モバイルVAIOの存在を肯定するMacBookAir11.6インチのファーストインプレ。
ついに出た!極薄のモバイルVAIO!
・・・ではなくて、MacBook Air。
MacBookPro15.4インチ、iPad、iPhone4に続いて
MacBookAir11.6インチって事で
最近、妙にApple製品が増えつつある。
買った思惑はいろいろあるのだけれど
ひとまずはシンプルにファーストインプレ。
今さらながら、ソニーストアのサイト構成って
すっかりAppleStoreと似ちゃったなーとか思いながら購入。
ひとまずこのアイテムを使ってみたいというのが前提だったので
最低限のスペック。
CPU :1.4GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
メモリー :2GB 1066MHz DDR3 SDRAM
ストレージ :64GB SSD
キーボード :JIS
グラフィック:NVIDIA GeForce 320M
全然いじらなかったデフォルト構成だったのが幸いしたのか
VAIOオーナーメードの【速配仕様】のように
注文した翌日には届くという早さ。
パッケージは小柄ながらズッシリと重くて
上蓋を開けるといきなりAirが目に飛び込んでくる。
付属品は超シンプルで、
電源アダプタ、AC ウォールプラグ、電源コード、
製品マニュアル、
ソフトウェア再インストール用ディスク。
何か忘れたんじゃないか?というくらいスッキリ。
電源のコネクタ部はマグネット式で本体に近づけると
ピタっとくっつく。
AirとProを見比べると形状が同じなので共用出来ると思ってたけど、
電圧がAIRが45W、Proが80Wなので
そのまま共用しちゃうのはまずいみたいだ。
サインストール用ディスクというのは名前だけで
実際にはUSBストレージ。
めちゃめちゃ小さくて
これはなくさないように注意しなきゃいけない。
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と、ここで購入したイキサツを。
実はiPadが、どうにも自分の使い勝手の中でしっくりこなくて
2台あるiPadのうち、父親に3Gタイプを譲って
WiFi 16GBモデルはそうそうに手放してしまった。
iPadは確かに画面も大きくて見やすいしタッチの感覚は楽しいのだけれど
実際に自分が普段つかってる内容は、
ぶっちゃけiPhoneやXperiaで事足りてしまうのが一つ。
それと、
iPad本来のメリットとなる電子書籍とかも
700gという重さを立ったまま支えてると腕がつかれちゃったり、
テーブルで使うにも支えのない感じが微妙だったり
持ち運んでさらにそのカバンから取り出すその時の
サクッと感というか手軽さが欠落しているように思えて
自分で使う機会がめっきり低くなっていた。
そんな自分とは逆に
父親はマウスのない直感操作がお気に入りで毎日のように使っているし、
子供らにしても楽しそうに使っているから
使う人にとっては楽しいアイテムには違いないのだろうとは思いつつ。
ただ、
スティーブジョブスの主張と逆行するのかもしれないけど
自分としては7インチにサイズダウンしてもっと軽量なほうが
持ち運ぼうという気にもなるし、
車載用ガジェットとして活用したいという
一番の自分の欲求が満たせるかなと思って
7インチのタブレットをターゲットに手放したというのが本音。
(まぁいつでもiPadは父親のを借りて触れるしね。)
なのに、何を思ったかAppleからAir11.6インチが発表されて
そして次々へとTwitter上で陥落している人たちを見て
ついに我慢しきれずに購入。
本当に衝動的にポチっと。
一応言い訳しとくと(汗
自分がメインとして使っているのは、
仕事場にあるVAIO typeRmasterと24インチディスプレイ2枚が常用で、
自宅だとか出先で使うモバイルノートのメインは
パフォーマンスやディスプレイ解像度からくる抜群の仕事効率の良さで
まるでデスクトップ並に活躍してくれるVAIO Zシリーズ。
まず、この2つがないと仕事にならないし
ここが他のPCには絶対に譲れないところ。
でも、
プライベートでもっと気軽に持ち運べるPCがあるといいなと思っていて
それでいて、脳内に思いついた言語をすぐにテキスト化できる事を考えれば
キーボード付きの小さいノートPCが使いたくなる。
それがちょうど
VAIO XシリーズとかPシリーズになるのだけど
使ってて唯一、CPUがAtomという事もあって
ちょっとした負荷のかかる作業をした時にパフォーマンス不足を感じる事があるから、
CULVあたりを搭載したモバイルノートが良いなとか我がままな事を思うと
ちょっと前まではそれがVAIO Tシリーズがそのポジションにいたのに
そのTシリーズが今は不在。
じゃぁTシリーズあたりを補完するのにちょうどいいやと
ものすっごい単純な動機で買った、ただそれだけだったりする。
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Airのウリはやはりその薄さで
パームレスト先端の最薄部では30mm、
後方の膨らんだ部分でも170mmと総じて薄い。
ディスプレイサイズが11.6インチという小型の画面のわりに
フットプリントは、幅29.95x奥行き19.2cmと少し大きく感じる。
特に液晶ディスプレイのフチが妙に太いのが
ちょっと違和感を感じるけれど
これもトータルのデザインだと思えば納得できなくもない。
それと、
やはり重量が1.06kgというのは、持っていて少し重たく感じる。
これは、おそらく軽量化するという方向よりも
剛性や質感を重視したためだと思われる。
キーボードはタイピングしやすくて、
一部のMac独特の配列に慣れてしまえば問題ない。
それと、トラックパッドがとても大きくとってあって
多彩なマルチタッチにも対応していて
それこそiPadみたいなピンチイン、ピンチアウトができたりと
マウスなしで十分にオペレーションがこなせてしまうあたりは
結構感覚的に使い心地が良い。
ちょっと困りものなのがインターフェース。
USBが左右の側面それぞれに1個づつの2個と
ミニディスプレイポート、ヘッドフォン出力と
これだけに絞ってあって、
特に13インチには搭載されてるSDカードがなくなってるのが痛い。
それと、個人的にはFireWireのポートがあってくれれば
このAirでもi.Link搭載のハンディカムで
Ustream配信ができたりしておもしろそうなのにと思ったり。
(スペック的には十分イケルから。)
ディスプレイはこのサイズでは1366×768とまぁ納得の出来る解像度、
ただグレアなピカピカ液晶で反射が気になるのと
微妙に色が薄いというかノぺーっとした感じがあるのは致し方ないところか。
もともとWindowsメインで使ってるから
MacOSに対して全然偉そうな事は言えないのだけど、
Proを使って以来、少しづつ慣れてきたし、
このAirでは、Googleのwebアプリを主として使うので
あんまり困るという事もない。
CPUがCore 2 Duoだけに一般動作させるには挙動でイライラする事もないし
ストレージがSSDだけあって、メモリーが2GBだとちょい少ないかな?
とは思ったけれど、スワップが起きてたとしても
SSDの高速転送でカバーされてるみたいでモッサリ感は皆無。
普通に起動も早いし
何しろスリープでほったらかしにしといてからの復帰が早いのは快適。
何だかそう考えると、
ノートPCの置き換わりというよりは、
iPadにキーボードが付いて折りたたみになったよ的な
ライトな感覚で使うのもアリかなーと思ってたりする。
ただ、1.06kgって重量だけはどうにもライトじゃなくて
VAIO Xシリーズも持っている自分にとってはそこが悩ましかったりするのだけど。
と、
MacBookAirは魅力的なマシンなんだけれど、
基本的にVAIO好きな自分としては
逆にモバイルVAIOの素敵な部分が沢山あるよねと再認識させられ中。
なので、
次回は歴代のモバイルVAIOとMacBookAirをいろいろ比較してみようかなと。
続く。
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1件のコメント
MacBookAir11.6インチ、昨日、届きました。
カスタマイズ内容
1.6GHz Intel Core 2 Duo
4GB 1066MHz DDR3 SDRAM
128GB Flash Storage
USB Ethernet Adapter
iWork Preinstalled
Keyboard(JIS)/User Guide-JPN
COUNTRY KIT-JPN
起動が、速いですね。