米FCCに出てきたSonyのChromebook「VAIO VCC111」。
「Chrome OS」を搭載したVAIOノートと思われるモデルが、
アメリカにあるワイヤレスの認可団体FCC(連邦通信委員会)のHPに掲載。
・ソニーのChrome OSノート VAIO VCC111 ” Proteus “:engadget
・米FCC該当サイト
ちょうど1年前にも VAIO Hybrid PCと一緒に噂として話には出ていたけれど
ちっとも姿を現さなかったSonyのChromebookとされる“VAIO Chrome”。
ぶっちゃけ、すっかり記憶の中から消えかけてはいたけれど
ここまでFCCのサイトにテスト画像とともにドドーンと情報が載ってたらこれは存在するよね
と、急激に信憑性が増してきたという。
今のところ、Chrome OSを搭載したノートPCというと、
既にSamsungとAcerが発売しているけれど、そこの土俵に入るという事になる。
FCCに掲載されている情報もしくは画像から
VAIO「VCC111 “Proteus”」、
液晶ディスプレイがSamsung製の11.6インチを採用、
HDMI端子x1、USB端子x2、SDカードスロット、ヘッドホン出力端子、マイク入力端子
を備えている事がわかる。
底面にあるシールから「CPU T25」とあって、
これはNVIDIA Tegra 2「Tegra 250 3D T25」にあたるものだと書かれている。
ACアダプターは、「VGP-AC10V4」と
VAIO PシリーズやXシリーズと同様の10.5V。
バッテリーは、「VGP-BPL19」とモロにVAIO Xシリーズのモノを採用。
画像を見てもVAIOロゴはあえて消してあるけれど
デザインテイストは、かなりVAIO Xシリーズに近くてエッジが妙に丸っぽくなっているのが気になる。
キーボードを見ると、Windows仕様ではなくChromebook仕様になっていて
左右クリックもなくタッチパッドが大きめになっている。
他テスト画像にはホワイトもある模様。
------------------------
去年4月に、VAIOミーティングまでやっておいて、
そこで“VAIO Hybrid PC”の姿を発表したにもかかわらず、そのまんま沈黙を続けて
結局花開いたのは、VAIO Zシリーズのみとか。
確かにスマートフォンやタブレットという市場が大きくなってきて
キーボードの付いた従来のノートパソコンとカブる部分が出てきているだろうし、
もちろんSonyにもXperiaやSony Tabletというガジェットがあるのはわかるけど、
モバイル系VAIOが、それらがある以前から
そのガジェット端末を所有するならVAIOでしょ?という魅力を牽引していたのに
そこを空白にしてしまって、そのままごっそり穴を開けた状態で放置プレイとか意味がわからない。
やっぱり11インチサイズのVAIOノートはあって欲しいし、
(個人的にはWindowosノート、要するにVAIO Tシリーズが復活して欲しい。)
そういった意味でも、“VAIO Chrome”にしても“VAIO Hybrid PC”にしても
そろそろコンセプトをしっかりさせて出てきて欲しい。
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku