ソニーが基本的に好き!

音付きでスライドショーを楽しめるデジタルフォトフレーム「CP1」


VAIOブランドとしての
デジタルフォトフレーム Canvas Online「VGF-CP1」

SONYブランドでもデジタルフォトフレームがあるにもかかわらず
これが出てきたという事は、
その存在の意義があるという事で。

まずは、
そのフォトフレームっぷりを見てみる。

・たくさんの思い出と出会えるフォトフレーム「DPF-V900」

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デジタルフォトフレーム Canvas Online「VGF-CP1」
ソニースタイル販売価格:29,800円(税込)

箱は、エクステンションライン共通の
ホワイトパッケージにブルーの文字。

フタを開けると
2つのブロックに分かれていて、
上側が、取り扱い説明書とCP1本体、
下側に、電源コードやリモコン、スタンドが収められている。


本体やアクセサリーの入る場所に
それぞれイラストが描かれていて、
元の箱に戻す時の指標になる。

これは、いったん使えるように準備をした後に
贈り物として綺麗に元通りにできるようにした配慮。

とはいっても
付属品自体がものすごく少ないので
迷うことはないけど。


ちなみに、
「DPF-V900」
パッケージと本体の比較。

箱の大きさも、イメージも随分と違う。
「DPF-V900」は、画面のフチが大きくて
しっかりとしたフォトフレームの印象があって
重みがあるというか大げさ。

「VGF-CP1」は、どちらかというと
ものすごくシンプルな四角いブロック形状で
ちょっとあれ?
みたいな寂しい感覚がないでもない。


スタンド背面の上側に
電源ボタン、HOME、OPTION、BACK、ENTERボタン。
背面からそのまま奥に押し込むタイプのボタンなので
若干使いづらい。

スタンドは、固定式で
そのスタイルからも縦置きは考えられてないようで。
(縦置きモードもない。)

背面ユニットの下側に、
SD・SDHC、メモステ メモステDuo、コンパクトフラッシュ
という3つのスロット、
デジカメやUSBメモリーを装着する用のUSB端子が1系統。

CP1だけに備わっているのが、
両サイドにあるスピーカーと、
ワイヤレスLANのON/OFFスイッチ。

当然、
ACアダプターをつながないと使えない。


画面サイズは、7型(800×480)で、
横幅177mmx高さ131mmとベゼルは細く、
場所をとらない大きさ。

画面のフレームの下側は、
向こう側が透けて見える透明なブロックになっていて
電源を入れたり、新着情報を受けると青く光るギミックがある。

全体的にアクリル素材で出来てるせいか、
透明感のあるボディで
触りまくると指紋が付いてしまうのはお約束。

基本操作は、
付属の平べったいリモコンを使う事になるけれど、
ペコペコタイプのボタン形状で、
簡単な操作の時は良いとして、
テキストを入力するときのすばやい動作にはちょっと不向き。
もうちょっと使いやすいリモコンにして欲しかった気が・・・

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使い勝手。
電源を入れると、
「SONYロゴ」→「VAIOロゴ」→起動
と、まるでVAIOちっく。


中央のメイン画面は、
自分が登録した『フレーム一覧』が並ぶようになる。
(後で説明。)

サイドに、『フォト』『ミュージック』『インフォメーション』『設定』
の4項目が並んでいて、
写真を開きたい場合は、
『フォト』のアイコンを開く。


すると、
本体内の「内蔵メモリー」
メモステを挿していると「メモリースティック」
のアイコンが表示される。

ちなみに、内蔵メモリは、約512MBあるとされているけど、
実質ユーザーが使える領域はたったの100MBしかない。

さらに、写真の入れられる領域が約85MB、
音楽が入れられる領域が約15MB
となっていて
お互いにそれ以上を超えて記録する事もできない。

内蔵メモリーをメインの置き所と考えると
かなり厳しいので、
「DPF-V900」と同様の使い方は向いてない。

というか、
そもそもの使い方の概念が違う。


例えば、
「メモリースティック」を選ぶと
それから下の階層は、PCで見ているものと同じになる。

また、フォルダアイコンの中にも
代表の画像が見えたり、
一覧表示ではサムネイル画像が現れる。

というと聞こえはいいけど、
このサムネイル画像が出てくるのにタイムラグがあるので
それを待ってるよりも選択したほうが手っ取り早い。


一覧から画像を選択すると、画像が現れる。
このアプローチの仕方はかなりPC的。
「DPF-V900」は、どっちかというとサイバーショット的。)

画像を呼び出してから
「くっきり補正」のような加工する機能はないし、
縦置きにしても
それにならって縦表示してくれるというものも備えていない。

そういった面だけをピックアップすれば、
「DPF-V900」のほうが使い勝手は良い。


CP1の特徴的ともいえるのが、『フレーム』作成。

大きく分けて
フォトインフォ、フォト、シェア、思い出という4つのフレームがあって
まず、
扱いたい画像のフォルダを指定して
それにいろんな加工を加える事で
ちょっと凝ったスライドショーが作れるようになっている。

例えば、
写真に、内蔵メモリーにあるMP3の音楽をBGMに指定すると、
音付きでのスライドショーの『フレーム』が作られる。

そうやって
いろんなパターンの『フレーム』を作る事で
最初のメイン画面に『フレーム一覧』が出来上がるので
気分次第で好みの『フレーム』を選んで
再生という使い方が出来るようになる。


やっぱり、音付きでスライドショーが流れるのが最高!
CP1の魅力の一つはこのスピーカーが付いて音楽が鳴らせること。
音が出るのと出ないのとでは感動がまるで違う。

この音も、
外部メモリーからMP3を持ってきて、
内蔵メモリーに登録してしまえば、
自分の好きな楽曲をBGMにもできる。

これだけでもフォトフレームとして
そこそこ評価できるレベルではあるけど
もちろんデジタルフォトフレーム Canvas Online「VGF-CP1」の本領はネットワークにつないでこそ。

次は、
ネットワークに接続してみる。

続く。

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