録画、PCから吸い出してMP4に変換して
NV-ZYX777に転送して車で見るという事をしているわけだけど、
いい加減その工程がめんどくさくなってきたのと
最近録画したデジタル放送を持ち出せない悩みがあったりする。
けれど、
新しいBDレコーダーなら、地デジやBSに加えて
スカパーHDからネットワーク経由で録画もできるし、
さらにそこから“nav-u”に「おでかけ転送」すれば、
デジタルコンテンツも車の中で見放題!
なんて事が可能になる。
まぁそんなにドッサリ買い換えられるわけもないのだけど
それでも、
“デジタル放送”になってからというもの
著作権がらみの制約がキツクて
そういった一連の流れが思うようにできなかったのに
なんだか持ち出したりが当たり前に出来るようになった事が
素直にうれしかったりした。
2件のコメント
なかなかすごい事になってきましたがビデオ再生とワンセグ視聴が走行中出来ないということがわかりました。これを切り替えスイッチなんかで切り替えられてユーザーが責任を持つようにしていただくともっとありがたいと思いました。
ただ、おでかけ転送の視聴が走行中出来ないとは書いてなかったのでもしかしたら出来るかもしれませんね。
> Jetskiさん
だいだいこういうナビというのは、走行中にできない制限みたいなのが多いですよね(汗
とは言いながらも、後部座席で見るというシチュエーションも考えられるので、なんらかの回避方法があるかもしれないので、そのあたりは触れたら調べてみますねw