ソニーが基本的に好き!

24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」とPS3を接続。(BD&DVD再生編)


24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」のファーストインプレ。
24型液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」とPS3を接続。(PS3ゲーム編)
「VGP-D24WD1」とPS3をHDMIで接続した時の白浮きを修正。
の続き。

24型ワイド液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」と、
PS3をつないでみて
今度は、BDやDVDを再生してみた。


<HDCPの話>
ブルーレイディスクのようなハイビジョンコンテンツを
再生転送する場合には、
送信側にも受信側にも著作権保護機能に守られた
HDCPという規格に対応している必要性がある。

そのため
PC用のディスプレイにあるDVI-D端子が
HDCPに対応していないと
ブルーレイディスクなどを再生しても画面に表示されない。

24型ワイド液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」の
DVI-D端子はHDCPに対応してるので再生は可能。

---------------------


007 カジノ・ロワイヤル (Blu-ray Disc)

ブルーレイディスクのこのタイトルを
PS3のディスクスロットに挿入。

メニュー画面にBD-ROMのアイコンが現れて
そのまま再生。

ディスクローディングで若干待つと
再生が始まる。

1920x1080pで再生。

映画本編の内容は、
HDワイドスクリーン(2.40:1)となるいわゆるシネスコサイズになるので、
さらに上下に黒い帯が現れる。

ズーム設定のリアルモードで
いわゆるドットバイドットで正常に再生されていて
自分の目で見る限りでは
緻密で
色も階調も問題なく再現されてるように見える。

残像感が特に気になる事もなくて
近い距離から
高画質を堪能しつつ楽しめる。

映画用のブルーレイディスク
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray Disc)
を再生してみても同様。

---------------------


MIKA NAKASHIMA LET’S MUSIC TOUR 2005

このコンサートツアーのディスクは、
1980x1080iで出来てて
前モデルの「SDM-P246W」は、
1080iに未対応だったために
ハイビジョンクオリティで再生する事ができなかった。

SDM-P246WとPS3で、一筋縄に行かないブルーレイディスク再生。

今回の「VGP-D24WD1」では
どうなんだろう?
というのがかなり気になって。

早速ディスクを入れて
再生すると・・・


ズーム設定の「リアル」で再生すると
「SDM-P246W」のように「OUT OF RANGE」と表記されて
画面が真っ暗で
まったく画面が表示されないという事はなかったものの
中央に画面が間延びしたような状態で出てきてしまった。


ズームをノーマルモードにすると
ある程度まともな比率で表示。

でも、よく見てみると
アスペクト比が若干狂っていて
タテに少し延びた状態で表示されてしまってる。

どうやら16:9ではないみたいだ。。

ハイビジョン番組を録画した
1080iで出来たブルーレイディスクを
再生しても同じ結果だった。

これは非常に残念。
ディスプレイ側の問題としては、
ノーマルのタテヨコの比率が守られてない事。


おそらく、
PS3が今後のアップデートか何かで
1080iを1080pにアップコンバートしてくれる機能が
実装されれば、解決すると思っていいんだろうか?

---------------------

DVDの場合はどうなるかをテスト。

FILM LOTUS V SOUTHERN COMFORT 2006

いわゆる一般のDVD。
解像度で言うと640×480iとなるので
パネルからすれば相当小さい解像度となる。

PS3は、バージョン1.8で
DVDのアップコンバート出力ができるようになったので
それもあわせていろいろ設定を変えてみる。


PS3のXMB操作で、[設定メニュー]から
「BD/DVD設定」の「DVDアップコンバート」で選択可能。

「切」、「2倍」、「ノーマル」、「フル」の
4つから選ぶ。


PS3側の設定を「DVDアップコンバート」を「切」の状態で
「VGP-D24WD1」のズーム設定を「リアル」にすると
当然ながら、
元ソースの640×480iが画面の中央に
そのままのドットで表示される。

だけどこんな小さな画像で見るわけないので
ズーム設定をノーマルにしてやると
画面に引き伸ばした状態で表示される。

ディスプレイ側で単純にひきのばしてるだけなので
元画像よりは
どうしても画質が落ちるというかのっぺりとした感じになる。


PS3側の設定を「DVDアップコンバート」を「2倍」にしてみる。
これは、
アスペクト比は変更せずに解像度を2倍にアップコンバートするというもの。

するとどうなるかというと、
元ソースの640×480iを2倍した1280X960ドットで表示する。

「VGP-D24WD1」の画面は当然1920x1200なので
ズーム設定を「リアル」にしていると
中央に表示されて
そのまわりは黒く表示されてしまった。

「VGP-D24WD1」のズーム設定を「ノーマル」にしても「ズーム」にしても
若干画像を拡大する程度で、
上下左右の黒帯が消えてなくなる事はなかった。

ただ、
PS3のDVDアップスケールは
かなり評価が高いだけあって
輪郭のクッキリ感が増していて
DVD画質のクオリティは良くなってるように感じられる。

注)
今回撮影した上記の画像は、
元DVDの中に上下に黒帯が入ってるものなので
ワイドに小さく見えてるだけで、
実際に4:3のDVDであれば
画面はもう少し大きく見えると思われる。

---------------------

というか、いろいろ調べてみると
フルHDのPC用ディスプレイって
どれも以前からいろんな問題をかかえて一長一短。

「VGP-D24WD1」もやっぱり万能ではないみたい。

個人的に一番残念だなと思ったのは、
1080iが入力された時にまともな表示ができない事と
ズーム設定の「ノーマル」が
アスペクト比が固定されたなかった事。。

PS3との組み合わせとしては惜しい。

自分の知識の範囲で書いてるだけあって
もしかすると違ってる場合があれば
お知らせいただければ修正しますー
と若干弱気気味。

時間があれば、
ブルーレイレコーダー「RDZ-V9」ともつないで見る予定。
というか、早くVAIOとつなぎたい。

【TOPページへ】

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)