SonyTabletが家にあると、ちょっとおもしろい生活がやってくるかも。
・イライラしない、心地良く気持よく動いてくれるタブレット、それがSonyTablet
の続き。
SonyTabletの、タブレットとしての基本性能とか、使いやすさとか、
こうしたハードウェアよりな創りはしっかりしてる事はわかったけれど
一番のキモは、SonyTabletで一体何ができるのか?というか、
これを使ってやりたい事があるか?ということ。
iPadもiPad2も使ってるし、
Androidタブレットも、その前身のGalaxy Tabも使った事があるし
現行のICONIA Tab A500も今持ってるけど
このタブレットというモノでやりたい事が明確化しないと
かなりの確率で置き物状態になる可能性が高い。
でも、使い勝手を見出すと、なにしろPCよりも扱いが楽だし
ずっと普段の生活に馴染んじゃったりするし、これほどのおもしろグッズはない。
ということで、SonyTabletで出来る事を見てみよう。
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<webと仲良し>
●ブラウザー
ものすごくあたり前だけどインターネットが楽しめる。
普通にPCで見ていたwebサイトがそのまんま見れる。
基本、左上にある「Google」をタップしてテキスト入力して検索もいいし、
その隣にあるマイクのアイコンをタップして
そのまんま言葉でしゃべっても検索できる。
”クイックビュー”ブラウザのおかげで、検索結果が表示されるまででも
イラっとしないうちに、ポンポン表示されてサクサク閲覧できるし、
一つの画面のままでたくさんのwebページをいろいろ調べたい時も
タブ表示で複数にわたって見られるので、これだけでも普通に快適。
AndroidTabletは、普通にFlashにも対応してる動画も再生できるから、
えーなんでコレ見れないのか?みたいな事もない。
ちなみに自分の場合、
お気に入りの「バンダイチャンネル(月額1,000円見放題!)」なんかに加入してると、
手元でいつでも動画が観たい放題で
これがまたスーマートフォントサイズだと物足りなかったりするけれど、
SonyTabletくらいのサイズだとなかなか見ごたえもあってかなり楽しい。
●YouTube
もちろんYouTubeも当たり前のように見られる。
Tabletの画面の広さを活かして
サムネイル動画から探したり、動画を見ながらコメントチェックがしやすくて
検索に音声検索が使えるのもまた楽だったりする。
●Ustream
ちなみに、
動画の生配信サービス「Ustream」を見る側だけじゃなくて、
SonyTabletの内蔵カメラをつかって、自分から配信をする事もできる。
●TwitterやFacebookをチェック
「ソーシャルフィードリーダー」というアプリを使うと、
TwitterとFacebookの両方のタイムラインをひとつの画面にまとめて表示できる。
さらにそのタイムラインには、
投稿する時に添付された画像やリンクがコメントの横にサムネイルで表示されるので
パッと見た一覧がかなり見やすい。
できれば、アップデートでGoogle+もついでに加えてくれると
うれしいような気もするけど。
●メール
Eメールの作成、送受信ができるメールアプリはオリジナル。
複数のメールアカウントが登録できて、マルチアカウントで使うことができるし、
受信メールの検索や並び替えもできて、
さらに表示する時は、左右2ペインに分かれて、
例えば受信メールの一覧をみつつ、その中のメールをチェックできたりと
タブレットでもPCに近い感覚で使える。
●Blogを書こう
SonyTabletにはカメラが付いてるので、
その場で撮影してその写真をアップロードしたり
BLOGに書きこむという一連の動作が出来てしまう。
スマートフォンだと写真を撮るのは楽だけどテキスト入力がめんどくさい
という場合でもタブレットのサイズがあると
キーボードを表示して両手でPCみたいに入力できるし
かといってPCほどかさばらないので気軽に投稿できる。
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<遊ぶ楽しむ>
●Video Unlimited(ビデオアンリミテッド)
ソニーのビデオ配信サービス「Video Unlimited(ビデオアンリミテッド)」を利用すると
ハリウッド映画から邦画、アニメ、テレビ番組といったいろいろなジャンルの作品を
Sony Tabletに直接ダウンロードして楽しめる。
好みで「レンタル」と「購入」を選べて、
「レンタル」ならその期間中に何度でも見られるし、
PCにムーブして楽しむ事もできる。
返却しなきゃと考えなくていいのと、
ダウンロードしながらでも見たりもできる。
「購入」すれば、SonyTabletでも、それをPCにコピーすることもできる。
●プレステのゲームで遊ぶ(PlayStation Certified)
さすがソニーのタブレットと言うべき、
初代PlayStationのゲームを「PlayStation Store」からダウンロードして
本格的なゲームから簡単なゲームまでを選んで遊べる。
プレステ独自のボタンも、画面の中に表示されて
タップしてコントロールできるほか、
手のサイズにあわせてボタンの位置やサイズも変えられるので
大人でもコドモでも楽しめる。
ちなみに、最初から「みんなのGOLF 2」と「Pinball Heroes」は
プリインストールされててすぐに遊べる。
もちろんAndroidマーケットにあるゲームもダウンロードできるので
無料ゲームを散々楽しむ事もできる。
●本、コミック、雑誌を読む(Reader)
ぶっちゃけ、本を読むにも快適。
今までは電子書籍専用機の「Reader」でしか見られなかった本が、
SonyTabletでも見られるようになって
小説でもコミックでも、雑誌でも好きな本をダウンロードして読める。
PCを使わなくても直接SonyTabletに入れられるので
めんどくさくないし、出先でもすぐに読めるし、
文字の大きさも変えられて、途中でやめたかったらしおりも付けれたりと
本気で本として使える。
まさに雑誌を折り返したようなデザインで
タテに持てばまさにそんな感覚になれる。
●ものすごく気の利いたフォトフレーム
「Select App」からダウンロードすると使えるようになる「ネットフォトフレーム by Life-X」。
SonyTabletの中に保存した写真に限らず
「Life-X」にアップロードした写真も
紐付けしたPicasa、miixi、Flicr、フォト蔵の写真も
ぜーんぶSony Tabletで自動再生して見る事ができる。
特にクレードルにSonyTabletを載せてしまえば、
ただ充電するだけじゃなくて、
1枚の写真を表示したり、時計と一緒に表示したり、
たくさんの写真を同時に表示したりと
なかなかに本格的なフォトフレームとして使える。
それとおもしろいのが、
ソニーのデジタル一眼カメラαユーザー専用の「α cafe」にある写真も
フォトフレームとして表示できること。
「α cafe」にある写真というのは、
デジタル一眼カメラ“α”シリーズを使って撮影した写真のみを掲載していて
その一つ一つの写真のクオリティが非常に高くて
まるでプロが撮影したかのような素敵な写真をフォトフレームで表示してくれるので
見ていてアキないし、突如として高尚なデジタルフォトフレームになる。
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<つながる楽しさ>
●SonyTabletで家中の動画・写真・音楽を楽しむ
もう当たり前だけれど、
SonyTabletで、音楽や動画、静止画を再生する事はできる。
音楽を再生する「ミュージックプレーヤー」は
全ての音楽、アルバム、アーティスト、ジャンル、発売年、フォルダといった一覧で表示したり
Sony独自の「12音解析」で気分や雰囲気に合わせて音楽を楽しめるし、
動画や静止画も「ビデオプレーヤー」から再生したり
「ギャラリー」から閲覧して再生、スライドショーといった
スマートフォンで出来る事はだいたい何でもできる。
で、キモはSonyTabletの中だけで楽しめるだけじゃなくて、
自宅のネットワークにつながっていれば、
例えば見ている動画を「Throw(送信)」すると
リビングにある(DLNAに対応した)BRAVIAの大画面で続きを見たり、
音楽を「Throw(送信)」すれば、
(DLNAに対応した)スピーカーシステムから再生したりといった使い方もできる。
というか、そもそも動画とか音楽とか静止画はPCの中にどっさり保存していて
むしろそっちのほうが見られるほうが便利なわけで、
実は、そのPCの中に入ってるコンテンツをSonyTabletで見たり、
そのまま(DLNAに対応した)BRAVIAやスピーカーシステムに「Throw(送信)」して
見たり聴いたりする事もできる。
要するに、SonyTabletが家中のハブになる。
●SonyTabletで家中の動画・写真・音楽を楽しむ
SonyTablet Sシリーズには赤外線リモコンが付いていて
そのまま、テレビやレコーダーといった機器を操作したり、
学習リモコン機能を使って、それこそエアコンや部屋の照明までを
コレ1台でコントロールする事も出来てしまう。
だいたい主要メーカーのAV機器のリモコンコードがあらかじめ入ってるので
すぐに使えるようになっているし、
もしも、その中になかったとしても登録して使える学習リモコンの機能もあるので
家中のありとあらゆる赤外線リモコンを総まとめにする事ができて
これは実はかなり便利。
それに、手の動きだけで操作ができるジェスチャーモードにもできて
電源ON/OFFやチャンネル切替、音量調節くらいなら手元を見ずに操作できるので
テレビに集中していたい時にも有効的。
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<まだまだたくさんある使いたいアプリ>
他にもいろいろてんこ盛りで、
「Chan-Toru」を使えば、外出先からでも自宅にあるBDレコーダーの
予約録画したり、録画した番組の整理をしたりが出来たり、
「Skype」を使って離れた家族や友人とテレビ電話をしたり、
「カレンダー」で、Googleカレンダーと同期してスケジュールを管理したり、
「Evernote」でふとした記録を保存したものをチェックしたりと
出来る事は様々。
もちろんAndroidタブレットだから、これから先に新しいアプリがあれば
それをダウンロードすれば、また新しい使い方が見つかるかもしれない。
何を探していいかわらかないよという場合でも
「Select App」というのが用意してあって、
ここにはたくさんあるアプリの中からSonyTabletにピッタリな
便利アプリなどを紹介してくれてるので参考にもできる。
何かをやってみようという時でも、
例えば使うためのアプリを起動してという手順じゃなくても、
「Favorites」というアイコンを押せば、
こんな事してみたいなと思った事から始められる。
この、あくまでも使う人の直感的な感覚で使えるというのが
このSonyTabletのちょっとおもしろいところかもしれない。
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<これからSonyTabletとつきあってみよう>
もちろん100%満足のいくものなのか?
というとそうでもなくて、
DLNAを使えるのであれば、BDレコーダーの中に録画されてる番組を
ネットワーク経由でSonyTabletで再生したりすればいいのに、
SonyTabletが「DTCP-IP」に今のところ対応してなくてそれは叶わなかったり、
せっかくSonyのBDレコーダーには「おでかけ転送」という
録画した番組を外へ持ち出せる機能がついているのに
これまたSonyTablet(というよりXperiaを含めたスマートフォン全体)は、未対応だったりと
これこそやってくれたら、ソニーの機器との連動がもっと楽しくなるのに!
というところが抜けていたりする。
でも、こういった部分もさすがにAndroidタブレットならではの良さというか
ファームの進化や新しいアプリの導入という形で対応されていく可能性はあるので
このあたりは少し待ってみたいところでもある。
と、それを差し引いても
このSonyTabletがあることで家の中で出来る事はかなり多くあるし、
もちろんその全てを使いこなさなきゃいけないワケでもない。
家族の中で、お父さんはバリバリDLNAを使いこなしつつも
お母さんはインターネットで調べ物だけをするとか
コドモはプレステのゲームに興味があってやってみようとか
おじいちゃんは、ぶっちゃけリモコンとしてだけ使ってもらおうとか
誰も使ってない時はフォトフレームにしておこうとか、
その人その人それぞれの使い方があるだろうし全てにおいて自由。
たったイッコだけの機能のためだけに使うのだってそれはアリだと思うし
SonyTabletという手軽な器で、自分のしたい事がかなえばそれだけでもおもしろい。
というか、だからこそ面白い。
あんまりAndroidタブレットの定義がどうのこうのとかも構えて考える事もなくて
使いたい事に使えればイイ。
本当に、今までにないジャンルとして、
それこそ数年前に家にパソコンがやってきた感覚と同じで
このSonyTabletを一つ迎いいれてあげると、
ちょっと今までとは違った楽しさが生活の中に加わるんじゃないかなと
そんな気がする。
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