スタイリッシュに姿を変えた「Xperia Tablet S」
ソニーのAndroidタブレット新モデルは、
従来の”Sony Tablet”から、”Xperia Tablet”へとネーミングを変更して登場!
ストレートタイプの「Xperia Tablet S」は、
国内では、3Gモデルは存在せず、Wi-Fiモデルのみで、
ストレージに、16GB、32GB、64GBの3つをラインナップする。
去年、はりきって登場したSony Tabletも、
Sonyの言ってる事と、できることのギャップが激しくて
イマイチ噛み合ってないというか
他社と同じ単なるAndroidタブレットというポジションから脱却できなくて
イライラさせらせたけど、ようやく1年経過して状況が激変。
いろんなやりたい事が、”Xperia Tablet”を中心に
いろいろ出来るようになってきて、これは楽しいと思えるようになってきた。
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さて早速の本体。
「Xperia Tablet S」のパッケージは、
従来のSony Tablet Sシリーズよりも、さらに薄くなっている。
中身は、「Xperia Tablet S」本体に
専用USBケーブルと、ACアダプターが付属。
他、カンタンな取扱説明書類。
必要最低限のものが入っているだけのシンプル構成で、
他のオプションパーツは全て別売となっている。
まず最初のお約束として保護シートを貼る。
一応、純正のXperia Tablet用液晶保護シート「SGPFLS3」。
保護シートは、ディスプレイ面がクリアで、
周囲ベゼル部分がブラックになっているタイプ。
本体の左上にあるSONYロゴは、
保護シート側にもプリントされているので、
隠れずに正面にしっかりと認識できる。
保護シートはかなりの弾力があって
最初の固定位置さえしっかりすればカンタンにかつ確実に貼れる。
気泡はまず入る事もなく
ホコリが入ったとしても保護シートの端にテープを貼って一旦持ち上げて
テープで吸着させて取り除ける。
光沢タイプなので、保護シートを貼った状態でも
しっかりと透過して視認率は悪くない。
指紋や汚れも目立ちにくくてメンテナンスは楽になるかも。
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初期セットアップは、従来のタブレットとほぼ同じ。
電源を投入すると、しばらく起動画面が続くと
初期セットアップ画面が現れる。
最初に、言語を選択で「日本」を選んで
次に、Wi-Fiネットワークの設定をして、日付と時刻を合わせる。
(さすがにタイムゾーンは最初から日本標準時になってる。)
Googleの位置情報サービスを使うならに同意するを選択して、
Googleアカウントでログイン(もしくは持ってなければ新しく作る。)すれば
初期セットアップは完了。
もうこれで、心置きなく使えるようになる。
と、思ったら立ち上がり早々アップデートのお知らせ。
・Xperia™ Tablet 「SGPT121JP/S・SGPT122JP/S・SGPT123JP/S」
Android 4.0.3(Release4)アップデートのお知らせ
これで、Wi-Fi接続中の安定性改善と、
他に、以下の機能が新しく追加。
●アプリケーション/スモールアプリの追加
・スクラップブック
・Chrome
・クリップ(スモールアプリ)
・メモ(スモールアプリ)
●Google Playから配信されるスモールアプリのインストール機能の追加
●他社製アプリケーションからSDメモリーカード内へのデータの書き込みに対応
●クリップボード機能の拡張
Androidバージョンは、”Android 4.0.3(Release4)”になる。
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●スタイリッシュに姿を変えた「Xperia Tablet S」
「Xperia Tablet S」の外観は、
従来モデルのSony Tablet Sシリーズとはディスプレイサイズは同じものの
大きく薄型化したボディが目をひく。
「Xperia Tablet S」は、
幅239.8mm×奥行き174.4mm×高さ11.85mm(最薄部8.8mm)、
質量が約570g、
「Sony Tablet Sシリーズ(Wi-Fiモデル)」は、
幅241.2mm×奥行き174.3mmx高さ20.6mm(最薄部10.1mm)、
質量が約598g。
本体の厚さは、最厚部で8.75mmと約42%もスリム化、
最薄部でも1.3mm薄くなっているうえ、質量も約28g軽くなっている。
そして軽量化しながらも
バッテリー容量は、5000mAhから6000mAhへと増えていて
かつ、CPUの進化や電気的な全体の設計の最適化、
液晶のパネル制御「CABC」という技術の省電力化の恩恵で
仮にweb閲覧で、
従来約5時間だったものから約10時間と大幅なスタミナ化を果たしている。
それから、背面素材をアルミニウムに変更して質感も向上、
見る、触れる印象が随分と変わっている。
そして、なんといっても生活防水(IPX4防滴)仕様になったのも大きくて、
例えばキッチンまわりに遠慮なく置けたりだとか、
手が濡れたままで触っても気を使わなくていいだとか
より普段使いとしての使い勝手がおもいっきり上がる。
IPX4・・・防沫 あらゆる方向から散水を受けても有害な影響がない。
ただ、あくまでも防水ではないので、
水の中にブクブク沈むと完全にアウトだし
湿度が高いお風呂だと、さすがに安全ではないから、
それこそ別オプションでも良いから、お風呂ジャケットなるものを出して欲しいのだけど。
基本スペックとしては、
OSにAndroid 4.0.4(2012年9月現在)を搭載、
プロセッサーは、NVIDIA製Tegra 3のCortexA9 Quad Core 1.4GHz、、
メインメモリーは1GB、ストレージは、16GB、32GB、64GBの三種類。
液晶ディスプレイは、9.4型ワイド(1280x800ドット)の
LEDバックライト、IPS液晶を採用。(リフレッシュレート60Hz。)
フロントパネルと液晶面の間に、パネルと屈折率の近い樹脂などを挟み込んで
映り込みや輝度のロスを大きく減らす「TruBlackディスプレイ」を採用しているおかげで、
画面のコントラストは高くて、視野角も広く、非常に見やすい。
それから、今回は音にも注力していて、
スピーカー位置を従来の横だと手で持ってしまうと塞いでしまう形になっていたので
今回は、本体の下側へと変更、出力も2Wと向上。
さらに、タブレットなのに、
原音を忠実に再現するデジタルアンプ「S-Master」や
スピーカーの音をクリアでワイドレンジに補正する「ClearPhase」、
サラウンドスピーカーの音を仮想的に再現する「S-FORCE Front Surround 3D」
といったオーディオ技術を投入していて、
素のままで音楽を聞いたり映画を見た時でも、
ショボショボな音声じゃなくてしっかりとした臨場感のある音質で聴ける。
前面に100万画素、
背面に800万画素のCMOSセンサー搭載 HDカメラを搭載する。
(Sony Tablet Sシリーズは、前面30万画素、背面511万画素。)
特に前面カメラの高画素化は、
対面でSkypeでビデオチャットする際にもHDクオリティになる。
USB(Micro-AB)端子は、専用のマルチポートへと変更、
SDカードスロット、マイク、ヘッドホン出力のインターフェース。
ちなみに、SDカードスロットのフタをあけたところに
製造番号が確認できる。
おそらくは水に濡れて剥がれてしまうのを防ぐためだと思われるけれど
背面に余計な情報がないのはスッキリしていて気持ちがいい。
その他には、ワイヤレスLAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、
Bluetoothは、3.0(A2DP、AVRCP、HSP、HID、SPP、OPP)となって、
各センサーとして、
加速度センサー、ジャイロ、デジタルコンパス、照度センサー、
赤外線リモコン機能、GPSを搭載する。
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Sony Tablet Sシリーズは、上下に非対称なデザインとして
雑誌を折り返した形状をモチーフにして手に持っても馴染むだとか
片側に重さが偏ってる事で手にかかる負担が少なくて
長時間持っていても疲れにくいというコンセプトだったけれど、
今回の「Xperia Tablet S」では、
今できる極限の薄型化と軽量化をすすめて
約570gという質量でも従来比2倍にもなるスタミナ性能だとか
生活防水といった基本性能の底上げが大きく向上している。
ちょっとした調べ物がある時、メールしたい時、何かしたいと思った時に
PCと違って、すぐに立ち上げてすぐに使えるのがタブレットの魅力だとすると
バッテリーが長持ちだとか、軽いとか、水に濡れても平気とか
いかに、普段何気なく使える、使っててイライラしない、というのが重要で
そういった意味では良い感じでブラッシュアップされている。
さて、使ってみようって事で続く。
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