「SCEJプレスカンファレンス」で発表！PS VITA、26タイトルと同時に12月17日発売！

ソニー・コンピュータエンタテインメント（以下SCEJ）が、
2011年9月14日13時から「SCEJプレスカンファレンス」を開催。

その模様は、「SCEJプレスカンファレンス /プレイステーションR オフィシャルサイト」で
ライブ中継されて開始と同時に見られるはずが
13時になっても一向に配信されず、リロードしたら負荷によりアクセスすらできなくなる始末。

で、比較的安定していたニコニコ動画で「ＳＣＥＪ Ｐｒｅｓｓ Ｃｏ​ｎｆｅｒｅｎｃｅ」生中継を視聴。

その発表会では、SCEJの河野弘氏が進行。

まず先に9月1日にSCEの社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏の挨拶があったのだけど、
いきなりの登場で英語で通訳かと思ったら恐ろしいまでの流暢な日本語で驚き！

ちょっと昔だけどサッカー選手のリトバルスキーか
アイアンマンのトニー・スターク（ロバート・ヘイズ）に似てるなーとか。

その後は河野氏に戻って話が続くのだけど、
PS3には、新色の「スプラッシュ・ブルー」「スカーレット・レッド」、
PSPには、ツートンカラーの「レッド/ブラック」を11月17日に発売するとまず発表される。

・「プレイステーション ３」（CECH-3000Bシリーズ）
　新色「スプラッシュ・ブルー」「スカーレット・レッド」
　HDD320GBを搭載したモデルが数量限定で11月17日（木）より発売

・“PSP「プレイステーション・ポータブル」（PSP-3000）バリューパック”
　ツートンカラーの数量限定特別モデル「レッド/ブラック」を
　希望小売価格：17,800円（税込）にて2011年11月17日（木）より発売

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そして本題の「PlayStation Vita（以下PS Vita）」。

ゲームとユーザーの関わり合いが変わってきている中、
スマートフォンに代表されるカジュアルなゲームがユーザーの裾野が広がりつつも
トップクリエイターがアイデアとテクノロジーを駆使して作るコアなゲームが進化をひっぱっている、
最先端の分野からカジュアルな分野までのユーザーのニーズを満たすのが
このPS Vitaなる。

と、いきなり見せられたデモムービーは、
今までのPSP的コントロールから、画面のタッチと背面のタッチ、傾きなどを組み合わせた
今までにない操作感を体現していて、かなりこのあたりはテンションが上がる。

価格は、以前発表のあったとおり
3G+Wi-Fiモデルが29,980円（税込）、Wi-Fiモデルが24,980円（税込）。

そして気になる発売日は、2011年12月17日（土）、
まさにクリスマスの1週間前に発売される事になっていて、
河野氏曰く、出来る限り多くの台数を用意すると言及していた。

2011年10月15日から全国の店舗で予約開始となる。

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もう一つ気になるのが、3G搭載モデルのキャリアパートーナーで、
それは、NTT docomoだと発表。

・データ通信専用プリペイドプランを提供開始：NTT docomo

PS Vitaでデータ通信を気軽に楽しめるとして
「プリペイドデータプラン」を用意。

それには二種類用意していて、
「プリペイドデータプラン 20h」が、月額980円、
30日間の中で、受信128kbps、送信64kbpsで20時間の利用が可能。

「プリペイドデータプラン 100h」が、月額4,980円、
180日間の中で、受信128kbps、送信64kbpsで103時間の利用が可能。
そのうちの3時間は、受信14Mbps、送信5.7Mbpsが利用できる。

これ以外にも、定額通信でも利用は可能。

発売記念キャンペーンという形で、3G+Wi-Fiモデルの初回50万台には、
「プリペイドデータプラン 100h」付きとしていて、
初回限定版がなくなり次第、「プリペイドデータプラン 20h」が同梱されたものに変わる。

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その後は、河野氏のPS Vitaの初期起動デモとなったのだけど、
いきなり起動時にひっかかったりしてやり直す場面があったりして
こっちが冷や汗をかきそうになった。

まぁやり直し以降は、スムーズに初期設定をサラっと終わらせて
簡単に進められる事はなんとなくわかったけど。

その後は、開発サポート部門の秋山氏による実際のPS Vitaのユーザーインターフェイス。
タッチで壁紙をぺりっとはがすとホーム画面が出てきたり、
球体アイコンをタッチすると、ビデオやオーディオといった様々なアプリを起動、
もちろん音楽を再生しながらフォトビューワーを起動するといったマルチタスクも可能、
またタッチで剥がすという行為でアプリを終了する。

PS Vitaの機能はよくわからないという人向けに
その使い方を教えてくれるゲームしながら覚えられるチュートリアル「Welcomepark」もある。

専用のwebブラウザも動作はサクサクで
ゲームのバックグラウンドでブラウズする事もできる。
これは後のゲームの案内にもあったのだけど、
ゲーム実況をしたり、ゲームの内容をツイートしたりといった連動もできるらしい。

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そして、
PS Vita発売と同時に発売されるゲームタイトルは、
カプコンの「アルティメット マーヴル ＶＳ. カプコン 3」や、
スクウェア・エニックスの「ロード オブ アポカリプス」「地獄の軍」、
コーエーの「真・三國無双 NEXT」
SCEの「アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-」、「みんなのGOLF 6」など
総勢で26タイトル。

また、約100タイトルが開発中で、
その中には、
カプコンの「ストリートファイター X 鉄拳」
スクウェア・エニックスの10周年記念タイトルとしてHD版の「ファイナルファンタジーX」、
ＫＯＮＡＭＩの小島秀夫監督は「METAL GEAR SOLID HD EDITION」、「ZOE」
の紹介があったり、
ガンダム、スーパーロボット大戦、テイルズ オブ イノセンス R、
イース、真・女神転生シリーズ、といったタイトルも開発されているようだった。

・次世代携帯型エンタテインメントシステム PlayStationVita
　日本国内における発売日を2011年12月17日（土）に決定
　同時発売タイトル、及び国内開発中ソフトウェアラインアップも発表

また、600タイトルに及ぶPSPタイトル（ダウンロード版）のほとんどを
PS VitaでもPlay可能。

そして、一番気にかかる既に持っているUMD版のPSPソフトに関しては
これからPS Vitaを使って遊べるように、特別な価格で可能になるプログラムを検討中との事。

「TOKYO GAME SHOW 2011」では、
試遊台数80台以上、試遊可能タイトルは31タイトル用意。

また、11月以降には東京・大阪・名古屋・札幌・福岡で
PS Vitaの全国試遊キャラバンも実施決定。

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おさらいとしてのPS Vitaのスペック。

「PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 初回限定版」
型番：PCH-1100 AA01
発売日：2011年12月17日（土）
価格：29,980円（税込）
50万台数量限定商品「プリペイドデータプラン 100h付」

「PlayStation Vita 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 限定版」
型番：PCH-1100 AB01
発売日：初回限定版の出荷が完了次第、限定版出荷開始
価格：29,980円（税込）
数量限定商品「プリペイドデータプラン 20h付」

「PlayStation Vita Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック」
型番：PCH-1000 ZA01
発売日：2011年12月17日（土）
価格：24,980円（税込）

＜PlayStation Vitaスペック＞
CPU： ARM Cortex™-A9 core （4 core）
GPU： SGX543MP4+
メインメモリ： 512MB
VRAM： 128MB
外形寸法： 約182.0 x 18.6 x 83.5mm （幅×高さ×奥行き） （最大突起部除く）
質量 ： 約279g （3G/Wi-Fiモデル） 約260g （Wi-Fiモデル）
スクリーン（タッチスクリーン） ：5インチ（16:9）、960 x 544、約1677万色、有機ELディスプレイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　マルチタッチスクリーン（静電容量方式）
背面タッチパッド： マルチタッチパッド（静電容量方式）
カメラ： 前面カメラ、背面カメラ
　　　　　フレームレート : 120fps@320×240(QVGA), 60fps@640×480(VGA)
　　　　　解像度 : 最大640×480(VGA)
サウンド： ステレオスピーカー内蔵 、マイク内蔵
センサー： 6軸検出システム（3軸ジャイロ・3軸加速度）、3軸電子コンパス機能
ロケーション： GPS内蔵 (3G/Wi-Fi モデルのみ)
　　　　　　　　　Wi-Fiロケーションサービス対応
キー・スイッチ類： PSボタン、電源ボタン、方向キー（上下左右）、
　　　　　　　　　　　アクションボタン（△、○、×、□ボタン） 、Lボタン、Rボタン、
　　　　　　　　　　　左スティック、右スティック 、STARTボタン、SELECTボタン
　　　　　　　　　　　音量＋ボタン、音量－ボタン
ワイヤレス通信機能： モバイルネットワーク通信機能 （3G/Wi-Fi モデルのみ）
　　　　　　　　　　　　　 携帯モデム（データ通信）： HSDPA/HSUPA
　　　　　　　　　　　　　　IEEE 802.11b/g/n （Wi-Fi）
　　　　　　　　　　　　　　Bluetooth 2.1+EDR準拠（A2DP/AVRCP/HSP対応）
主な端子/主なI/O： PlayStation Vitaカードスロット 、メモリーカードスロット
　　　　　　　　　　　　SIMカードスロット (3G/Wi-Fi モデルのみ)
　　　　　　　　　　　　マルチユース端子、ヘッドホン/マイク端子、アクセサリー端子
電源：　バッテリー ・・・内蔵リチウムイオン充電池 DC3.7V 2200mA
　　　　　ACアダプター・・・DC 5V
動作環境温度： 5℃～35℃
対応コーデック
ミュージック：MP3 MPEG-1/2 Audio Layer 3、MP4 (MPEG-4 AAC)、WAVE (Linear PCM)
ビデオ：MPEG-4 Simple Profile (AAC)、H.264/MPEG-4 AVC High/Main/Baseline Profile (AAC)
フォト：JPEG (Exif 2.2.1), TIFF, BMP, GIF, PNG 7/7

バッテリーの持続時間は、ゲームで約3～5時間、
動画再生で約5時間、音楽再生（スタンバイ時）で約9時間。
バッテリー充電時間は、約2時間40分。

アクセサリーも、PS Vitaの発売に合わせて、
メモリーカード、保護フィルム、インナーイヤーヘッドセットなど
アクセサリー計16種を2011年12月17日（土）より発売する。

・メモリーカード、保護フィルム、インナーイヤーヘッドセットなど
　PlayStationVita用周辺機器、アクセサリー計16種を
　2011年12月17日（土）から順次発売

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まぁ、今までのスマートフォンやタブレットのような通信ありきのガジェットと違って
あくまでもゲーム機だと考えると、
その通信費という形で発生する維持費は非常にナーバスな問題でもあるし
できるだけならあまりかからないに越したことはない。

実際にいろんなひとが遊んでみて
後はどれだけ外で通信を消費するのか?というのも気になるところではある。

それと、発売と同時に出てくるソフトに関しても
26タイトルというのは今までのPS3やPSPに比べるとかなり多い方で
実際には既に発売されているPSPタイトル（ダウンロード版）も遊べるわけで。

確かにいきなりキラーソフトがあるかというと好みはズバっとわかれるところだし
これから出てくるタイトルのラインナップを見ても
絶大な求心力を持つキラータイトルがないと嘆いてしまう面もあるかもしれないけれど
まだスタートする手前。

それでなくても、プレステ関係のハードウェアって
発売日に手に入れにくいのに、最初からそんなものを出されようものなら
最初からさらに争奪戦が熾烈になってしまってとんでもない事になってしまう。

なので、今回の発表くらいでちょうどよかったというか、
河野氏が発表会場で、出来る限り多くの人に発売日に手に入れてもらえるように
台数を用意すると言ってたので、その言葉を少しでも期待して
まずはこのPlayStation VITAを発売日に手にしたい。

ひとまず決戦（予約）は、10月15日。

＜9月15日更新＞
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