ソニーが基本的に好き!

α55/α33でのAVCHD動画撮影時の温度上昇に伴なう時間制限を考慮に入れよう。


ソニーから、
α55とα33での動画撮影時の時間制限がある事に再度告知。

・α33/55 動画記録時間に関するお知らせ:SONY

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デジタル一眼レフカメラ“α55”“α33”では、
AVCHDでの動画が録画できるけれど、
「APS-Cサイズ」の撮像素子を利用した動画の撮影や高速連写をする場合には
必ず多くの電力を必要とするため
どうしてもカメラ内部の、特にイメージセンサーの温度が上昇する。

温度が上昇すると
画質への影響があったりカメラに負荷がかかるため
安全のために自動的に電源が切れる仕組みになっている。

どれくらいの動画が撮影できるかというと
“α55”で、
手ブレ補正を「入」にしてると最長で約9分、
「切」にすると最長で約29分となっている。

それでも、周囲の気温が高いと
その時間もより短くなってしまうので
撮影する被写体やシーンによってはそれなりの工夫が必要となる。

より長く動画撮影をするためには、
・できるだけ直射日光を避ける
・使用しないときはこまめに電源を切る
・使用可能な場合には三脚を使用して、手ブレ補正を「切」にする。
といった配慮も必要。

もしも温度により動画撮影が停止した場合には、
電源を切ったまま放置して
カメラの温度が下がってから撮影を再開するといった具合。

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実際に自分も“α55”で撮影して何度か体験したけれど、
この手ブレ補正「入」状態での動画撮影での制限時間は
意外を早くやってくるのを感じた。

特に野外で炎天下の中で運動会での撮影ともなると
望遠レンズを付けてるので手ブレ補正は切るわけにもいかないし
太陽光線はガンガン“α55”に降り注ぐし
まさに環境温度30度くらいにもなる。

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そこで、徒競走くらいならまだ短時間ですむものの
ダンスや体操といった長時間の競技になると
6分をオーバーするものも出てくるので
このあたりの采配が非常に難しい。

この時間制限というのも気になるし
実はバッテリーの消費も結構早くて
まる一日撮影につきっきりになろうと思うと
予備バッテリーも必要だと思わせられた。

その点だけを考えると
大きな撮像素子を使ってAVCHD動画を
長時間でも撮影しつづけられるのは、
実は「NEX-VG10」という事になる。

「NEX-VG10」は、本体構造からして
発熱を逃がす機構になっているので
熱での時間制限もなければ、29分という時間制限もなく
大容量のバッテリーも装着できるようになっているから
まさに長時間撮影が当たり前のように出来ているという
凄さを証明している事にもなる。

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このあたりは餅や餅屋というべきなのかもしれない。

それでも
大きい撮像素子で撮れる背景のボケた
ものすごく雰囲気の出る動画が撮影できる楽しさは
一度味わうととてもおもしろいものには違いない。

さらに言えば
大きい撮像素子での撮影をする場合、
“α55”でも「NEX-VG10」でも
動画野中で被写界深度といったフォーカスを合わせる部分と
ボカす部分といった概念が加わってきて
今まで以上に撮影時の工夫も必要になるし
撮影した動画の中でもこれだというおいしい部分を切り抜くという
撮った後の編集が必要な場合も出てくる。

なかなか手が込んでくるけれど、
動画撮影をして人に見てもらえる作品を作ってみよう
と逆に思えてくるので、
そういった意味では動画を撮る醍醐味が味わえるんじゃないかなと。

・コンパクトデジタル一眼カメラ”α55”の外観レビュー。

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