高速AFやWi-Fi機能を搭載した、コンパクトデジタル一眼カメラ「NEX-5R」
有効約1610万画素の“Exmor”APS HD CMOSイメージセンサーに
高速性と動体追従性に優れた「ファストハイブリッドAF」システム、
さらにWi-Fi機能を搭載したレンズ交換式デジタル一眼カメラ“α”「NEX-5R」、「NEX-6」を発表。
・高速性、動体への追従性に優れた新開発 「ファストハイブリッドAF」システム採用
Wi-Fi機能搭載で カメラ機能を進化できる ミラーレス一眼カメラ2機種を発売
まずは、「NEX-5」、「NEX-5N」の後継機種として、
コンパクトさはそのままに、180度チルト可動式液晶モニターや
タッチパネルを搭載して、撮りたい被写体に画面をタッチして写真の撮れる「タッチシャッター」
などを搭載した「NEX-5R」から。
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●「ファストハイブリッドAF」でいままでにない高速オートフォーカス!
NEX-5Rには、撮像素子にAPS-Cサイズで
有効約1610万画素の“Exmor” APS HD CMOSセンサーを搭載。
小さなボディに、
一般的にコンパクトデジカメに搭載されているイメージセンサーよりも遥かに大きく
デジタル一眼カメラと同じサイズの撮像素子(APS-Cサイズ)を載せていて
そのおかげで、美しいぼけ味から、きめの細かい階調表現、ノイズの少ない画質で
撮影できるのが最大の特徴。
そして画像処理エンジン「BIONZ」を搭載することで
高速連写や画像の重ね合わせ処理といった作業をこなす事ができ
ISO感度を、最高で25600という高感度での撮影でも
エッジや輪郭部のシャープさを保ちながら
しっかりとした低ノイズを実現する。
それから、圧倒的に進化したのが、
動体への追従性、高速性に優れている位相差検出方式AFセンサーを
イメージセンサーの撮像面に配置、
そして合焦精度が高いコントラスト検出方式AFとのの2つを組み合わせた
「ファストハイブリッドAF」を搭載してフォーカスの速度と精度を両立。
まず、
99点配置した位相差検出方式AFで
ピント位置の方向とレンズの移動量を高速で判断して即レンズを移動、
そして、コントラスト検出方式AFで精度の高いピント合わせをする。
さらに、被写体が動いている場合では
普通のコントラスト検出方式AFのみの場合では時間がかかってしまったり
ピントが迷っている間にシャッターチャンスを逃してしまうという事がよくあるのだけれど、
位相差検出方式AFで動いている被写体にピントを合わせ続けることで
AF追従の高速連写性能のおかげで、より正確に撮影する事ができる。
また、“電子先幕シャッター”を搭載して
シャッターボタンを押しこんでから実際に露光開始するまでの時間
いわゆるレリーズタイムラグを世界最短の約0.02秒と高速、
自動でピント合わせを行う「インテリジェントAF」のおかげで
ある程度ピントが合っていて突然のシャッターチャンスも逃さない。
「ファストハイブリッドAF」による高速AFとの連携で、ピントを合わせ続けながら
最高約10コマ/秒の高速連写も出来る。
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●レンズもろともコンパクトに!
APS-Cサイズの撮像素子を搭載しながらも
いつでも持ち歩けるデジタル一眼カメラを目指して
ミラーレス構造と小型「Eマウント」を採用してコンパクトなボディを実現。
横幅約約110.8mm×高さ約58.8mm×奥行き約38.9mm。
本体の上面カバーと前カバーには、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用、
重さに関しても、ボディ単体で約218g、
バッテリーとメモステデュオを含んでも質量は約276gという軽さ。
そして、NEX-5Rのキットレンズとして登場したのが、
標準ズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」。
35mm判換算で24-75mmの焦点距離をカバーしながら
リトラクタブル機構を採用して、従来の標準ズームレンズの約半分のまで薄型化している。
SELP1650 :長さ約29.9mm 質量116g
SEL1855 :長さ約60.0mm 質量194g
レンズの全長は約29.9mm、質量116gという薄型でかつ軽量なレンズとなっていて
カメラ本体に装着したままでもトータル体積は圧倒的にすくなくなる。
このおかげでカバンに入れる際にもコンパクトにおさまって
より持ち運びやすくなる。
αレンズとしても初めて電動ズームの採用となっていて
操作リングを使って高速ズームもできて、
かつ、レンズにあるズームレバーを使って
等速でのスムーズなズーミングもできるので、
動画撮影をする際にも手ブレのない撮影もできる。
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●素早い操作ができるコントロールホイールと
直感的な操作ができるタッチパネル液晶
NEX-5Rには、ボディ上部にコントロールダイヤルを新たに設置。
このダイヤルを回すだけで、撮影モードによって絞りやシャッター速度を変更、
マニュアル撮影時などにもダイレクトに設定変更がすばやくできるのは魅力。
シャッターボタンの横にあるFn(ファンクション)ボタンは、
フォーカスやホワイトバランスといった使用頻度の高い項目を最大6つまで任意に設定して、
撮影する時にその機能をすぐに呼び出して、コントロールダイヤルで調整といった
直感的な使い方もできる。
今まで通り本体背面の真ん中にあるコントロールホイールをクルクルまわして
UIメニューを操作するという使い方も
細かい設定をしたい場合でも直接画面に出ているアイコンをタッチという使い方どちらも可能。
撮りたい被写体に画面上で触れるだけでシャッターが切れる「タッチシャッター」や
被写体にピントを合わせたい時も画面をタッチするだけで「追尾フォーカス」が働くなど
使い勝手もかなり良くなっている。
「背景ぼかし」「色合い」「明るさ」「鮮やかさ」「ピクチャーエフェクト」という
5つのアイコンを選んで、組み合わせしてその効果を確認しながら撮影できる
「マイフォトスタイル」も搭載、
例えば、「背景ぼかしコントロール」ならコントロールホイールを回すだけじゃなく、
画面右側にあるインジケーターをなぞってもぼかし具合の調整が出来たりする。
背面の液晶モニターには視野率100%の
約92.1万ドット3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」
と高コントラストで深みのある黒を再現する「TruBlack」を採用。
その液晶ディスプレイは、
「180度チルト可動式液晶モニター」へと進化。
ボディ背面から上方向に約180度、
そして下方向に約50度チルトさせることができるようになっていて
地面スレスレのローポジションでも寝転ばなくても座りながら撮れるし
高い位置から人ごみを超えて撮影もできる。
それに液晶画面が180度回転するようになると
完全にカメラを自分側に向けて撮影できるようになるので、
旅行に行ったり、遊びに出かけて
記念撮影をしたいと思った時にでも自分たちだけで撮れる。
「自分撮りセルフタイマー」を使うと3秒後に自動でシャッター切れるので
手ブレを抑えて撮れるし、調度良い構図にしてくれる「オートポートレートフレーミング」や
「美肌効果」も効果を発揮するので、自分撮りや記念写真にはかなりの威力を発揮する。
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●Wi-Fi搭載して、撮ってすぐに写真を
スマートフォンやタブレットに転送!
ついにαにもWi-Fを搭載。
スマートフォン/タブレットに無料アプリ“PlayMemories Mobile”をインストールしておくと
Wi-FiでNEX-5Rと接続して、カメラの画像を表示したり転送が可能で
転送した画像は、アルバムとして閲覧したり、メールで添付したり、SNSにアップロード
といったいつもながらの使い方ができる。
また、無線アクセスポイント経由でPCに画像を保存もできて、
メモリーカードをカメラからPCに差し込む手間がいらないのも楽。
同じく、DLNAレンダラー対応TVに無線アクセスポイント経由でつなぐ
もしくはWi-Fi Direct対応TVでつないで、
カメラから見たい画像を転送して鑑賞する事もできる。
さらに、
好きな機能を自由に追加できる“PlayMemories Camera Apps”に対応していて
カメラに新機能を追加していく事もできる。
例えば、
ピクチャーエフェクトに新たに6つの表現が加わった「ピクチャーエフェクト+」や、
スマートフォンやタブレットをリモコンにしてカメラを操作できる「スマートリモコン」、
Wi-Fi経由でSNSなどに写真をアップロードできる「ダイレクトアップロード」、
といった無料アプリが用意されている。
また、有償にはなるけれど、
「ブラケットPro」、「マルチショットNR」といった機能も追加できる。
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●動画撮影が楽しくなる、高画質でなめらかな60pフルHD動画
動画は、60Pのフルハイビジョン(AVCHD Ver.2.0、1920×1080)から
60i、24pの、3つのフルHD動画の撮影が可能。
本体背面にあるMOVIE(録画)ボタンを押すだけですぐに動画の撮影が始められる。
このAPS-Cサイズの撮像素子の大きさを利用して
背景のボケた動画を撮ったり
P、A、S、Mモードで設定を自分の意図する設定に変えて
露出をいじったり、映画フィルムと同じフレームレートにした24pでの動画や
「クリエイティブスタイル」、「ピクチャーエフェクト」といった効果をかけて
撮影を撮影したりもでき、今までにない演出を施した動画撮影が出来る。
集音性を向上させた高性能ステレオマイクと
風切音低減フィルターを採用しているおかげで、
動画撮影時の音にもこだわっている。
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●後付けできるXGA有機ELファインダー
そして、NEX-5Rは、別オプションに対応。
視野率100%、高精細な235万画素のXGA有機ELを採用した
電子ビューファインダー「FDA-EV1S」を装着すれば、
被写体の細部に至るまで確認して精度の高いピント合わせが可能で
自発光する有機ELならではの
暗がりの撮影時でも光学ファインダーでは見えないような部分でもしっかりと視認できたり
早い動きの被写体に対しも圧倒的な応答性でブレたり残像が残ってしまう事が極めて少ない。
また、この「FDA-EV1S」ならではの機構として、
ファインダーの向きを0-90度の角度調整ができるので、
ファインダーを覗きながらローアングルで撮影といった事も可能になる。
フラッシュは、別ユニットで本体に装着して使用、
ガイドナンバーは7(ISO100・m)、照射角は16mmをカバー。
充電時間は約4秒。
別売のガイドナンバー20のフラッシュ「HVL-F20S」や
動画撮影用のステレオマイクロホン「ECM-SST1」を
装着して拡張できるのも楽しみの一つ。
使用できるメモリーは、
“メモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ”、
SD/SDHCメモリーカードに対応したマルチスロットを搭載。
バッテリーは、従来どおりNEXで採用される小型なタイプ「NP-FW50」で、
撮影可能枚数は約330枚 (CIPA規格準拠)、
動画撮影可能時間は、約100分となる。
また、新たにNEX-5Rでは、microUSB端子に
付属のACアダプターとマイクロUSBケーブルをつないでの充電を採用。
バッテリーをカメラ本体から外さずに充電できて、
PCからmicroUSBケーブルをつないで充電することもできるようになったので、
充電器も必要なく、圧倒的に持ち運びの荷物を減らせる。
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●デジタル一眼クオリティを便利に持ち運べる「NEX-5R」
「NEX-5R」は、外観スタイルは従来の「NEX-5N」とほぼ変わらないにもかかわらず
位相差検出方式AFセンサーとコントラスト検出方式AFの2つを組み合わせた
「ファストハイブリッドAF」で、オートフォーカススピードが早くなっているというのは
カメラ撮影の絶対的な性能が違ってくる。
APS-Cサイズという撮像素子の大きさはデジタル一眼カメラと同じだったけれど
従来のコントラストAFのみで撮影していた時の
早い被写体を撮ろうとしたときのAFのスピードだけは
到底α(Aマウント)にはまるで及ばなかった唯一の不満点だった。
それが位相差検出方式AFセンサーを含めた「ファストハイブリッドAF」となって
大幅にAFスピードが早くなると、
出かけた撮ってきた写真もより精度があがって失敗写真も減らせる。
さらにNEX-5Rにも
撮影に集中しながら、調整できる
コントロールダイヤルと、Fn(ファンクション)ボタンがついて圧倒的に使いやすくなっているし、
180度チルトする液晶画面も
自分撮りができるという便利さは、実際に旅行に行ったりすると
本気でありがたかったりする。
追加アプリで、スマフォをカメラのリモコンとして使う「スマートリモコン」も
自分撮りしたりするにも重宝しそう。
Wi-Fiも基本装備されたので、
いつでもスマフォなどにボケ味のある素敵な画像を転送して
SNSに投稿もできるし、
自宅でワイヤレスLAN経由で撮った画像をPCに保存できるのもかなり便利。
あって欲しい、あったら便利という基本性能が
ドーンと上がっていて、これは相当魅力的なカメラになっている。
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<デジタル一眼カメラ「NEX-5R」ラインアップ>
デジタル一眼カメラ「NEX-5R」
ボディ「NEX-5R」
・ブラック
ソニーストア販売予定価格:77,800円(税込)
ソニーポイント:3,890ポイントト
デジタル一眼カメラ「NEX-5RL」
ズームレンズキット「NEX-5RL」
・ブラック/シルバー/ホワイト
ソニーストア販売予定価格:92,800円(税込)
ソニーポイント:4,640ポイント
デジタル一眼カメラ「NEX-5RY」
Wズームレンズキット「NEX-5RY」
・ブラック/シルバー/ホワイト
ソニーストア販売予定価格:117,800円(税込)
ソニーポイント:5,890ポイント
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