3番組同時録画や外付けHDDに対応新BDレコーダー発表!(スカパー!HDチューナー内蔵モデルも登場!)
ソニーのブルーレイディスクレコーダーのラインナップが一新、
先日発売された「BDZ-AT350S」「BDZ-AT750W」に続いて上位機種なる5モデルを新たに発売!
・業界初番組同時長時間録画と、外付けUSBハードディスク(HDD)対応
多彩な番組をたっぷり録画できる3D対応ブルーレイディスクレコーダー5機種発売
~スカパー!HDチューナー内蔵モデルも発売~
去年のモデルで、「ブルーレイ3D」、「BDXL」に対応したり
高速起動やマルチタスクが可能になった進化をしつつ
今回ではさらに、3番組同時長時間録画や外付けUSBハードディスクに対応したり
スカパー!HDチューナーも内蔵したモデルが登場する。
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●新BDレコーダーに加わった新機能
「BDZ-AX2700T」、「BDZ-AT970T」、「BDZ-SKP75」、「BDZ-AT770T」の4機種には、
3つのデジタルチューナーを搭載して、3番組を同時にフルハイビジョンで
しかもAVC HDの長時間での録画が出来るようになった。
同じ時間帯に録画したい番組が3つも重なる事があるか?というと稀かもしれないけれど、
それでもいざという時にそれが可能というのはとても役立つ。
それにかつてのように、どこかのチャンネルがDRモード固定となるわけではなく
きちんと3番組を同時にフルHD画質でしかも長時間で録画できる「11倍フルハイビジョン録画」が可能で
3番組同時録画中でも、ブルーレイを見たりダビングしたりもできるし、
「追いかけ再生」、「早見再生」、チャプターの自動作成、
「おでかけ転送」用データーを同時作成といった事がどれでも出来る。
さらに、最大2TBの外付けハードディスクをUSBケーブルで接続して
録画容量を増やして、そこに録画予約も可能に。
外付けハードディスクは最大10台まで登録可能で
登録する時に名前も登録できるので
「誰々用」とか「有る特定のジャンル用」といった具合に使い分けてご使用いただくことも出来る。
その外付けハードディスクへ録画した番組は、
「追いかけ再生」から「おまかせチャプター」「ダイジェスト再生」
「オートグルーピング」「チャプター編集」といった機能が使えるので、
ほぼ内蔵ハードディスクに録画したものと同等の操作ができる。
また、BDレコーダーの内蔵ハードディスクと外付けハードディスクどの間で
コピーやムーブもできるので使い勝手は悪くない。
従来モデル同様に3Dに対応していて、3D立体視映像を再生してみるだけでなく
3Dで放送する番組を保存しておいていつでも見られる。
そして、ハイビジョンビデオカメラの動画記録再生フォーマット「AVCHD」の拡張規格となる
「AVCHD Ver. 2.0」にも対応して、例えば3Dハンディカム「HDR-TD10」で撮影した3D動画を
レコーダーを介してBDへの直接保存できるだけでなく、新たにHDDへ取り込む事もできるようになった。
さらに、ハンディカムに搭載される
より滑らかに動画を記録する「1080/60p」(PSモード)で撮影した動画に関しても、
HDDへの取り込みとBD保存が可能になった。
他にも、サイバーショットやデジタル一眼カメラ“α”で撮影した
「3D静止画」や「3Dスイングパノラマ」も
本体HDDへの取り込みにも対応になった。
取り込み方もとても簡単で、カメラをUSBケーブルでレコーダーとつなぎ
本体の全面にある「カメラ取り込み」ボタンをポチと押すだけで映像をHDDに取り込める。
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●さらなる高画質、そしてフラッグシップモデルの高画質、高音質化
それから、新画質機能を搭載してさらなる画質の向上。
ひとつめは、新BDレコーダーゼンモデルに搭載された
録画用回路に長時間でも高画質のフルハイビジョン録画ができるようになる
「インテリジェントエンコーダー3」。
映像信号を解析して、風景や夜景、動き、人物といったシーンを特定して
そこに最適なエンコーディングを可能にする「シーン解析エンコーディング」を新しく採用することで
録画画質の精度向上。
人の顔に効果的にデータを割り当てる「ビジュアルアテンション」技術とあわせて
見た間隔が自然で高画質な長時間記録が可能になった。
そしてもうひとつは、
ハイビジョンテレビを美しくする高画質回路に3Dにも対応した“CREAS 4”。
ハイビジョン映像をさらに美しく再生する高画質回路として備わっていた“CREAS”が
“CREAS 4”へと進化して、「ブルーレイ3D」や3D番組といった3D映像再生にも対応。
最適な画質設定を簡単に選べるモードを新たに搭載して、
好みで、輪郭、精細感、超解像、クリアブラックなどのきめ細やかな画質調整も可能になった。
映像を解析して画素単位で最適な処理を施す「HDリアリティエンハンサー」、
14bit相当の高階調で出力する「Super Bit Mapping for Video」といった機能とあわせて、
HDMIでつないでハイビジョンテレビにくっきりでなめらかな映像を映しだす事ができる。
また、最上位モデルの「BDZ-AX2700T」には、
ハイビジョン映像をより美しく表現する3D対応高画質回路「CREAS Pro」を搭載。
16ビット階調処理で映像を解析して画素単位で最適な処理、
鮮鋭感と立体感のある高画質映像を表現。
階調復元性能を大幅に向上した「高階調スムージング」、
データ圧縮時に失われた色信号を補完して解像度を高める「新クロマアップサンプリング」、
映像素材の特性や映像解析で抽出した特徴から
最適な解像感調整を行なって高画質に調整する「適応型超解像」、
HDの解像感とフィルムの質感を再現する「フィルムグレイン調整」
アニメなどで輪郭周辺のノイズを除去する「新アニメ・CGリマスター」
といった高画質にこだわり抜いた機能を搭載。
さらに、
圧縮された信号から元素材の色を忠実に復元する「色純度改善」、
3D映像からフォーカスと奥行き情報を解析して
映像の構図に最適な自然な立体感や質感の向上する「3Dエンハンス」、
自動的にコントラストを補正する機能を3D用にも進化した「新コントラストリマスター」
といった機能はさらに進化をして、より美しい映像を表現する。
HDMI端子を2つ備えて、映像と音声を分離してそれぞれのHDMI端子から出力して
より高画質、高音質での出力といった事も可能なのも「BDZ-AX2700T」のみ。
音質劣化を抑える「ジッタノイズ低減システム(リファイン)」や、
電源用音質カスタムコンデンサ、
さらに、ジッタ・エリミネーション回路搭載・32ビットD/Aコンバーターを搭載、
アルミ天板や偏心インシュレーターを採用して振動を抑えるとともに、
こだわりの高音質設計を施してある。
フロントサラウンド技術「S-Forceフロントサラウンド3D」を搭載して
どんなテレビでも内蔵スピーカーでサラウンドのような音場を再現したり、
ソニー独自のサラウンド信号処理技術“Virtualphones Technology (VPT)”で、
ヘッドホンから聞こえてくる音源が、まるで前方や後方に置いたスピーカーから聞こえるような
最大7.1chの仮想サラウンドで楽しむ事もできる。
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●誰もが使いやすい親切機能は健在
番組表は高精細な「フルハイビジョン番組表」で
全体を見渡しやすくなったし小さい文字も読みやすい。
さらに「一発予約」ボタンを押すだけで即予約録画、
もう一回おしたら取り消しはとても便利。
それに、ソニーのレコーダーの最大の特徴ともいえる「x-おまかせ・まる録」は、
好きなアーティストの名前や興味のあるジャンルなどをキーワード登録しておけば
自動的にそれに関する番組を探して録画してきてくれる。
さらに、番組表からの録画予約とか、録画番組を見てるとか、ダビングしてるか
といったユーザーの操作から好みを学習して
番組を録画するようにもなるので、これほど便利なものはない。
録画した後で、見たい番組がすぐに見つけられるように
ジャンルや番組名ごとに分類して見られる「フォルダ整理」に加えて
わかりやすい名前をつけたフォルダで分類することも出来るようになった。
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●多様な使い方の出来るレコーダー
もちろん内蔵チューナーでのテレビ番組の録画だけじゃなくて
LANケーブルでつないだスカパー!HDからの録画も可能で
3D放送の録画も再生にも対応する。
自宅内で、ネットワークでつながっていれば
「ソニールームリンク」に対応したBRAVIAやPS3で
BDレコーダーに録画した番組を
他の部屋からみるといった芸当も健在。
また、録画予約や再生を「torune(トルネ)」で操作する事も可能。
「torune(トルネ)」の操作画面から、
ブルーレイディスクレコーダーの番組(地デジ、BS/110度CSデジタル放送)の録画予約ができたり
「torune(トルネ)」を操作して、ブルーレイディスクレコーダーの中に録画されてる番組を
再生したりといった事もできるようになっている。
PCやケータイから番組表を開いて外出先からの予約も可能だし
iPhoneやXperiaなどのスマートフォンでも利用できる
webアプリ「Chan-Toru」を使って
録画予約だけじゃなくて、
メンテナンスまでもが遠隔操作でできるようになっている。
・TV番組録画アプリ「Chan-Toru」を使ってXperia、iPhoneからBDレコーダーへリモート予約!
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●自宅で見切れない番組を高画質に持ち出して消化する。
録画した番組をPSPやナブユー、ウォークマン、ケータイに転送して
持ち出して見る事ができる「お出かけ転送」は
VGA画質(640×480、2Mbps/1Mbps)での出力に対応。
データの少ないQVGA(320×240)でも出力可能だし、
VGAでウォークマンに転送して、
そこから専用ケーブルを使ってVGAで出力させて
さらに別のモニターで見るといった事も自然に出来るようになる。
1時間くらいの番組なら約1分くらいで転送できるようなったので
朝の忙しい時間でも短時間で転送を終わる事ができる。
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●コクーンを彷彿される「スカパー!HDチューナー」内蔵モデル
一応、全てのブルーレイディスクレコーダーで
LANケーブルでつないだ「スカパー!HD」をつなげば、
「スカパー!HD」からの画面操作で、予約録画は可能ではあるのだけれど、
こればかりは挙動の遅さといい、DRモードでしか録画できない事といい、便利とは言い難い。
けれど、今回ソニーでは初めて「スカパー!HD」チューナーを内蔵した「BDZ-SKP75」が登場し、
ようやくブルーレイディスクレコーダーが持つ本来の機能を
その「スカパー!HD」にダイレクトに反映できるものとなった。
例えば、新聞欄のような高精細な番組表からサクサクと録画予約をしたり、
AVC HDのフルHD長時間録画が出来たり、
番組名予約も、My!番組表も気になる検索も
さらにスマートフォンをつかって「テレビ王国 Chan-Toru」から外出先からの予約まで出来てしまう。
さらに、リピート放送が多いスカパーならではの機能として
重複録画を回避するための専用アルゴリズムを搭載して
「x-おまかせ・まる録」と「番組名予約」をする際に
続き物の番組で、同一話が再放送されても重複録画を回避する事ができたり、
途中から録画した番組は、次回放送された時にまるごと1話を録画するといった
非常にインテリジェンスな機能を有している。
もちろん、今回の新しい機能にも対応していて、
「スカパー!HD」の放送1番組を含めた、3番組同時録画も可能で、
地デジ、BSデジタル、スカパーで見たい番組が重なっても
きっちりとそれもフルHDで長時間も出来るようになっている。
内蔵HDDが500GBしかないという不満もあるけれど、
外付けハードディスクを追加すれば、
プラスで最大2TBという録画容量を増やすことができる。
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<ものすごく独りよがりな意見>
今回新たに登場したソニーのBDレコーダーは、
今までの誰でも簡単に使えるといったところに加えて、
間違いなく搭載して欲しい機能を追加して搭載してきたのがよくわかる。
おそらくは、2~3年前の同社のブルーレイディスクレコーダーを使っている人が
買い換えると、ここまで便利になったのか?と驚くほどに
レスポンスも速いし、複数録画しても録画モードに制限はないし、
録画中でも同時にこなせる事も増えたし、3Dコンテンツも当たり前に保存できるし
当たり前に出来てほしい事が、当たり前にできるレコーダーになっているのは間違いない。
ただ、個人的には全く不満がないわけではなくて。
もう前から実現して欲しいと思っている「お出かけ転送」のスマートフォン対応は
未だに実現されていないのが非常にもどかしい。
スマートフォンである程度の操作が出来るよと謳っているわりに
肝心なスマートフォンに転送して動画を持ち運ぶというのが出来ないのは残念。
誠意がんばって出来るように努力していますという話だけは聞こえてくるので
これはぜひお願いしたい。
というか、これからせっかくSonyTabletも出てくるのであれば
その連携から考えても余計に「お出かけ転送」はやって欲しい。
それから、ついに「スカパー!HD」チューナーを内蔵して
スカパーを思うがままに操れるモデルが出てきたのはすごく嬉しい!
まさに、アナログ時代にあったコクーンで
好みの番組をスカパーから自動的に録画してくれるという機能が
これでデジタルになっても可能になったわけで、
やっと同じ環境が手に入る時が来たと感動してしまった。
けれど、今回のラインナップを見て思ったのは
どう考えてもこの「スカパー!HD」チューナーを内蔵した「BDZ-SKP75」は
明らかに内蔵HDDの容量がたったの500GBしかなかったり
ひとまずこんなの出して様子見てみます的な雰囲気が出まくり。
スカパーを録画したいと考える人がたったの500GBで足りると思ってるのか?
外付けに最大2TB付けられるからいいでしょ?とかそういう問題ではない。
内蔵HDDのほうがより使い勝手はいいわけで、外付け含めて大量に保存して使いたい
という心情が読めないのだろうか?
もしくは、今まで通りLANケーブルでの接続のままでもよくて
ブルーレイディスクレコーダー側から、同じような振る舞いで操作できるようには出来なかったのか?
むしろ、そういったフラストレーションが貯まるラインナップだった。
多分に、「スカパー!HD」を扱わない人にとっては無関係な話なので
全く気にする事がない機能なんだけれど、
かつてあったコクーンというソニーのHDDレコーダーがあまりにも便利すぎて
今でも比べてしまう自分がいる。
(とか言いながら自分はBDZ-SKP75は買うんだろうけど。)
でも、そこは置いといても
間違いなくBDレコーダーは使い勝手はかなり良くなっているので
買い替えてみるとその恩恵は大きいと思われる。
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<新ブルーレイディスクラインナップ>
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AX2700T」
ソニースタイル販売価格:229,800円(税込)
・ソニーポイント:3%(6,894ポイント)
・2011年10月8日発売予定
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT970T」
ソニースタイル販売価格:129,800円(税込)
・ソニーポイント:3%(3,894ポイント)
・2011年10月8日発売予定
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT950W」
ソニースタイル販売価格:119,800円(税込)
・ソニーポイント:3%(3,594ポイント)
・2011年10月8日発売予定
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-SKP75」
ソニースタイル販売価格:109,800円(税込)
・ソニーポイント:3%(3,294ポイント)
・2011年10月22日発売予定
ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT770T」
ソニースタイル販売価格:99,800円(税込)
・ソニーポイント:3%(2,994ポイント)
・2011年10月8日発売予定
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4件のコメント
BDZ-AX2700にスカパーHDのチューナー内蔵なら即買いなんですがねぇ・・・。
2台買うのは予算オーバーだし、参りましたね^^;
>酢マート本さん
そうなんですよねー。
というかスカパーHDのチューナーとネットワーク経由でもSKP75と同じ操作ができればそれでOKなんですけどねー。
ひとまず自分はSKP75に興味アリアリなのでこっちを買ってみようと思いますw
はじめまして
外付けはやはり使い勝手が悪いのですね
この機種が出る前に始めてBDレコに切り替えましたが500GBじゃ少なすぎます
スカパーHD入れてなくても全然足りないのでスカパーHD導入したら最低2TBはいりますかね
HDDの容量がいまだにこれだけなのはきついです
番組録画中に転送用ファイル作成出来ないとソニーのQAにありましたが、上に書いてあるように本当に出来るのであれば購入検討です。