いつでもどこからでも音楽を聴けるという楽しさを味わえる 「Music Unlimited 」
ソニーは、海外で先行してサービス開始していた
定額制音楽配信サービス 「Music Unlimited 」を、国内でも2012年7月3日からスタート。
かなり便利なのは、一つのSEN(Sony Entertainment Network)アカウントで
対応している機器どれでも使える事。
例えば、Xperia、Sony Tablet、ウォークマン Zシリーズ、
PlayStation 3、PlayStation Vita、VAIO、BRAVIA
といったソニー製品で「Music Unlimited」を利用できるのだけど、
自分の手持ちのSEN IDでログインすれば
どの機器でも利用可能だし、お気に入りだとかプレイリストだといったものを
全て共通して享受できるというのは非常に使いやすい。
一応、
PlayStation Vitaには、それ専用のアプリをPlayStation Storeからダウンロード、
XperiaやSony Tabletには、PLAYストアからAndroid専用アプリ(モバイル用とタブレット用)を
ダウンロードして使う。
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●Music Unlimitedを使ってみる。
「Music Unlimited」は、それぞれのデバイスによって多少の違いはあるものの
ほぼ使い方は一貫していて、ここでは、Xperia(ウォークマン Zシリーズ)用となる
スマートフォンアプリ「Music Unlimited Mobile App」を試してみる。
ダウンロードとインストールが終わってアプリを立ち上げると、
まず最初に、SEN(Sony Entertainment Network)アカウントでのログインを求められる。
日頃、PlayStationを利用していれば、そのIDとパスワードを入れるだけでOK。
なんだけれど、あくまでも「Music Unlimited」は
30日間1,480円(税込)の定額制のサービスになるので、
そのサービスプランに加入する必要がある。
サービスプランに加入するには、このアプリではムリなので、
ブラウザから入り直して、加入する必要がある。
ここでは一旦、PCからwebブラウザを開いて
「Music Unlimited ( http://munlimited.com/go )」にアクセスして、同じSEN IDでログインする。
すると、「Music Unlimited 定額制(30日間プラン ¥1,480)」に加入して
クレジットカード情報入力をすれば手続き完了。
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ちょうど【30日間無料体験】も行なっているので
いきなり使うかどうかもわからないよ?という場合でも
ひとまずは無料でお試し期間、使いたい放題を味わう事ができる。
無料体験でも必ずクレジットカード入力は求められるし
自動チャージになっているので、自動更新の停止をするのを忘れずに。
これで改めて
Xperiaからアプリを立ちあげてログインすると
そのまま「Music Unlimited Mobile App」のトップ画面に入れる。
トップページは2ページにわたる構成になっていて
主要ページは、チャンネルと新着を、
右のサブページにマイライブラリーがある。
現時点で用意されているのは洋楽をメインとした1000万曲。
もちろん目的のアーティストや楽曲を検索して聴くことも出来るけれど
主な使い方としては、
用意されてる「チャンネル」から聴くのがひとつのスタイル。
そのチャンネルとして、
最新ヒットチャートなどが聴ける「プレミアム」、
「ジャンル」、「年代」といった分け方から、
ウォークマンで既にお馴染みとなっている、ソニー独自の12音解析技術を利用して
“リラックス”、“朝のおすすめ”といったシチュエーションから選べる「SensMe」
の4つのカテゴリーから選べる。
チャンネルを選んだ場合の(ここでは【ポップTop100】)再生画面。
比較的シンプルな画面で、
画面をタッチすると、1曲リピート、アルバムシャッフルや
楽曲の再生位置調整画面というものも出てくる。
それから、ここでよく使うようになるのがしたに並ぶアイコン。
その楽曲を気に入れば『好き♡』、気に入らなければ『嫌い』を選んでいく事で
嗜好を学習してくれて、より自分の好みの曲を再生してくれるようになる。
もしくはお気に入りなら、+アイコンで登録して
「マイライブラリー」や「プレイリスト」を作って、
後から自分用の「マイチャンネル」を作る事ができる。
Xアイコン「関連情報」をタップすれば、
そのアーティストのディスコグラフィーや関連したアルバムが探せて
さらに自分の好みの対象を広げていく事ができる。
それから、Wi-Fiでも3Gを利用してストリーミングで聴くだけではなくて、
Xperia、ウォークマン Zシリーズ、PlayStation Vitaであれば、
オフラインミュージックにも対応している。
というのも、ネット経由で繋がって聴いている際に、
「プレイリスト」や「チャンネル」を機器側にキャッシュする事ができて、
そのまま外に持ち出して、それこそ電波の入らない環境(地下鉄や飛行機)でも
回線接続を気にせずに楽曲が楽しめる。
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ちなみに、Sony Tabletには、
同じAndroid OSでも、より画面の広いタブレット用として
「Music Unlimited Tablet App」が用意されている。
Sony Tablet Pシリーズでは、うまい具合に上下画面の2ペインになっていて、
「チャンネル」の中で流れる前後の楽曲を下画面で把握しながら
上画面で今流れてる楽曲をチェックしたり。
「マイライブラリー」からは、
下画面には、楽曲名やアーティスト名を表示していて、
またそこから再生画面(アルバム情報)やディスコグラフィーに飛べるとか
かなり使い勝手は良い感じ。
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●Music Unlimitedを素で堪能する。
なんとなく思い出したのが、
まだ自分がサラリーマンをしていた頃に、会社帰りに
ストレス解消と称して洋楽のCDをジャケ買いしまくってた頃があって、
お気に入りを集めて、当時だから車のCDチェンジャーに入れてヘビーローテーションしたり
MDにダビングしてた感覚。
なんかそれにちょっぴり近いものを感じて、
「Music Unlimited」だと、例えば「チャンネル」をチョイスして
何かしながらBGMにしてダダ流しにしときながら、
気に入った曲とか見つかったらお気に入りにポンポン入れていけば良くて、
そうすると、自然発生的に、自分用「プレイリスト」とか「マイライブラリー」が出来て行く。
気分によって「プレミアム」とか「SensMe」を受動的に流れてくる曲を聴くのもいいし、
お気に入りの楽曲は、Xperiaとかウォークマン Zシリーズ、PlayStation Vitaなら
端末側に曲データを保存するオフラインモードを使って
普通に場所をきにせずに聴くことだって出来る。
このループにハマると、かなり楽しくなる。
それに、せっかくの音楽なんだから、少しでも良い音で聴きたい。
と、思ったら結構“ウォークマン”ドックコンポ「CMT-V70B」とか、
“ウォークマン”ドックスピーカーRDP-NWX500Bあたりが超便利。
ウォークマン Zシリーズならそのままドックコンポに
ズボっと差してという定番の使い方もあるだろうし、
Bluetoothを使って、Xperiaとか、Sony Tabletから再生した音楽を
ワイヤレスで再生させるなんて事もできる。
Bluetoothだったら、端末は手元に置いといて、
部屋にあるいつものスピーカーの場所から音楽を聴けるし、
メンテナンス(好き、嫌いとかお気に入り)も手元で出来てなかなか快適。
もちろん毎日かじりついてるVAIOだって、
ブラウザから「Music Unlimited」を使えてしまうわけで
だったら、そのVAIOに「HT-FS30」とかOlasonicのスピーカーがあるだけで、
圧倒的にリッチな音で聴いたほうが数百倍楽しい。
まぁ、30日間1,480円(税込)の定額サービスだし、
いまある洋楽中心の楽曲だけで納得できるかどうかというと
それはそれで人を選んでしまうところもあるだろうけど、
自分に置き換えると、あのひと月にCDを山盛り買っていた費用とか、
買ったけど気に入らなくて聴いてなかったというロスとか、
物理的にえっらい事になってた事を思い返すと、
このサービスはこのサービスでかなりアリじゃないかと思っている。
今後の展開として、邦楽さえも聴けるようになったら
本当に手放せないサービスに化けそうだけど。
ひとまず、一個のアカウントで、手持ちの機器どれでも聴けるし
動画配信みたいに、がっつり時間を食いつぶさなきゃいけない事もなくて
BGMとして絶えず新しい楽曲が降り注いでくるのは素で楽しいと感じてるので
しばらく使ってみよう。
・いつもの音がいつもと違う感動に変わるホームシアターシステム「HT-FS30」
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku
1件のコメント
毎週楽しみにしてユーストリームを視聴しております。
ツイッターをしていないので、こちらにて。
2013/1/29付で高音質モードに対応したようです。
http://jp.support.sonyentertainmentnetwork.com/app/answers/detail/a_id/2729/kw/%E9%AB%98%E9%9F%B3%E8%B3%AA
「高音質モード」をONにすることで、ストリーミング再生を320kbps AACフォーマットにて再生することができます。
さてさて、気づきますかね…