新グラボ「GeForce GTX280」が載せられないVAIO typeR masterの憂鬱。
自作向けのグラフィックボードに、
GeForceから最新のコアを搭載したGTX200シリーズが発表!
ハイエンドモデルのフルモデルチェンジとも言うべき代物で、
4月に発表されたGeForce 9800GTXと比べても
大幅に性能が向上したらしい。
・新設計コアを採用するNVIDIAの新ハイエンド「GeForce GTX 280」
:PC Watch
・「新世代GPU」の実力はあるのか?GeForce GTX 280ベンチマークレビュー
:IT Media
こんなグラフフィックボードを
VAIO typeR master搭載できたらとも考えてみたけど、
9800GTX同様にGTX280を載せるのは無理みたいだ。
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理由は前回とほぼ同様で、
GTX280には補助電源として
8ピンと6ピンの電源を2つ確保しないといけないにもかかわらず
VAIO typeR masterの電源ユニットから伸びてる配線には、
PCI-Express 6ピンの電源が1個しかない事。
変換コネクタを駆使すれば解消できるっぽいけど
GTX280だけで最大236Wという異常な消費電力で
そもそも本体が安定して動くかどうかさえ怪しい。
さらに
物理的な問題もつきまとう。
GTX280のボードの長さは約267mmもあって、
さらにボード2段分も占有する。
仮にボードを取り付けた場合を想定すると、
VAIO typeRmasterの本体内の長さは確保できても、
ちょうどその下にあるCPU取り付けネジ部分が干渉してしまうために
きちんと取り付ける事ができない可能性が高い。
それに
8ピンと6ピンの電源をボードの側面に差し込むようになるので
この方向に電源コードをつなぐと
VAIO typeRmasterのケースの中に入りきらない。
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もう発表されて出てきた瞬間からアウト。
まぁ言い訳にはなるけど、
GTX280の値段は8万~10万円くらいするから
FPSとかで真剣にゲームでもしなけれりゃ
こんなに高性能はグラフィックボードは必要ないんだと思いたい。
もっと電力を食わなくてスッキリしたボードの
NVIDIA GeForce 8800GTクラスあたりがモデルチェンジしてくれたら、
値段的にも物理的にもVAIO typeR masterに装着できそうな気もするので、今は我慢。。
というか、
VAIO typeR masterだと
最近のハイエンドのグラフィックボードが、のきなみ取り付け不可なので、
グラフィックのレイアウトとか、電源とか冷却とか含めて
もっと許容量の高いモデルが
VAIOのフラッグシップとして1機種くらいあって欲しい気もする。
・VAIO typeR masterのグラフィックボードを変えてみる(交換作業編)
・VAIO typeR masterのグラフィックボードを変えてみる(ベンチマークテスト編)
・VAIO typeR masterに9600GTのグラボを載せてみる。