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過酷なビジネスシーンにも耐えられる「VAIO typeG」


ビジネス系のモバイルVAIOノート
VAIO typeGがモデルチェンジ。

VAIO typeGは、堅牢性がウリのひとつになっていて、
今までもたくさんの品質試験を行ってきた。

・ディスプレイ開閉試験
・非動作時落下試験
・動作時落下試験
・1点加圧試験
・本体ひねり試験
・平面加圧試験
・衝撃試験

そして今回の新VAIO typeGでは、
さらにビジネスの過酷な状況に対応するために
3点が強化された。

【防滴機構】

防滴機構が施されてる部分は、キーボードまわりで、
誤って水をこぼしてしまった場合に、
電源がショートして落ちてしまわないようにというもの。

キーボードの下側の部分に
水濡れ防止シート貼り付け、吸水クッションの配置や、
ラバーやシートカバーを敷いて水から保護、
入ってきた水は、
パームレストの間にある排水用のミゾを通って、
本体下の水抜き口から流れ出る仕組みを持たせてる。


試験では、
キーボードに水を200CCをドボドボっとかけて
キーボードに貯まった水が下に排水されるのが見られる。

一応、
あくまでもソニー内の品質試験レベルのものなので
データを保証するものではないので注意。

それと、本当にやってしまった場合は
水を出して乾燥させた後は、
きちんと修理に出してくださいって事らしい。

【ハードコーティング液晶】

PCの画面で説明をしてる時に
鉛筆とかで画面をひっかいてしまって
傷をつけてしまう可能性がある場合などには、
液晶画面にハードコーティング処理を施した液晶を選べる。

それもどの程度の傷に耐えられるかというのは、
「鉛筆ひっかき試験」という
JIS規格に基づいた試験が世の中にあるらしくて
この試験を行ったらしい。


液晶に鉛筆を45度の角度で500gの加重をかけて擦って
傷が付くかつかないかという試験。

で、結果として
VAIO typeGの「ハードコーティング処理液晶」は5H!
5Hの鉛筆のひっかきに耐えられる。

5Hだからって何がどうなんだ?と突っ込みたくなるけど、
コレはそのまんま鉛筆の(硬さ)濃さをあらわすなじみのある値で
Bが柔らかくて、Hが硬くて、
もちろんHの数値が大きくなるにつれて硬くなる。

参考までに
「クリアブラック」や「タッチパッド」といった液晶が3H、
通常の「ノーマルビュー」が2H、
となるそうだ・・・

お約束で品質試験なので、保証するものではない。

【平面加圧振動試験】

満員電車の中とかで
圧力がかかって振動がかかっても大丈夫か
という試験では、
以前のモデルでは120kgfだったものから
150kgfまでの試験をクリア。

長野のVAIOを作ってる工場で
実際にこの実験を見たけど
某メーカーのノートPCは100kgfで耐え切れなくて
つぶれてたので
VAIO typeGがいかに堅牢ボディかという事が実感できた。
(実験では200kgfまでテストしてたけど。)

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VAIO typeGの基本コンセプトはそのままに、
堅牢性が強化されたのが大きな進化ポイントで、
さらにそれに加えて
パフォーマンスが向上して
ビジネスマシンとしての選択の幅も広がった。


まずは、CPU。
CPUが、
高い処理性能と省電力性を両立した低電圧版のCore 2 Duoになった。
2つの独立したコアを持っているので、
複数の作業でも快適に動作できる。

通常、
Core SoloからCore 2 Duoになると
処理速度の向上にともなって
どうしても発熱量が大きくなってしまって
バッテリーのスタミナ性能が落ちてしまう事が多いけど
VAIO typeGはファンコントロールや熱処理を改良して省電力化が進んだ事で
全モデルと同じスタミナをそのままキープ。

最長で、
軽量バッテリーでさえ約6時間、
標準バッテリーなら約12.5時間の
ロングスタミナになる。


ストレージには、
フラッシュメモリーを搭載できて
レスポンスが高速化するのはもちろん
省電力化にも貢献して
軽量バッテリーとの組み合わせなら最軽量で約868gまで軽くなる。

もちろん
回転物がないから衝撃にも強くなるし
フラッシュメモリーの容量が少ないと言われてたものの
32GB、48GB、64GBまでが選べるようになって
死角はない。


それと、
前モデルでのネックは、
Windows Vistaしかなかった事だけど、
今回からは、
ビジネスユーザーのために
Windows XP Professionalも選択できるようになった。

加えて
VAIOオーナーメードのカスタマイズで
Windows XP Professionalを選択すると、
メモリーも最低限の512MBを選ぶ事もできる。

無線LANには、
802.11nの選択肢も増えて、
カラバリも、
プレミアムブラウン、シルバー、ブラックの3色から選択できる。

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一見、地味ーに見えるVAIO typeGも
VAIO typeT並みのスペックになって動きも速くなるし
何よりも頑丈なボディは、
超過酷な使い方のできるモバイルPCというのは
もうコレしかない。

それに、
わざわざWindows Vistaを買って
ダウングレードしなくても
正規にWindows XP Professionalを搭載できるメリットは
相当大きい気がする。。

って、
Windows XP Professionalベースで、
Core 2 Duo U7600 (1.20 GHz) とメモリー2GBと
フラッシュメモリーにしたら
どんだけサクサク動くのか
ものすごく気になる。

・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その1)
・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その2)
・軽いのに強いマルチカーボン構造の「VAIO typeG」(その3)
・VAIO typeGの「光学ドライブなしモデル」ってリカバリはどうすんだ?
・VAIO typeGの本体を分解してみた。(完全保証対象外)

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