ソニーが基本的に好き!

みんなの自然な表情を写真にしてくれるParty-shot「IPT-DS1」

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・ブレに強くて高性能をコンパクトに詰め込んだサイバーショット「DSC-WX1」
・薄くてスタイリッシュでもブレやノイズに強いサイバーショット「DSC-TX1」
の続き。

というか、「DSC-WX1」icon「DSC-TX1」icon
オプションパーツというか
自動的に写真を撮ってくれるという
Party-shotと言う名の「IPT-DS1」icon

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価格としては、
ソニースタイルで13,419円(税込)と決して安くないというか
1万円以上も出してこれを買う価値があるのか判断が必要というか。

パッケージの中身はものすごくと言っていいほど何も入ってなくて、
本体以外には、アタッチメントが2つと取説だけ。

取説は世界共通のタイプで
日本語以外にも各国の説明文が掲載されている汎用タイプ。


本体となるこのベースは、
サイバーショットを上に載せて右に左にグルグル回る。

全体的にまるでUFOのような半球状のデザインで、
背面に、電源のON・OFFボタンと電源接続端子、
リアルタイムにテレビに映し出す事もできる
ビデオ出力端子を備えている。


裏ブタを開けると、単三電池が2個入るようになっていて
電池駆動でもACアダプターでもどちらでも駆動させされる。

けれど、ACアダプターはおろか
電池さえ付属されてないので、どっちかを自力で用意しないといけない。
ちょっと不親切。

ちなみに、ベースの中央あたりにある穴は
三脚穴になっていて、
場所やシチュエーションによっては
三脚で好みの位置からの撮影ポジションを変える事もできる。

付属で付いているアタッチメントは、
それぞれ「DSC-WX1」icon「DSC-TX1」icon用。


「DSC-TX1」なら本体左底面と、
「DSC-WX1」iconなら本体中央底面
と言った具合にコントロール端子の位置が違うので
それをアタッチメントを付ける事で
その場所を固定させてそのカメラ専用にしてしまうというもの。

なので、
コントロール端子位置がさらに違うタイプのサイバーショットが
将来的に出てきても、
アタッチメントさえあれば対応可能になる。
ので、今後のサイバーショットには付属品として付いてくると思われる。

じゃあ、今までのサイバーショットでも動くんじゃ?
と思ってしまけれど、
新しい規格のコントロールなのでやっぱり新型しか対応してくれない。

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これが、それぞれくっつけた状態。
ハマりはよくてそうそう簡単にははずれてしまうものではない。

使い方もものすごく簡単で、
ただ単純に、サイバーショットに電源を入れるだけ。

それだけで、
勝手に回転台が回りだし、さらには上下の向きを変更しつつ、
サイバーショットのズームも稼動しながら
ひとまず人のいる構図を探し出しては、
カシャカシャと自動で撮り始める。


回転台が動作している時は、
下方向に向かって3つのライトが点灯していて
まさにUFOちっくでおもしろい。

電池でも11時間くらいは持つようなので
まずサイバーショットよりも先に電池切れになる事はない。


一応、自動で撮るとはいいながらも
後ろ面にある「MENU」ボタンを押すと
「回転角度」、「撮影頻度」、「フラッシュ」
の3項目に限って設定が可能。

回転は最大で360度全方位で回るし
置き場所によって、180度や90度という設定にしておけば
ある程度狙いを絞る事もできる。

撮影する頻度についても3段階にわけで
どの程度撮らせるかというのも設定できる。

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で、これ↓が実際の“Party-shot”iconの挙動。


その動作は非常になめらかで、
人のいる場所を探し当てて撮影する様を見てると
本当に考えてるんじゃないか?と思わせられるほどで
ちょっとその辺は、aiboを思い出してしまった。

そして、たくさん撮影させてみて
だんだんとわかってきた事。

最初は、てっきり
ただ単純に顔が検出されたらシャッターを切る単純なものかと思っていたら
そうではなくて、
この機械は機械なりにどう撮影するかと考えていて、
横を向いてる顔を撮る時は目線の先を広く開けて撮ったり、
笑ってる顔はもちろんスマイルシャッターが反応してたり、
人数が多い場合でもきちんと何人も入りきるように合わせて撮ったりと
かなり賢い撮り方をしている。

もちろん明るさだとかホワイトバランスといった細かい設定も
全部カメラが自動で調整してくれるので
たまに被写体ブレする写真がまざってたりするものの、
極端におかしな写真も少ない。


それと
ふと気付いたのが、
どの写真を見ても、今まで自分が撮っていた写真と違うアングルがあったり
何というかカメラを意識してない写真が撮れてて
これいいじゃん!という写真が結構ある。

そして、いいことなのか困った事なのか
なんと自分までもが映ってる写真があるのに一番驚いたりする。

何しろ、ずーっと撮影者的な立場だったし
まぁ映るのもあんまり好きじゃないというのもあったけど
自分が映ってる写真なんて皆無に近かったのに、
これだといやおうなしに自分入りの写真が何枚もあって
非常に恥ずかしい気分。。

けど、
まぁそれがこの
“Party-shot”iconという名前の由来というか良さなんだろうと。

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ただ単純にみんなを撮影する機械ですよと言われたら
こんなものに1万円だすのか?
という疑問符が付いてしまうのだけど、
“Party-shot”iconが撮影した写真を見ると、
確かにこれは自分じゃ撮れないなという構図の写真も多くて
何よりもみんなが自然体なのが凄く良くて
初めてこの“Party-shot”iconの存在価値を認めるというか。

いつも、「ハイチーズ!」的な集合写真ばっかりで
それはそれでもいいんだけど
カメラを意識しなかったら、こんな写真も撮れるんだなと
思わせられたし、
これが結婚式の2次会とかにあったらウルトラ活躍するんだろうな
と、ついこの前終わったばかりの友人の結婚式の事を思い出した。。

ついでにカメラ的な事を言えば
室内で撮る事を前提に考えると、
広角24mmでワイドにたくさんの人が映った写真が撮れたり
少し照明が落とし気味でも“Exmor R”に加えてレンズが明るい
「DSC-WX1」iconとの組み合わせのほうが良さそうだなと思ったりもした。

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