サイバーショット「DSC-H3」を持ち歩いて使ってみた雑感。
例えばこう、どこかに出かけようと思うと
できるだけ荷物は小さいほうがよくて
デジカメを持っていくとしても
TシリーズとかWシリーズのほうが楽。
だけど、
今回は高倍率ズームなのにコンパクトなDSC-H3が妙に気に入ってしまって
実際に使ってみたらどんなもんだろ?
と思って、借りて出張に持って行ってみた。
まるまる2日ほど出かけるから
バッテリーは2個、で充電器も一緒に。
もうかなり素人くさい主観で
使ってみた素直な感想とダメ出しを雑感レベルで。
--------------
仕事が終わって
友達と桜木町で待ち合わせ。
ひとまず
ホテルに荷物を置いて、
DSC-H3を手に持って夕食を食べに出た。
出かける時はなるべく荷物は持ちたくない派な自分としては
本当はサイフとケータイくらいしか持ちたくない。
DSC-H3はいくら小さいとはいえ
Tシリーズみたいに
スーツの内ポケットとかに入れられないから
ずーっと手持ち。
普段持ち歩くんだったらやっぱり薄型のほうが楽だなと
すでに早い段階で萎え気味。
それと、
何気に写真を撮ろうと思った時、
Tシリーズはカバーを開くと電源が起動するし、
Wシリーズも電源入れるとレンズカバーが開いて
いとも簡単に撮影できるから何にも気にしてなかったけど、
DSC-H3の場合、
レンズキャップを「手」でパコっと取り外して
撮り終わったら付け直すというアクションが必要になる。
いつものコンパクトデジカメだと思って
レンズキャップをしたまま電源を入れると
「レンズキャップをはずして再度電源を入れ直してください。」
とカメラに怒られる。
小さくなったからといって
今までと全く同じ手軽さとはいかない。
今回の写真以外にも
いろいろ撮影しまくったけど
他のカメラを使った時よりもバッテリーの減りが思った以上に早くて、
バッテリーの1個はいつも充電しながら
もう1個のバッテリーで撮影を繰り返してた。
おそらく
ズームを多用したり
フラッシュを使う事が多くなって
撮り方が変わったせいだと思うけど。
こんな時はやっぱり
バッテリー残量は、
ケータイみたいな大雑把じゃなくて
電池残量が分刻みでわかるインフォリチウムにしてくれれば
よかったのにと思ったり。
逆に使いやすかったのがモードダイヤル。
撮影するシチュエーションにあわせて
変更できるモードダイヤルの位置がちょうどよくて
撮影途中でも親指で軽く回して変更できる。
この時も夜だった事もあって
「高感度」、「夜景&人物」、「夜景」といったモードに
切り替えて使ってたけど
このカメラは、
自分から積極的に変えてどんどん撮りたくなる。
夜の撮影でフラッシュを使わずに
そのまんまの雰囲気を出して撮ろうと思ったら
高感度モードに頼るしかない。
ISO3200になるとノイズはどうしても出てくるけど
ノイズ以前にブレて全く使い物にならなかった事を考えたら
多少のノイズがのっかっても
こっちのほうが見れる写真が撮れる。
お約束の夜景は「夜景モード」で撮影。
結構まともに撮れた写真。
といっても本当は
失敗写真も山盛り。
原因は、きっちりと静止して撮影してない事と
撮影が終わりきるまでジッとしてなかった事。
夜間撮影は、我慢が大事みたい。。
それと
液晶画面で撮影した画像を確認した時は
ブレてないように見えてたけど
帰ってPCで見てみたらブレてるってのも多かった。
1枚1枚、拡大してチェックしろって事か・・・
フラッシュを使って
友達を撮影した画像はどれも綺麗に撮れてたけど、
夜景をイージーに撮ろうとすると難しい。
-------------------
次の日。
夜間撮影に比べると日中のほうが断然撮りやすい。
けど、今度はまぶしすぎ。
ものすごく日差しが強くて
液晶画面がどうしても見えづらい。
こんな時は、
ビューファインダーが欲しくなる。
DSC-H3は、カメラの形状からしても
ビューファインダーが付いててもいいのに。
それと、大きい風景を収めようと思うと
どうしても広角側がもっと欲しい。
広角レンズを持って行けと言われればそれまでだけど、
持ち運びに荷物が少しでも少ないに越したことはないから
本体だけでもっと広角側が撮れてくれるとうれしい。
横浜ランドマークタワーの展望フロア・スカイガーデンに上がって
そこから撮影。
一番引いた上体から望遠までだとここまで(380mm相当)近づける。
この威力は凄い。
普通のコンパクトデジカメではありえないズーム倍率。
それと高倍率した時でも「手ブレ補正」の効果がよく効いていて
ブレてしまった失敗写真は皆無。
ただ、
ズームが電動なので
すぐに望遠にしたいと思ってもタイムラグがある。
たぶん光学3倍ズーム程度であれば、
幅が少ないから気にならない程度かもしれないけど
10倍ズームだと
すぐに撮りたい時に、すぐに追いついてくれなくて
ちょっとイライラしてしまった。
-------------------
なんだか全然ほめてない。
おそらく
このDSC-H3のデザインがα似だというのが災いして
ついついそれと同じ高性能を
期待してしまうせいもあるからだろうね。
でも
高倍率の10倍ズームってのは
薄型デジカメにはない性能だし
カメラの操作感覚は、
タッチパネルよりこっちのほうが好みだし
またどっかに出かける時は
このカメラを持って行きたいと思えるかな。
・ズームが気持ちいいコンパクトな「DSC-H3」ファーストインプレ。
7件のコメント
今の10倍ズームコンパクトデジは進化してますね~ ^^;
やはり本体液晶では、ブレてるかどうかのその場の確認は難しいっす^^;
僕も初代キスデジを使う前は、
コニカミノルタのDIMAGE Z1とかZ2とか使ってましたw
(焦点距離は38mmから380mmでした)
Z3からCCDシフト方式が入ったんですけど
ボディデザインが急激に変わったので
食指が動かなかったという・・・(笑)
Z5にいたっては、ISO感度が最高320ってヲイ…(泣)
手軽に高倍率ズーム撮影をしたいのなら、
こういう機種を選ぶのもアリだと思いますね
(なにより(デジタル一眼より)荷物にならないのが最大の特徴だし♪)
ちなみに ディマージュZ2は今でも大事にとってありますww
ごくたまにコイツでも撮影してます
キャノンの色合いとコニミノ系の色合いは、やはり違いましたしね
(花とか撮影するときに特にソレを感じました)
お久しぶりです。。
いつもブログは拝見していたんですが…
いろいろと(仕事・出産・育児・趣味の内職等)ありまして、コメントできずにいました。すいません!?
実は………
恥ずかしながら、第三子生まれました~!!
これを機に、デジカメの買い替えを検討しておりまして…
H3が候補に挙がってます。
先日、息子の小学生初の運動会へと、使い勝手の良いTシリーズとHC3を持って行ってきましたが、400mトラックを完全に侮ってました。。
テレコン装着のHC3は何とか撮れてましたが…Tシリーズはものの見事に惨敗でした。。そこでH3という訳なんですが…
くんこくさん、連射でのAFやアドバンストスポーツ撮影(動きのある)はどうなんでしょうか?
長文失礼しました。。またよろしくお願いします。
>けいじゅさん
そうなんですよね。
この機種の唯一の難点は、液晶画面で撮影したものが正確に確認できない事なんです。
この画面だけ見て、よしOK!と思ってパソコンでよーく見てみたらブレてるのを発見してしまったり(^^ゞ
さすがにそんな細かいことまでを求めるのは、ちょっと厳しいかなとは思いますが
このコンパクトさと高倍率の光学ズームの両立は魅力的ですよねw
>みちのくパンダ さん
おひさしぶりですw
お子さんご誕生おめでとうございます!!
ハイビジョンカメラはめちゃめちゃ活躍してらっしゃいますねーw
って、そうなんですよね。
幼稚園や保育園だと運動場が狭いので何とかなるんですけど
小学校規模の運動場はかなりシャレになりませんよね。。
光学3倍なんて、自分の子供の顔の判別すら怪しいですから(^^ゞ
こんな時こそ一眼レフ!なんですけど
そんな巨大なものを持っていくのも大変ですものねー。
つづく
とするとこのH3は小さいし、高倍率だし。
ちなみに、アドバンストスポーツ撮影試してみましたw
が、たぶん少しは恩恵はあると思うんですが
それ以上にコドモが高速で動くので、
カメラにというよりコドモに切れそうになりました・・・
連射性能は、普通のサイバーショット並みなので
パチパチとは撮れませんー。
ついついαに似てるせいで
ものすっごい性能を期待しちゃうんですが
中身はサイバーショットです(^^ゞ
そうですか~αに似てるんで、ものすっごく性能を期待してたんですが…
サイバーショットですもんね…やっぱり、一眼(α)ですかね。。
どうしても、ビデオカメラから入っていったもので、自分が撮りたいものへのこだわりが強すぎて…どこへ行っても、一眼を勧められます。。
>みちのくパンダさん
そうですねー。
速い被写体を撮影とか、望遠を生かすとか
連射したいとかだと、さすがに一眼レフじゃないと無理ぽいですからね(笑)
コンパクトさをとるか、性能をとるか
ですねー(^^ゞ