受信最大7.2Mbpsになった「FOMA HIGH-SPEED」を使ってみる(その1)
去年にauの「WINシングル定額」を使ってみたものの
理論値とはかけ離れたISDN並みの激遅スピードで、
いくら月々の定額料金が安いとはいえ
この遅さは使い物になるレベルじゃなかった・・・
そんな中、
NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」が、
4月1日から受信最大7.2Mbpsになるわ
月々の料金も安くなるわで
実用を考えたら断然こっちのほうが使い物になるので
「FOMA HIGH-SPEED」を使う事にした。
・auの「WINシングル定額」で快適なモバイル環境!?(その1)
・auの「WINシングル定額」で快適なモバイル環境!?(その2)
・NTTドコモ「FOMA HIGH-SPEED」が、4月1日から受信最大7.2Mbps!
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<A2502のセットアップ>
auの「W05K」は、CFカード型だったので
使える機種が限られてしまってるけど
今回選んだ「FOMA A2502」だと、
ひとまずUSB接続なので、どんなPCにでも使えるのがメリット。
逆に、モバイルPCって
それでなくてもUSBの数が少ないのに
そこを一つ消費してしまうとも考えられるけど。
「FOMA A2502」の横にあるカバーを開けて
そこにFOMAカードをカチっと音がするまで挿入する。
取り出したい時は、
もう一回奥に押せば、ちょっと飛び出すので
そこを持って引き抜ける。
FOMAカードになってくれてると、
もしも将来新しい通信カードとか、
ワイヤレスWAN内蔵のVAIOとか買った場合でも
カードだけを挿し換えして使えるのでこのほうが便利。
付属のCD-ROMからドライバーを入れる。
というかここで思わぬ失敗をしそうになったけれど、
この付属CD-ROMに入ってるのは、
・通信設定ファイル(ドライバ)
・コネクションマネージャー設定
・FOMA PC設定
・FOMAバイトカウンタ
というものだけで
これって通常の通信用のものしかない。
[定額データプラン接続ソフト]というのが確かあるはずだけど
何故かこのCD-ROMには収録されてなくて
インターネットかダウンロードした。
そりゃネットからダウンロードしたほうが
最新のものが手に入るからいいけど。。
[定額データプラン接続ソフト]の
初期設定をする。
ウィザードのとおり進めればいいだけで、
契約状態(定額プラン)を確認して
端末の自動設定を済ませて完了。
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<A2502の取り付けスタイル>
A2502をダイレクトに装着。
VAIO typeTのボディが小さいために
ものすごい異物が付いてしまってるようにも見える。
けど、
使ってみて思ったのは、
利用したい時にUSBにブスっと挿せばいいだけなので
そのアクションがとってもイージーで、
この異物感が、
逆に持ち運びの時にカードタイプのように
付けっぱなしにして抜き忘れて破損させる事もない。
A2502自体もアンテナやUSB端子を折りたたんでしまえば
PCカードなんかよりもよっぽど場所を取らない。
また、
付属のUSB延長ケーブルと、アタッチメントを使って
PC本体からA2502を離す事もできる。
実は、A2502をダイレクトに
VAIO typeTやVAIO typeSのUSB端子に付けると、
その隣にあるUSB端子を隠してしまう。
2個USBを使いたい場合に困るので、
こういったUSBで延長するとそれを回避できる。
それと、
本体から離す事で電波干渉を少しでも避けて
受信感度が増すというメリットもある。
もしくは、アタッチメントにはクリップにもなっていて
液晶モニターの上部にも固定できる。
だけど、
アタッチメントのクリップが深すぎて
液晶画面の一部を隠してしまったり
そもそもこんなものが目の前にあるとかなり目障りなので
この使い方はたぶんしない。
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今度は、
VAIO typeS<XPモデル>にA2502を装着。
VAIO typeS<XPモデル>には、
VAIO typeS<Vistaモデル>のように
ワイヤレスWANが内蔵できないので
もうこれが標準スタイル。
同様に、ただドライバーとアプリケーションを入れて
USB端子にA2502を挿すだけで使えるようになる。
このくらいのPC本体の大きさだと、
そんなに違和感もなくて、
USBの位置が右の奥側にあるから邪魔にもならない。
A2502は、USB接続という汎用性からして
VAIO typeTとVAIO typeSといった具合に
モバイルVAIOを2台持ってる場合でも
使いたい方に装着すればそのPCがワイヤレスWANで使えてしまうので
自分としては便利。
次は、
実際の通信スピードとか
使い勝手をテスト。
続く。。
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【VAIO typeT特集ページ】