スゴ録から持ち出しだ動画を「おでかけビューア」で見よう。
ソフトウェア体験inソニースタイルという企画の中に
「おでかけビューア」というソフトウェアが
無料でダウンロードできるってので早速やってみた。
「おでかけビューア」ってのは、
お出かけ転送機能がついてる
スゴ録やブルーレイディスクレコーダーで
録画した番組を
PSPのメモリースティックDuoに転送して見る事が出来てたものを
PC上でも見れるようにしてしまうソフトウェア。
あくまでもお出かけ機能のあるレコーダーがあればの話だけど、
PSP以外にPCでも使えるようになるのは便利。
特に、アナログ放送であれば、
今まででもPCでQuickTimeとかで再生できてたんだけど、
著作権ガチガチのBSデジタル放送や地上デジタル放送は、
PSP内のメモステDuoに転送しても
PCでは再生できなかった。
それが再生できるのが、今回の「おでかけビューア」の
最大のメリット。
------------------
<おでかけ転送でメモステDuoに吸出し>
まずは転送。
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-V9」の
HDD内に録画してたBSデジタル放送の番組を、
USBケーブルで接続して
PSP(内のメモステDuo)に転送。
<おでかけ転送の注意点>
「BDZ-V9」と「RDZ-D900A」は、著作権に保護された番組を
「おでかけ転送」でPSPに出した後から
HDDにもどす事で、元通り再生できるようになる
「おかえり転送」機能があるので元データを失わない。
RDZ-D97AとRDZ-D77Aは、
「おかえり転送」機能を持ってないので、
いったん著作権に保護された番組を
「おでかけ転送」でPSPに出すと、
ムーブという扱いになって2度とその番組を
HDDで再生する事ができなくなるので注意が必要。
RDR-AX75は、そもそもアナログ放送だけなので特に制約はなし。
------------------
<メモステDuoに入れた番組をPCで見る>
PSPからメモステDuoを抜いて、
VAIOに差して再生してみる。
と、その前に
使用するPCに、デジタル放送の再生に必要な
著作権保護技術に対応してる必要がある。
例えば、
著作権保護技術(COPP)に対応した
グラフィックおよびグラフィックドライバとか、
デジタル放送再生の場合には
メモステPRO著作権保護機能(マジックゲート)に
対応したスロットが必要だとか。。
それを調べるには
ソフトウェア「おでかけビューアチェッカー」
がダウンロードできるのでコレでチェックしてみる事もできる。
ロコツに失敗したのは、VAIO typeRmaster。
条件は余裕で満たしてるだろうと思って再生したら
思いっきりエラー・・・。
エラー番号から調べてみたら、
どうやらこのソフトウェアは、
HDMI端子、DVI端子、コンポジットビデオ出力、S映像出力、D端子
から外部モニターに出力している場合は
デジタル放送は再生できない・・・
アナログRGB端子だったらOKらしい。
なんだそりゃ。。
あいかわらず制約が多くてウザい。
まぁ、そもそも「おでかけビューア」っていうくらいだから
普通はノートPCで使うのが前提だろうけど。
Windows XPモデルのVAIO typeU VGN-UX90S<ゼロスピンドル>と、
Windows VistaモデルのVAIO typeT「VGN-TX93S」で再生してみたら
何の問題もなく再生。
画面構成は、
そのまんまスゴ録やPSPのようなクロスメディアバーで
直感的に使いやすい。
解像度は、320x240、
ファイル形式はAVC。
小さいながらもかなり綺麗に見える。
画面右下をドラッグ&ドロップすれば
再生画面を大きくする事もできるけど、
あまり拡大しすぎると、さすがに粗が出てくる・・・
それと、VAIO typeUとかだと、
画面いっぱいにして見たいなと思うんだけど
何故か?最大化がないので、
いちいち自力をひっぱらないといけないのがメンドクサイ。
それと、
著作権で保護されたAVCを再生するのに、CPUパワー使いまくり。
再生してる間は、CPUの使用率は
90%から100%のあたりを行ったり来たり。
早送りやら、画面の大きさを変更を頻繁にすると
音声に対して映像が遅れてしまったりするので
かなりの負荷がPCにかかってるのがよくわかる。。
このソフトを動作させるのに
要求スペックが高いのはこういうワケか・・・
うーん、
モバイルPCだからこそ
このソフトを使う価値があると思うんだけどね。。
まぁ、「おでかけ転送」の使い道が増えたという事で
ヨシとしよう。。