ワイヤレススピーカー「SRS-X9」をより良い環境に、オーディオボードを使ってみる。
ワイヤレススピーカー「SRS-X9」用に設計されたという
オオアサ電子製のオーディオボード「HWB-X9」がやってきたので使ってみる。
オーディオボードってのは、音響機器の余分な振動を抑えて
音質をより良くしようというアイテムの一つ。
特に、ワイヤレススピーカー「SRS-X9」の場合、
音源からアンプ、スピーカーまでが一体化しているだけに効果が大きい。
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オーディオボード「HWB-X9」のサイズは、
「SRS-X9」のタテヨコサイズにピッタリと合うように
約430mmx約130mmにカットされた天然木から加工されたベースとなるボード。
ベースの厚みは約12mmで、
床接地面からの高さは約32mm。
非常に硬質で剛性が高く、
インシュレーター込みで約1,475gの重量がある。
ベースの下には、ジュラコン削りだしの円錐型のインシュレーターが
三点支持で3つ付いていて、2つ付いている方が前方側になる。
円錐型のインシュレーターは締め付けて固定されておらず
中心部分から多少の首の振り幅がある。
どうやらこれはそのまま置いて使えばいいらしい。
ちなみに、ワイヤレススピーカー「SRS-X9」のインシュレーターは、
底面に全部で5ヶ所。
わりと小さい面積でも、設置させると本体を保持している。
もちろん接地面が硬い場所に置かれていれば
それを見越して設計されているだろうし、そのままでも十分良い音で楽しめる。
ただ、一体型という事から考えても
スピーカーは直接空気を前後に振動させて音声を発生するものだから
置いた場所で本体がグラグラするのはNG。
「SRS-X9」をオーディオボード「HWB-X9」に載せるとこんな感じ。
スピーカーにスパイクをつけて、スパイクベースを置いて点で支えるような構造。
「SRS-X9」を載せた状態で、グイグイと前後にふってみたけれど
がっしりと設置して動かない。
(動くとしても「SRS-X9」のインシュレーターのゴム足部分の余裕程度。)
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「NW-ZX1」に、
別売のハイレゾ・オーディオ出力用 USB 変換ケーブル「WMC-NWH10」をくっつけて、
お気に入りの楽曲をワイヤレススピーカー「SRS-X9」で聴いてみる。
もともとワンパッケージでセッティングもなにもなくて
自分の目の前におくだけで、
どこでもシンプルに良質な音楽が楽しめて良いとは思っていたけど、
「SRS-X9」ゆえの本体周辺でまとまった感のあった音声が
オーディオボードが入るともうちょい広がりを持たしてくれて、
かつ心地よく耳元まで抜けてくる。
自分には分解して読み解くほどの耳は持ちあわせていないものの
硬質なボードとインシュレーターの絶妙な組み合わせと、1cmの高さが上がる変化というか、
もちろん「SRS-X9」だけでも良いのだけど、
こうしてオーディオボードを一つ加えて良い環境を作って聴くのもこれはこれでアリかな。
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