ソニーが基本的に好き!

最高のCPU T9500を搭載した「VGN-SZ95US」の“エレガントフラワー”


sonystyleから一時的に貸し出された
VAIO typeSプレミアムバージョン2008年春モデル。

いい加減、
VAIO typeSを6代にわたってずーっと見てきてるし
たいして感動もないだろうと思いつつ、
いつもと同じパッケージを開けてみたら、
プレミアムデザインの“エレガントフラワー”の天板が目に飛び込んできて
不覚にも、今までにない新鮮味を感じてしまった。
(好みかどうかはおいといて。)

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SPECはこんな感じ。

VGN-SZ95US
OS:Windows Vista Ultimate
カラー:エレガントフラワー
CPU:インテル Core 2 Duo T9500 (2.60GHz)
メモリー:2GB(2GBx1)
HDD:ハイブリッドHDD 約160GB
ワイヤレスLAN:IEEE 802.11 a/b/g/n
ワイヤレスWAN:搭載
FeliCaポート:搭載
指紋センサー&セキュリティチップ:搭載
Bluetooth ヘッドセット:なし
webカメラ《MOTION EYE》:搭載
キーボード:日本語配列(ブラック)
バッテリー:標準バッテリー(VGP-BPS9A/B)
ACアダプタ:スティックACアダプター
ワープロ表計算ソフト:なし
インターネットセキュリティソフトウエア:
 Norton Internet Security 2008(90日間体験版)
静止画編集ソフト:なし
PDFファイル作成ソフト:なし
日本語入力システムソフトウェア:ATOK 2007 for Windows
3年間保障サービス:ベーシック
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ソニースタイル価格:289,800 円(税込)

【CPU】
初の45nmプロセスを採用した新世代CPUの
最上位「インテル Core 2 Duo T9500 (2.60GHz)」。


コードネームは、「Wolfdale」
新CPU「Penryn」の中の、デュアルコアCPU名。

同じ「Penryn」でもデスクトップ用クアッドコアに
「Yorkfield」というのがある。
T7000シリーズは、「Merom」というコードネームだった。

製造プロセスは、45nm

電圧は、アイドリング時で約0.925v
T7700を確認した時は、電圧は1.250だった事からも
その省電力化の恩恵がここで少し見てとれる。

新しくSSE4命令が追加。
ビデオのエンコードといったアプリケーションには
特に大きいパフォーマンスを示してくれるらしい。

2次キャシュは、6MB(6144KBytes)
T7000シリーズと比べると1.5倍で
内部的な作業効率がさらによくなるはず。

・新世代Core 2 Duoプロセッサーの底力

【メモリー】

VAIOオーナーメードのカスタマイズ上で、
2GBを選択すると、
「2GBx1枚」という状態になってるので
Single(シングルチャンネル)

後から増設する時には、
対応した2GBを買って、サクっとハメればいいので経済的。

物理的に最大4GBと出来るものの
32bitOSのリミットがかかるので
OS内で確認すると3GBになる。

・VAIO typeS[SZシリーズ]のメモリーを4GBにするとオイシイのか?

【パフォーマンスの評価】
Windows Vistaを快適に動作できるかどうかの
目安となる「パフォーマンスの評価」


☆SPEEDモード[NVIDIA GeForce 8400M GS GPU]で計測。

プロセッサ:5.5
メモリ:4.9
グラフィックス:3.5
ゲーム用グラフィックス:4.6
プライマリハードディスク:4.8

VGN-SZ94USでの数値はコレ

プロセッサ評価は、
Core 2 Duo T9500 (2.60GHz)で5.5
Core 2 Duo T7700 (2.40GHz)で5.3だったので
0.2の差。

なぜか、以前
デュアルチャンネルのメモリ2GB(1GBx2)の評価は4.8だったのに、
今回、シングルチャンネルのメモリ2GB(2GBx1)の評価が4.9ってのは
一体どういう事なんだ?
とか思ったけど
よくよく考えたらメモリを増設して4GB(2GBx2)にしても
評価は、4.8のまんまだったりで
あいかわらずこの評価では、
そのあたりの細かいところまでは数値に反映されてなさそうっぽいから
別のベンチマークソフトで
細かくテストしてみる予定。

【ワイヤレスWAN】
 
このモデルは、ワイヤレスWAN搭載機。

日本中のどこでもインターネットができる
NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」を利用できるモジュールを
本体に内蔵。

外観上、
インジケーターに「WWAN」が追加される。

そして、本体の右側面のヒンジ部分にアンテナが装備。
アンテナは、柔らかいゴムのような素材で出来てるので
不意に当たっても簡単に破損してしまうような事はない。

VAIO typeT(TXシリーズ)の時のワンセグ用アンテナとまるで同じ。

これはおそらく
VAIO typeT(TZシリーズ)のように
設計段階から、アンテナを内蔵するように作られてないため
外側にアンテナを配置するしかなかったからだと推測。


VAIOのバッテリーを取り外した背面に
小さなスロットがあって、
そこにFOMAカードを挿せば使える。

一般的に、
通信カードを挿すと、当然スロットを消費するし
PCの横からドーンと出っ張りができてしまうけど、
ワイヤレスWANを搭載してれば、
見た目スッキリ、抜き差しの手間もなくなる。

・ワイヤレスWANでインターネットライフ、どう変わる!?

・VAIOにワイヤレスWANを内蔵してどこでもインターネット(その1)
・VAIOにワイヤレスWANを内蔵してどこでもインターネット(その2)
・VAIOにワイヤレスWANを内蔵してどこでもインターネット(その3)
・ドコモ「FOMA HIGH-SPEED」は、“MobileFree”で自由な閲覧が可能になる!
・外出先から、ドコモとauの定額通信でロケーションフリーTVにつないでみる。

【Premium Designs(プレミアムデザイン)】

VAIOの液晶天板に、デザインを施すという
プレミアムデザイン5種類のうちのひとつ
“Elegant Flower(エレガントフラワー)”

実物を間近に見てわかった事は、
基本的に、ブラックカーボンがベースになっていて
そこに直接インクが照射されてるという事。


1200dpi(1ドット=φ0.021mm)と細かいプリントが出来るという事なので
この曲がりくねった模様の曲線に粗さもなくて非常に美しい。

そして、
指で触るとわかるけど
プリントされた絵(テクスチャ)の部分が、
ほんの少しだけ厚みを持っていて
目をつむって触ってもその段差を感じとれる。

5種類のバリエーションのうち、
クロスオーバーデザイングループ(コミュニケーションデザインチーム)の
金井愛子氏がデザインしたものが
“Elegant Flower(エレガントフラワー)”。

自分を基準にすると“毒”しか出てこないので
その感情は置いといて、
客観視すると、
VAIO typeSに、このデザインが入る事で
少し、モバイルPCというちょっとした抵抗感が減るというか
女性にも受け入れやすいモデルとして成立する。

こういったデザインは、
「やりすぎない」くらいがちょうどいい。

・BEYOND your PREMIUM
・DESIGNER’S VIEW

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食わず嫌いだったプレミアムデザインは、
ちょっと見直した。

と、
それ以上にCPUのパフォーマンスが期待できそうだったり
ハイスペックモバイルVAIOで、
ワイヤレスWAN利用って、相当快適そうで、
これからいろいろと触り甲斐はありそうだ。

【Search file on typeS】
【type S徹底比較】

【VAIO typeS特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】

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2件のコメント

  1. duke より:

    くんこくさん
    次期Tの話は全然出てないのでしょうか。
    一刻も早く、持ち運びに不便なSZ90を投げ捨て、
    Tに乗り換えたいのです。
    965待ちなのですが、他社たちはこの手のサイズでも
    バッテリ駆動時間削って乗せてますが、vaioはどうなんでしょうか。
    SonystyleのTの値下げの仕方が、
    次モデルに変化がある時の感じなので、
    ハァハァ言いながら、待っているのですが…。

  2. kunkoku より:

    >dukeさん
    たぶんですねー、
    この春はマイチェンだと思います(^^ゞ
    というのも、
    普通新モデルがあれば、アメリカのCESで姿を現してるはずなのに
    それがなかったって事は
    単純に新CPUが加わるのと、カラバリ追加程度かと・・・
    自分の勝手な予想では
    夏あたりのような気もするんですけど
    VAIO系の情報は全く漏れてこなくて
    いつ何があるかわかんないですよねー。。