ソニーヨーロッパで、Android 4.0搭載ウォークマン「NWZ-F800 Series」発表!
ソニーヨーロッパで、「Music Unlimited」に対応した新型ウォークマンを4機種発表!
・Made for music lovers, by music lovers:Sony Europe
今回発表されたモデルの中で最上位となるのが、「NWZ-F800 Series」で、
3.5インチディスプレイサイズのボディに
OSにAndroid 4.0を搭載したモデル。
Wi-FiやBluetoothを内蔵、
通常のAndoid端末同様にGoogle Playからアプリをダウンロードして利用できるし、
Wi-Fi経由で「Music Unlimited」を聴いたり、
ローカルに落としこんでオフラインで再生して楽しむ事ができる。
ウォークマンたる特徴としては、
ソニー独自のフルデジタルアンプ技術「S-Master MX」をはじめ、
高音域をクリアに再現する補正技術「DSEE」や
左右の音を綺麗に届ける「クリアステレオ」、
クリアで力強い重低音を再現する「クリアベース」、
大口径ドライバーユニットのイヤホン「MDR-EX0300E」といった
5つのクリアオーディオテクノロジーを搭載。
歪みなどを抑えるxLOUD技術も搭載、
再生できる音声フォーマットはMP3/WMA/AAC-LC、HE-AAC、リニアPCM、FLAC。
バッテリー駆動は、音楽再生時に連続20時間、
映像再生時に連続4.5時間。
ラインナップとしては、
NWZ-F804(8GB)、 NWZ-F805(16GB)、 NWZ-F806(32GB)の3モデル。
CPUは、 NVIDIA Tegra 2 Dual-core。
サイズは、114.5×57×8.9mm、質量は100g。
米国で8月に、$250から発売予定。
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他の3機種には、Wi-Fiは搭載されていないけれど、
クラウドミュージックの「Music Unlimited」から
お気に入りの曲をプレイリストに入れるなどして
ウォークマンに転送してオフラインで楽しむ事ができる。
「NWZ-S770BT Series」は、Bluetoothイヤホンをセットにしたモデル。
2インチディスプレイ(QVGA)を搭載するウォークマンで
モデルは、「NWZ-S774BT」1機種のみで、メモリー容量は8GB。
MP3/WMA/AAC-LC/リニアPCMの再生が可能。
「NWZ-E570 Series」は、2インチディスプレイ(QVGA)を搭載する
スタンダードタイプのウォークマン。
2インチディスプレイ(QVGA)を搭載し、
周囲の騒音の98%をカットするノイズキャンセリング機能を搭載。
MP3/WMA/AAC-LC/リニアPCMの再生が可能。
ラインナップとしては、
NWZ-E574(8GB)、NWZ-E575(16GB)の2モデル。
「NWZ-E470 Series」は、2インチディスプレイ(QVGA)を搭載する
エントリーモデルのウォークマン。
NWZ-E474(8GB)の1モデルのみで、6色のカラバリ展開。
MP3/WMA/AAC-LC/リニアPCMの再生が可能。
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Androidを搭載するウォークマンと言えば
国内では“ウォークマン”Zシリーズがあるけれど、
今回、ソニーヨーロッパで発表になった「NWZ-F800 Series」は、
ディスプレイサイズ的にもワンサイズ小さくて、
容量も最大32GBとスタンダードクラスに落とし込んだモデルの様子。
Android搭載とは言えども
Xperiaシリーズにはない、オーディオテクノロジーは詰め込まれているわけで
これはこれで音質を重視するきちんとウォークマンのポジションにうまくまとまっている。
ただし個人的には、
これが国内でフラッグシップという事はないと思っていて、
そもそも“ウォークマン”Zシリーズにあった64GBという容量もカットされているし
デジタルノイズキャンセリング機能も省かれていたりだとか
上位モデルへの余剰を思いっきり残している。
あと、いくら「MusicUnlimited」でクラウドミュージックが聞き放題とはいえ、
お出かけ転送を使ったり、リニアPCMの音源を詰め込むという
ローカルでの良さを活かした使い方を考慮すると128GBというラインナップも当然欲しい。
クラウドミュージックはライトな使い勝手というベクトルで必要で
これも時間を追うごとにブラッシュアップしていくのだとしても、
現時点でのハイクオリティな映像、”いい音”を持ち歩く
というコンセプトを失ってしまったらそれはもう本当にウォークマンじゃなくていいわけで
スマートフォンに取って代わられても仕方がない。
チャレンジングに、Androidを搭載して出てきた“ウォークマン”Zシリーズが出たものの
微妙な立ち位置が、その先にこの流れがあるのか不安だったけれど、
今回、発展的にスタンダードの「NWZ-F800 Series」が発売された事で
これからまた期待できるウォークマンが国内で発表されるかもしれないという
新しい期待感を持ってみよう。
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