ウォークマン“Xシリーズ”を異常に気に入ったので主観たっぷりでもう一回記事化。
昨日突如として発表された
ウォークマンのフラッグシップモデル“Xシリーズ”は、
自分だけが勝手に盛り上がってるんだと思ったら、
予想以上の反響があったようで。
決して安くはない価格設定だけど、
おそらく、自分を含めて
納得できるクオリティを持っていれば手に入れたい
と思う気持ちは同じなんだなと。
そこで、
前回書き足りなかった部分を含め、
自分の主観たっぷりで、もう一度“Xシリーズ”について書いてみる。
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【3.0 型ワイド有機ELディスプレイ】
有機ELディスプレイは、一度でも見たらわかるけど、
恐ろしいまでにコントラストが高くて、
色の再現力というかリアル感が液晶のそれとはまるで違う。
本物が目の前にあるリアルさというのは、
てっきり解像度が全てだと思っていたけど、
有機ELの画面を見ると、そうではないと思い知らされる。
そんな有機ELが搭載されている“Xシリーズ”は、
たとえ小さな動画ファイルでも
携帯プレーヤーの中では一番美しく見えるだろうと。
今貯めこんでるMP4や、
BDレコーダーから転送したMPEG-4 AVC/H.264を
気持ち良く見られると思うと有機ELが搭載されているだけでも価値がある。
【メモリー容量:32GB】
2007年11月に「NW-A910シリーズ」で16GBになって、
ようやく今回32GBにステップアップ。
ipodは早々に32GBになっていたから
まだかまだかという思いだっただけに、32GBが搭載された事は素直にうれしい。
動画ファイルを突っ込む事と、
リニアPCMで音楽ファイルを入れると思えば
たぶんそれでもあっという間になくなってしまいそうだけど。
【ドラッグ&ドロップ転送】
今までのウォークマンは、
音楽ファイルを転送するのに、必ずSonicStageが必要だったけれど、
ついにドラッグ&ドロップ(以下D&D)でも転送出来るようになった。
D&Dで取り込んだ音楽ファイルは、
SonicStage経由でPCへもどす事はできない制約はあるものの
ウォークマン側では、
漢字の曲名もアーティスト名もジャケ写も対応してくれるし
使い勝手で特別不便になる事もないし、
転送が手軽になるのはとても楽。
前々からSonicStageを使ってる自分のような人間はいいとしても、
Macユーザーや、もしくは
Windows機でも余計なアプリを入れたくない人だったいるわけだし、
それが解禁されたという事は、
ウォークマンを扱うハードルが下がったという意味では貢献度は大きい。
【ハイブリッドオペレーション】
このウォークマンを操作する1つとしてあるのが、
iPhoneのようなタッチパネルで、
見たままを直感的に操作できるのはもちろん、
指でなぞったら、その勢いでアルバムのジャケットが
するするーっと流れるアナログ的な自然な挙動は
何とも言えない心地良い感覚を味わえる。
これは、オペレーションの進化のトレンドとも言えるし
一度使うとかなりやみつきになる。
そして、
これだけに終わらないのがこのウォークマンで、
従来備えていたハードウェアのボタンもしっかりと残してある。
これが何故必要かというと、
タッチパネルは、あくまでも画面を見ての操作が前提、
時にはバッグに入ったままのウォークマンを触って操作したい場合にも
ハードウェアのボタンなら、
本体を取り出さなくても、手探りでもボタンさえ押せば、
再生も早送りも音量調節もできる。
地味だけどすごく重要。
さらに複合的な使い方も出来て
例えば、
写真をディスプレイに映し出して、
指でなぞりながら閲覧しつつも、
音楽は、ハードウェアボタンで操作できる。
これは、両方備わっているから出来る業で
自分でイメージしたとおりに
反射的にサクっと動かせることが快適さになる。
【S-Master】
S-Masterというのは、ソニー独自のデジタルアンプテクノロジーの事。
(詳しいうんちくは以下URL)
・デジタルアンプテクノロジー「S-Master」:SONY Drive
これは、
ソニーのAVアンプのハイエンドモデルに搭載されるもので、
これが入っているのと入っていないのではまるで別物。
聴いてみると、
明らかに耳に届く音の質が違うのがわかるほどで
今までのウォークマンや他の音楽プレーヤーと
完全に一線を画すものになる。
S-Masterがあるからこそ、
ウォークマンを持っていても
“Xシリーズ”へと買い換えたい理由になる。
【デジタルノイズキャンセリング】
デジタル化されたノイズキャンセリング機能は、
ANAの国際線ファーストクラスの一部に採用されている
デジタルノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC500D」と
同等の能力を備えていて、
騒音を約98.0%も低減できるスグレモノ。
と言いながらも、
付属ヘッドホンを使わないといけないという条件があって、
別のヘッドホンを使う時には、
このノイズキャンセルの効力は発揮されない。
音を純粋に楽しみたい場合は、手持ちのヘッドホン、
外界と切り離した自分の世界にドップリ浸かりたい時には、
付属ヘッドホンでノイズキャンセリング、
という使い分けするのがいいのかもしれない。
それとひとつ、
ものすごく実用的だなと思ったのが「サイレントモード」で
この機能は、音楽を聴かなくても
ただノイズキャンセリング機能を働かせて
周囲の音を消しこんでしまうというもの。
仕事に集中したい時、
周りの雑音がうるさくて集中できない!と
日々キレそうになってる自分には
無音状態をいつでも作り出せるこの機能は非常にありがたい。
【ワイヤレスLAN】
ぶっちゃけ、室内に限定されてしまうワイヤレスLANだと、
目の前にPCがある環境が多くて、使うシーンがあるのだろうか?
と思ったりもしたけど、
シンプルに音楽を聴きながら、
ふと気になるなと思った時に、
Microsoft Live Searchからさくっと情報をひっぱれるのはおもしろい。
YouTube対応は、、
真剣にこれで動画を探して見るというよりは、
ウォークマンに入れているネタが尽きてしまったときのための
サブネタ的に使えばいいかなという感じで。
【アイスブラック】
中身のクオリティが高いのに加えて、
外観の出来栄えも相当にクオリティガ高いのがこのウォークマン。
本体のフレームには、アルミニウムダイキャストを使って
軽量を高い剛性感を高めて、
表面には、透明度の高いガラスを採用するといった
まさにハイエンドにふさわしい質感。
そこに
通常モデルのカラバリとなるブラックとレッドに加えて
ソニースタイルの限定モデルとしてアイスブラックが存在。
アイスブラックは、
アイスブラックのメッキだけでなく、
表面と裏面に、クロムの金属蒸着メッキを施すことで、
その輝き感がさらに高級感を演出。
ギラギラしすぎない、渋く光ったボディを演出していて
もはや買うならこれしかないだろうという感じで
+3,000円出してでもこのアイスブラックを手にしたい。
【Bluetooth非搭載】
当たり前に装備されれいるだろうと思ったら、
あっさりと搭載を見送られたBluetooth。
NW-A820シリーズには、
ノイズキャンセリング機能もBluetooth機能も搭載されているのに、
なぜ“Xシリーズ”には、Bluetooth機能が見送られたのかは不明。
ここまで良く出来てるのに、唯一悔やまれる点。
ただし、WMポートは装備しているので、
別売のBluetoothオーディオトランスミッター「WLA-NWB1」を利用すれば、
余分な突起物は出来てしまうけれど、
Bluetoothが使えないわけではない。
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【オプションパーツ】
ウォークマンを手に入れると
どうしても欲しくなるオプションパーツ類。
吉田カバンオリジナルモバイルケース
ソニースタイル販売価格:3,480円(税込)
VAIO typePの“専用オリジナルバッグ”と同列の「企画会議」から生まれた
吉田カバン製のモバイルケースで、
「style red」ラインという黒地にレッドの刺繍を施したタグがアクセント。
“Xシリーズ”を入れるには若干ゆとりのあるケースで、
単体で持ち運ぶには大きめになる。
通常購入すると4,980円(税込)もするもので、
ソニースタイルで“Xシリーズ”と同時購入時のみ3,480円(税込)なので
お買い得度は高く、
別の用途で使う用としてついで買いするのもアリ。
X1000シリーズ専用 本革キャリングケース「CKL-NWX1000」
ソニースタイル販売価格:3,480円(税込)
牛革を使った本革性製の“Xシリーズ”専用のケースで、
本体の薄さだとか素材感を損なわずにガードできる
今回は一番当たりっぽいケース。
ケースをつけたまま操作はもちろん
WMポートも空いているので充電やPC接続も問題ない。
逆に折りたたむと、動画視聴スタイルが作れるのもポイント。
X1000シリーズ専用クリアケース「CKH-NWX1000」
ソニースタイル販売価格:2,780円(税込)
“Xシリーズ”を完全防備するクリアケースで、
液晶面に貼れるハードコーティング仕様の保護シート付。
動画視聴用のスタンドは、45度と60度に調整可能。
カラバリは、ブラックスモークとクリアの2色。
X1000シリーズ専用 シリコンケース「CKM-NWX1000」
ソニースタイル販売価格:2,480円(税込)
“Xシリーズ”を覆うサラサラとした手触りのシリコンケースで、
液晶面に貼れるハードコーティング仕様の保護シート付。
X1000シリーズ専用プライバシーフィルター「PRF-NWP300」
ソニースタイル販売価格:1,580円(税込)
周囲から画面を覗かれないようにするためのプライバシーフィルター。
画面を保護する役割も兼ねていて、貼りなおしも可能。
ただし、タッチする感覚が若干鈍くなるので注意。
X1000シリーズ専用保護シート「PRF-NWX1000」
ソニースタイル販売価格:980円(税込)
ディスプレイを保護するハードコーティング仕様の保護シートが2枚。
貼りなおし可能で、
タッチパネルの操作感にも影響を与えない。
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自分は、
“Xシリーズ”のアイスブラックと、
その他にアクセサリーとして、
吉田カバンオリジナルモバイルケースと、
本革キャリングケース「CKL-NWX1000」、
保護シート「PRF-NWX1000」を購入。
たぶん、
本革キャリングケース「CKL-NWX1000」に入れて使うのがメインで、
吉田カバンオリジナルモバイルケースは、別のモノに使いそうな予感。
本体にBluetoothが搭載されていないけど、
今回はあえてBluetoothオーディオトランスミッターは使わないつもり。
ノイズキャンセルを使いたい時には付属ヘッドホンで、
それ以外の常用では、
MDR-EX90SLと、MDR-EX700SLで使う予定。
さぁ、
後は“Xシリーズ”が到着するまでに、
お気に入りのCDをリニアPCMで再リッピングしまくろうっと。
【VAIO typeP特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeZ特集ページ】
6件のコメント
ぽちった・・・アイスブラック。
ぽちっちゃったよ!
トホホ。金欠なのに、誘惑に負けた・・完全に。
こうなったら、くんこくさんに負けんくらい使いこなして
逆レポしてやるぅ!!!
楽しみ(^^♪
>Yoshinobuさん
アイスブラックのご購入おめでとうございますw
せっかくですから、一緒に元とれるだけ使いまくりましょうww
これは、ジャケット写真をあつめねば!って気になりますし(笑)、
ハード操作ボタンもこれならWMを見ないでも操作しやすいね
S716Fは正直(再生、一時停止)だけがハードボタンなので
車で聴く場合が多い(車移動時間が短くとも)自分にはつかいづらく、
わりと出番が多かったのが一世代前のS705F(中古購入)だったりしてw
とりあえず今できることは・・・「V」をとうとう(笑)DLしたことですw
ワンセグ機能もあるから、SO905ⅰのワンセグ機能は使わなくなるだろうな、とw
液晶があまりにも綺麗だろうから、
動画も若干もってる自分としては
動画再生時にはきっと(それなり画質)でしょうけどw
それにしても、(騒音を約98.0%も低減できる)ってのはすごすぎ・・・!
S716F購入後に買ったケース2種(柔かいケースとクリアケースと)も、約一年後のいまとなってはどっちもこまかい傷がつきまくり・・・^^;
だから、大きい画面の細かい傷とか目立ちそうでこまるな~(笑)
買う前に(買ってもいないのに!)買ったあとの心配なんかしてるしw
バイト代使い果たしてからこの記事みました…
>けいじゅさん
ジャケ写が有機ELで美しくみれますよ(笑)
タッチパネルは心地良くていいんですが、
やぱりブラインドタッチで使う時にはハードウェアボタンは必須ですよねw
それと、少しくらい小さい動画でも、有機ELで見ると色が鮮やかなので、ものすっごく綺麗に見えますよ!
これは正直感動してしまいましたw
正面は、iPhoneと同じガラス板なのですぐに傷はついたりはしないと思いますが、やっぱり心配なので保護シートを貼りたくなりますね(^^ゞ
けいじゅさんもぜひぜひw
>Re-xさん
うぁぁ、何というタイミング(滝汗
ぜ、ぜひ狙ってくださいw