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3D撮影やAVCHDフルHD動画にも対応したサイバーショット「DSC-WX5」

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裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”や
Gレンズを搭載してしっかりとしたカメラ性能を持ちつつも
3D撮影やAVCHDフルHD動画にも対応したサイバーショット「DSC-WX5」の
実機サンプルに触れてみたのでファーストインプレ。

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<基本性能がしっかりとしたDSC-WX5>

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サイバーショット「DSC-WX5」
は、沈胴式レンズを採用したスタンダードなカメラタイプで
2009年9月に発売された「DSC-WX1」の後継機種。

本体の他に付属するのは、マルチ端子専用USB・AVケーブル
、バッテリー「NP-BN1」、バッテリーチャージャー「BC-CSNB」、
ストラップ、 CD-ROM、取説が揃う。

本体の外寸は、横幅91.7mm×高さ51.9mm×幅21.5mm。

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エッジの効いたスクウェア状のデザインだったものから
全体に丸みをおびて側面とのつながり感のある
やわらかいデザインへと変わっていて
特に正面から見ると凹凸を極力抑えたひっかかりのないツルっとしたボディで
シンプルなボディラインの中に
アルミのヘアラインの見える金属の非常に高い質感を感じられる。

レンズ周辺のリングや沈胴式ズームレンズも
それぞれ同色カラーで統一されている。

液晶ディスプレイのある面は
全てブラックで統一されている。

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メモリーに関しては
WX1の時にはメモリースティックDuo単独使用だったものから、
WX5になってメモリースティックDuoとSDカードどちらでも使用可能になった。

また、バッテリーも
Wシリーズによく使われていた「NP-BG1」ではなくて、
コンパクト性を重視した「NP-BN1」へと変更。
小型化した分、バッテリーの持ちは少なくなってる。

参考までにバッテリーの持ちとしては
公称値で、
「DSC-WX1」が静止画:約330枚/175分、動画:約60分
「DSC-WX5」が静止画:約230枚/約115分、動画:約120分
と減少しているのがわかる。

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レンズは、
デジタル一眼レフカメラ“αシリーズ”で
高品位なレンズと称されるGレンズを採用。

広角で24mmという非常にワイドで望遠も120mmまでをカバーするので
撮影範囲がとても広くて撮影の自由度が高く
かつ広角端時でF2.4と非常に明るいレンズとなっていて
有効1220万画素の裏面照射型“Exmor R”CMOSセンサーを搭載
十分な光を受けられるため感度が高く
よりノイズの少ない写真が撮影できる。

それと
背面にある液晶モニターもWX1の2.7型の約23万ドットから
WX5では2.8型の約46万ドットへと
ちょっと画面が大きくなって、高精細化している。


動画部分でもWX5になって、
ついにAVCHD準拠のフルHD(1920×1080/60i/17Mbps)で
撮影することが出来るようになって
高画質で滑らかなハイビジョン動画がこのコンパクトなカメラで撮影できるようになった。

動画撮影する際も、本体背面右上にMOVIE(動画)ボタンがあるので
動画モードへの切り替えをしなくても
すぐに撮りたいと思った時にボタンをポチっと押すだけで
すぐに動画を撮りはじめられるのも非常に有効。

カメラ上の部分にステレオマイクが付いてるので
音声もステレオで収録される。

WX1ではMP4でしか撮影できなかったために
ブルーレイディスクレコーダーにコピーする事ができなくて
かなり不便だったものが
AVCHDになった事で、ハイビジョンハンディカムと同様に
ブルーレイディスクレコーダーに転送して
最終的には保存用のブルーレイディスクを作るまでの流れができる。


細かいところでは、
ワイヤレスネットワークで画像を飛ばせる
Eye-Fiにも対応している事を確認。

Eye-Fiカードを入れた時にのみ
本体の設定項目にEye-Fiの入切設定が出現。

入にしておけば、
WX5で撮影するたびに画面右上に
Eye-Fiでアップロードしている旨のアイコンが表示される。

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<進化したオート撮影機能>

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大きく変わったのは、
撮影をする際のカメラのアシスト機能。

まず、新しく加わったのが「プレミアムおまかせオート」。

個別に使っていた
「手持ち夜景モード」や「逆光補正HDR」といったものが
「プレミアムおまかせオート」にして撮影すれば、
夜景、逆光、人物といったシーンを自動的に判別して、
複数枚の連写した画像を重ねて1枚の綺麗な写真を作ってくれる。

さらに追尾フォーカスなる機能もついて
フォーカスする被写体をワンボタンで設定しておけば
その被写体を追尾してフォーカスをあわせてくれるようにもなった。

せっかくある機能が使わずに埋もれてしまう事がなく
全部カメラにまかせて誰でもいい写真がとれてしまう。

ただし、基本連写して撮影をしてその後に
カメラ側で処理する時間があるので
すぐ次の撮影ができないというイライラもなくはない。

そういった時は素直に
通常の「おまかせオート」を使ったほうがいい。

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それから、「美肌モード」なるものを搭載。

これ使うと、きちんと顔を認識してくれて
最近のプリクラにあるような顔を白い肌ぴかぴか美肌写真となって撮影ができる。

ぶっちゃけ、こんなのってアリなんだろうか?と思うほどに
その効果はあるみたいで、確かにそのまま撮影するよりは
それなりの写真が実際に撮れていた。

ちなみに、顔は最大8人まで対応できるので
グループ写真の時でも不公平はない(はず。)

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もうひとつその機能に驚かされたのが「背景ぼかし」モード。

この撮影原理も2枚の写真を撮って
背景だけをぼかした写真を合成するというやり方ではあるのだけれど、
これまた実際に撮ってみると
見事に背景だけがボケた写真が出来上がっていてかなりビックリ!

さらに「美肌モード」とも併用して使えるので
コンパクトデジカメでありながら
デジタル一眼レフのようなポートレートが撮影できるという
とてもおもしろい機能になっている。

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<WX5だけで3Dを楽しめる「スイングマルチアングル」>

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WX5からは、「スイングパノラマ」に加えて
「3Dスイングパノラマ」も搭載、
カメラを横にふると3Dの画像が撮影できる。

この「3Dスイングパノラマ」は、
撮影してどうやって見るかというと
どうしても必要となるのが3Dに対応したBRAVIA。

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WX5にHDMIケーブルをつないで、
3D対応のBRAVIAに接続して初めて3D立体視のパノラマ画像が楽しめる。
という具合に、今の時点ではちょっと敷居が高いのも事実。

だけど、
WX5にはもうひとつ「スイングマルチアングル」という
カメラの本体自身で擬似3Dが楽しめる機能を搭載しているのがまたおもしろい。

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撮影の仕方は「スイングパノラマ」と同じで
横にカメラをふっていくのだけれど
その時に15枚の角度の違う写真を合成してひとつの画像を生成する。

そしてそれをWX5で再生して
本体を左右に動かすと、あら不思議液晶モニターの中で
その被写体が疑似的に3Dっぽく見えてしまう。

以下が「スイングパノラマ」の画像。

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「DSC-WX1」ではカメラ性能がグンと上がって
コンパクトデジカメとしては非常に優秀だったのだけど、
さらに突っ込んで、もうありとあらゆるカメラの機能を
そのままカメラにまかせてシャッターボタンさえ押せば
誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるよというところまでを追求したのが
サイバーショット「DSC-WX5」

さらには、動画撮影にしてもAVCHD記録に対応した事で
ブルーレイディスクレコーダーとの親和性も高くなって後々の保存も楽だし、
いとも簡単に3Dの映像を撮影して手元で見られるという機能まで付いて
これからの買い替えの対象としては
とても良い候補に上がるのではないかなと。

・フルHD動画も撮れて、静止画も綺麗に撮れるコンパクトサイバーショット「DSC-WX5」
・3DスイングパノラマやフルHD動画に対応したサイバーショット「DSC-TX9」

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2件のコメント

  1. けいじゅ より:

    リコーR10の静止画画質、動画画質に、少しがっかりし始めたので、ここで思い切ってTX7買いました。 ちょっと前からSDも使えるし、カールツァイスレンズにも興味津々だったしねw 二台目のCyber-shotだけど、ツァイス搭載機種としてはお初って事でw

  2. kunkoku より:

    >けいじゅさん
    TX7ご購入おめでとうございます!
    ぜひぜひ感想をおしえてくださいw