ソニーが基本的に好き!

Blu-Rayディスクの技術で高音質化する音楽CD「Blu-spec CD」


何だかまた音楽向けCDに新しい規格が登場。
発表の主はやっぱりSONY。

Blu-ray Disc の素材と製造技術を応用した「Blu-spec CD」を開発
世界初の「Blu-spec CD」:SonyMusic

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「Blu-spec CD」ってのは、
「Blu-ray Disc」の製造技術と素材を利用して作った音楽用CDの事で、
プレーヤーは、今までのCDプレーヤーで再生可能。


Blue Laser Diode(ブルー レーザー ダイオード)カッティングといって
最適化された光ファイバを採用してビーム品質を向上、
より短波長のブルーレーザーを用いて極微細加工を実現。

半導体レーザーを採用して、
カッティングマシンの冷却効率を向上させた事で、
ファンなどの振動を排除して、正確なカッティングが可能になる。


それに、ディスク自体に、
高分子ポリカーボネートを採用した事で、
金型原盤に刻まれたピットをポリカーボネートに
きちんと正確に転写するので、ジッタノイズを排除できて、
マスターテープのクオリティを保てるCDが作れる。

この
「Blu-spec CD」は、全60タイトルほどを12月24日に発売。

定価も、一番高いもので4200円(税込)というものもあるけど
ほとんどが2500円(税込)くらいで、
高音質だから値段が高いという事もない。

他のメーカーも別規格を考えてたりしてるから、
いきなりたくさん「Blu-spec CD」が発売されるという事は考えにくいけど
それでも、既存CDプレーヤーで再生できる事が前提になってるので
ソニーミュージック系のアーティストの音楽レーベルなら
これから発売される新譜が「Blu-spec CD」で出てくる可能性は十分にありうる。

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ディスク自体を再生する映像コンテンツの場合だと、
DVDで買ったタイトルでも、
高画質のために「Blu-Ray Disk」で買いなおそうと思うかもしれないけど、
買ってもHDDとかメモリーの音楽プレーヤーに収めてたり
それこそCDの音質よりも低いフォーマットをダウンロードしたり
というのが主体になってしまった音楽コンテンツの場合って、
既に持ってる楽曲の場合だと、改めて買い直しは期待薄。

だからこそ
「Blu-spec CD」として初めて出てくるタイトルが、
ディスクメディアを再生してより高音質を楽しむという
文化が成立してるクラッシックやジャズが多いのもうなずけるけど。

個人的には
お気に入りのアーティストの新譜が「Blu-spec CD」で出てきたら
それは素直にうれしいし、
旧譜が出てきたら思わず買いなおしてしまうかもしれない。

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2件のコメント

  1. けいじゅ より:

    CDの時代でも、好きな曲、好きなクラシック演奏家のものなら
    以前持ってる音源でも「新しいCD」を買ったりしてましたw
    でもそれって(聴くほうが)思ったより音質改善してないじゃん
    とか思う場合が多かったり・・・・
    クラシックだけじゃなく、ジャパニーズロックのTMとかB’zとかの過去の音源が最近出るときも、実は音質改善されてるらしいですよ
    TMの三枚組CD「Welcome to the FANKS!」を聴いた時はさすがにすぐ音質が良くなった!ってわかりましたし

  2. kunkoku より:

    >けいじゅさん
    再生機側は買い換えなくてよくて、
    シンプルにCDの音質が上がってくれるのは、うれしいですね。
    値段も高くないようですし、これから出てくる新譜はこっちで出してほしいなとか思っちゃいますねw