「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」で、出来る事をいろいろやってみた。
・グローバルモデル「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」のセットアップからいろいろ中身をみてみる。
の続き。
「Xperia Z2 Tablet」の強化された機能含め
タブレットで出来るおもしろそうな事をいろいろと。
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●Xperia Z2 Tabletのおもしろカメラアプリと
画面サイズを活かしてカメラから転送してフォトビューワー。
メインカメラは背面に、ソニー製裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”を採用した
810万画素カメラを搭載。
センサー周りはXperia Z2(1/2.3型)にはならないものの、
高感度、低ノイズだという事と、開放値F2.4のレンズと
独自の画像処理エンジンを搭載して、薄暗いところでも低ノイズで明るい写真が残せる。
カメラアプリは新しいものになっていて、
設定で「長押し連写」すると、「速度優先連写」時で、
1秒間に最大10枚という速さで静止画が撮れたり
「タイムシフト連射」を使うと、シャッターを押したら
そこを境に前後1秒間に30枚の合計で61枚もの写真を高速が撮れる。
「ARエフェクト」を使うと、
カメラごしの画面に、にょきにょき木が生えてきたり恐竜がいたり
海の中にいるみたいに魚がおよいでたり、
インカメラに切り替えると、自分の頭にキノコの帽子がくっついたりと
同じテーマでも、効果が変わる。
恐竜の鳴く声や海に潜った音も効果音として出ていて
これをそのまま動画で記録する事もできて、
お遊び要素と侮れないほどにおもしろい。
他にも、マニュアル撮影や、背景ぼかし、クリエイティブエフェクト
といった様々なアプリが入っているし、
さらに追加アプリをこれから増やしていくこともできる。
動画撮影は、フルHDとなっていて、
Xperia Z2のように4K動画撮影には対応していない。
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また、Xperia Z2 Tablet自身で撮影しなくても、
デジタルカメラで撮影した画像のビューワーとして使うと
10.1型という大きさと1920×1200の解像度の高さ、視認性の良さもあって
現場で細部までチェックできてかなり便利。
でも画像をタブレットに転送するのがめんどくさいよねなんて事もあったけれど、
最近は、Wi-Fi機能のついたカメラなら
お気に入りの写真を転送もできるようになったし。
さらに、
デジタル一眼カメラ(α7R、α7、α6000、α5000)にある新アプリ「スマートフォンシンク」を使えば、
カメラの電源落とすと、撮った写真をタブレットに自動転送してくれて、
Xperia Z2 Tabletの画面でじっくり画像を確認するなんて事もスムーズに出来る。
これは実際にやるとかなりツボ。
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●ダントツに強化されたオーディオ機能、
ノイズキャンセル機能とハイレゾ対応!
Xperia Z2 Tabletの大きく進化したのがオーディオ周り。
スピーカーは、Xperia Tablet Zは真横に向かって搭載されていたけれど、
Xperia Z2 Tabletは、両サイドのフチのところに前向きに配置されて、
新たに仮想サラウンド機能の「S-Forceフロントサラウンド」を搭載。
これだけでも明らかに音の伝わり方が違っていて
タブレット単体で聞いていても、この薄っぺらなボディから出てるとは思えないほど
しっかりした音声で聴ける。
「サウンドエフェクト」をいじれば
ポップス、ジャズといったイコライザープリセット
もしくは自分で5段階のイコライザーの設定、とクリアバスの調整ができる。
ヘッドホン用の設定として、
スタジオ、クラブ、コンサートホールといった「サラウンド(VPT)」、
左右の音の混在を減らす「クリアステレオ」、
スピーカー設定として、
内蔵スピーカー用の音質になる「Clear Phase」、
再生レベルを強調する「xLOUD」、
臨場感のある再生をする「S-Force Front Srround」のオンオフ設定ができる。
これらを自分好みで調整することも、
もしくは「Clear Audio+」をONにしてしまえば
全てソニーが推奨する設定に自動的にしてくれる。
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そして、周囲の騒音を最大約98.0%低減できるデジタルノイズキャンセリング機能。
「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」には、
ノイズキャンセリングに対応したイヤホンは付属していなかったので、
自前で用意する必要がある。
今回は、Xperia Z2に付属していた
ノイズキャンセリング対応イヤホン「MDR-NC31E」を流用。
マイクを搭載して、かつ5極プラグになったタイプ。
(ソニー公式では、MDR-NC31EM、MDR-NC33、MDR-NC31、MDR-NWNC33、MDR-NWN33Sを指定)
「オーディオアクセサリ」から接続するイヤホンを選択。
ノイズキャンセリング対応イヤホンをXperia Z2 Tabletに接続すると、
「音設定」にある「サウンドエフェクト」に
「ノイズキャンセル」機能の項目が現れる。
「ノイズキャンセル」は、[OFF]、[ON(自動)]、[ON(常時)]から選択できる。
「ノイズ環境設定」は、よりノイズキャンセリングの効果を的確に発揮するために、
自分の利用する環境を[電車・バス]、[航空機]、[室内]から
好みで選択すれば良い。
ノイズキャンセリング機能はかなりのもので、
余計な騒音は大幅にカットされて、
人の声は少し変化はあるものの聞き取れるのがミソ。
動画をみてる時でも、外野の音が聞こえると
そっちに意識がいってしまって、またちょっと戻してなんて事がよくあるけど
これは見てる動画に没入できてイイ!
もちろん、音声を再生していなくても
しっかりノイズキャンセルの効果があるから、
モノ書きとか集中したい時に使える。
・Xperia Z2の強化されたノイズキャンセル機能を使ってみる。
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それから、
USB-DACやヘッドホンアンプ、アンプ内蔵スピーカーといった機器の力を借りることで
ハイレゾ音源への再生にも対応する。
Xperia Z2 Tabletでは、「WALKMAN」アプリで
ハイレゾ音源(96kHz/24bitのFLAC/WAV)までをデコードして再生。
「設定」の「音設定」に、
【USB経由のハイレゾオーディオ】にチェックを入れることで、
Xperia Z2のmicroUSBからデジタル出力、
USB DAC/DACアンプを使用して高音質オーディオを再生ができるようになる。
仮に、ハイレゾ音源に対応したワイヤレススピーカー「SRS-X9」と接続する場合、
「microUSB オス - USB Aメス 変換ケーブル」で
ケーブルを変換して、USB B端子に接続する必要がある。
準備がめんどくさいけど
これで、Xperia Z2 Tabletに転送したハイレゾ音源を
「Walkman」アプリを操作再生して「SRS-X9」から音声を聴く事ができる。
Xperia Z2 Tabletの大画面がそのままオペレーション画面になって、
再生すると、ワイヤレススピーカーから豊かな心地良いサウンドで聴ける。
ただし、ハイレゾ音源はさすがにデータ容量をバカ食いするので、
本気で使おうと思ったら、ハイレゾ音源専用のmicroSDカードを用意しておくほうが現実的。
・Xperia Z2+DACアンプを使ってハイレゾ音源を聴いてみる!
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●タブレットサイズだからこその便利な使い方いろいろ。
定番中の定番、
『ReaderStore』や『BOOK☆WALKER』などで購入した電子書籍を読む。
10.1インチもあると1ページ分がかなりゆったりとしてかなり見やすい。
タテ向きなら1ページを広々と、
ヨコ向きなら2ページが見開きで見られる。
カラー版も当たり前にフルカラーで楽しめる。
本体が劇的に軽くなって、さらに薄くなって重心がズレた時の負担も減っていて
片手で持っていても、より苦痛度が減っていて読書に集中できる。
軽いと薄いを一番に感じられるのが
この電子書籍を読んでる時だった。
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リモートデスクトップアプリ(Chromeリモートデスクトップ)を使って
Xperia Z2 Tabletから、自宅にあるVAIOにアクセスして操る。
以前、Xperia Tablet Z用に買った
バッファロー製のBluetoothキーボードがそのまんま流用できたので使いつつ
リモートデスクトップアプリを起動したら
リモート先のVAIOの壁紙がそのままXperia Z2 Tabletの画面に現れて完全に擬似VAIO状態!
というか、自宅PCにある全データそのままアクセスできる
クラウドPCになってくれてこりゃ便利。
ちなみに今年の夏には、
ソニー純正でカバー付きBluetoothキーボード「BKC50」が出てくるようで、
こっちのほうがNFC付いて、バッテリーの持ちが良さげ。
あえて画面設定を変更することもなく
リモート先のPCの”艦これ”の画面だけを、
ピンチアウトして拡大してやれば、
Xperia Z2 Tablet上では画面いっぱいで普通に遊べる。
一番あっては困る回線途切れも、リモートデスクトップだと
自宅(仕事場)にあるPCがネットから切断される事もなく
つながっているという安心感はかなり大きい。
・「Chromeリモートデスクトップ」を使って、自宅PCをXperiaで遠隔操作!
・Xperia Tablet Zに物理キーボード付きカバーをくっつけて使ってみる。
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それから、画面が大きくなると格段に便利になる「スモールアプリ」。
サブウィンドウ的な使い方が便利な「スモールアプリ」だけど
スマートフォンサイズのように画面が小さいと、一つ開くのが使い勝手的にもちょうどいいくらい。
それがタブレットぐらい画面が大きくなると、
「スモールアプリ」を複数開いても、それぞれ独立して余裕で使えて
”ながら使い”ができて楽ちん。
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●現時点(2014年5月10日現在)での注意点
Xperia Z2 Tabletの醍醐味として
持ち運べながら大きい画面で動画を楽しめること。
Youtubeもバンダイチャンネルもhuluも
スマホよりもよっぽど大きく感じられる画面で動画を観られる。
その中でひとつ、
グローバルモデルの「Xperia Z2 Tablet(SGP511)」の注意点として、
このブログを書いている現時点(2014年5月10日現在)では、
リモコン付きテレビ番組表アプリ「TV SideView」の中で、
『TV SideViewプレーヤープラグイン(税込み500円)』がインストールできない事。
「TV SideView」は、
本来であれば、このプラグインを追加インストールすることで、
「外からどこでも視聴」、「家じゅうどこでも視聴」、「ワイヤレスおでかけ転送」
といった事ができるようになって
特にこのXperia Z2 Tabletでも観られる!はずだった。
けれど、
導入しようと『TV SideViewプレーヤープラグイン(税込み500円)』を開くと
【お使いの端末はこのバージョンに対応していません。】とでて
インストールができないのが現状。
同じく、グローバルモデルのXperia Z2(D6503)でも同様に対応していない。
現時点でのプラグインのバージョンで何がひっかかっているのか?
おおよそ条件が同じと思われる”グローバルモデル”、”Android4.4”の
Xperia Z Ultra(C6833/C6802)では問題なくインストールできて利用できているので、
これは単純に、アプリのバージョンの対応を待ってみるしかない。
国内で発売される「Xperia Z2 Tablet(SGP511JP/SGP512JP)」であれば、
こういったハードルにぶつからなくていいので、全然気が楽なのだけど。
・外出先からBDレコーダーを操れる「TV SideView」が超便利!
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Xperia Z2 Tabletは、
Xperia Tablet Zのマイチェン程度に思っていたけれど、
目に見える画面もとても綺麗になっていて
手に持っているとディスプレイが消灯しないとか
ふと手にとって流れてくる音もしっかり伝わるとか
本当に軽くて薄くて、そういったひとつひとつの積み重ねで
使ってみると随分と印象が違っている。
新しい機能は使う使わないもあるとしても
10.1型という画面サイズで想像していた気負いみたいなものが随分と減っていて
いつでも使うステーショナリーグッズに近づいた感覚で使えるのがいいかもしれない。
<Xperia Z2グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z2(D6503)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z2(D6503)」をいじりながら進化したところをチェック。
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