黒いVAIOはこれが初めてだった。
VAIOノートのソニースタイルの完全な専用モデルとして初めて発売されたのが
この黒いVAIOこと「PCG-SR9C/BK」。
通常SRはホワイト基調だったのに対して、
数量限定で2000年12月に発売された。
本体表面に「アクアポリッシュハイグロスブラック」という処理を施して、
光沢のある黒いVAIOを作り出した。
その工程もまさに職人芸のようで、
普通の当時のSRの製造工程は、
「マグネシウム合金鋳造」 →「バリ処理」→「防錆処理」→「プライマー」→「上塗り」
という工程なのに対して、
「PCG-SR9C/BK」の場合は、
「マグネシウム合金鋳造」 →「バリ処理」→「防錆処理」→「プライマー」→「水研ぎ」→「上塗り」→「水研ぎ」→「オーバーコート(透明コーティング)」→「バフ研磨」
という本体表面だけに恐ろしく手間をかけたシロモノだった。
この当時はソニースタイルもそこまでたくさん受注が入ると思ってなかったみたいだったんだけど、
いざフタを開けてみると、処理工程が予想以上に大変だった事に加えて
さらに予想以上のオーダーが来てしまったみたいで、相当入手が困難な状況だったみたい。
<スペック>
OS:Windows 2000
CPU:Pentium III 700MHz
液晶:10.4インチXGA
HDD:20GB
今でも現役で、メモリは最大の256MBにしてる。
去年の年末に「VAIO type 505 EXTREME」が登場してそっちをメインマシンに使ってるので、
コレは今サブノート。
黒いノート2兄弟で使ってる。
ちなみに、結構(というかかなり)ハードに使ってたせいか、
マザーが1回、HDDが2回、イってしまった。
けど、ソニスタの【3年間保証】
で救われた。
やっぱりPC関係は1回修理するととんでもない修理代がかかるので、
ソニスタの3年間修理保証はスッゴクありがたい。
今は3年保証も過ぎたので
そろそろHDDを高速回転のヤツにして、OSをXPに変えてやろうかな?
とか思いつつサイフがカラカラなので我慢中・・・。