NTTドコモ、国内最速の「5G SA」受信時最大6.6Gbps通信を提供開始。「Xperia 1 VI SO-51E」は、8月1日最速対応。
NTTドコモは、Sub-6帯(3.7GHz帯/4.5GHz帯)とミリ波帯(28GHz帯)の3つの周波数を束ねるNR-DC(New Radio-Dual Connectivity)を商用化し、「5G SA」において国内最速となる受信時最大6.6Gbpsの高速通信を2024年8月1日(木曜)から提供開始することを発表。
受信時最大6.6Gbpsの高速通信の対応機種として、Xperia 1 VI SO-51Eがラインナップ。
さらにサービス開始と同時に対応することが発表されている唯一の端末となっている。
・国内最速、「5G SA」において受信時最大6.6Gbps通信を提供開始<2024年7月30日>
・ドコモオンラインショップ
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目次
●NTTドコモ、国内最速の「5G SA」受信時最大6.6Gbps通信を提供開始
ドコモが提供する最大の受信速度は、Sub-6帯(3.7GHz帯/4.5GHz帯)のどちらか一方の周波数とミリ波帯(28GHz帯)を組み合わせ受信時最大4.9Gbpsおよび送信時最大1.1Gbpsの通信を提供してきた。
それが2024年8月1日より、Sub-6帯(3.7GHz帯/4.5GHz帯)とミリ波帯(28GHz帯)の3つの周波数を束ねるNR-DC(New Radio-Dual Connectivity)を商用化し、「5G SA」において国内最速となる受信時最大6.6Gbpsの高速通信を提供開始する。
要するに2本使っていた通信にさらにもう1本追加して3本になれば、より高速な通信が可能になるということ。
上の画像で言えば、赤くなっているバンドすべてを利用して、受信時最大6.6Gbpsの高速通信を実現することになる。
ということは、必然的にドコモのミリ波Sub-6対応バンドであるn257、n79、n78に対応している必要があり、ミリ波に対応していないSIMフリーモデルのXperia 1 VI(XQ-EC44)ではこの高速通信は利用できない。
もちろんミリ波提供エリアという限られた場所でしか利用できない問題があるので、ほとんどの場面ではこの高速通信を体感することができず実用上はほぼ問題にならない。
対応予定のモデルは、Xperia 1 VI SO-51E、Galaxy S24 Ultra SC-52E、Galaxy Z Fold6 SC-55Eの3モデル。
Xperia 1 VI SO-51Eについては、サービス開始直後から利用が可能な唯一のモデル。
さらにアップデートを行なわないと利用できないとされていることから、2024年8月1日までにはアップデートの配信が確定している。
もっとも問題なのは、提供エリアについて。
サービス開始当初は東京都、神奈川県の「5G SA」エリアのうち一部エリアから提供を開始する。
その他のエリアについては、順次、拡大を予定しているようだが、もともとドコモの5GSA提供エリアは東京などではかなり少なく、ミリ波の提供エリアである必要もあることから、この高速通信はごく一部のスポットやドコモショップなどでしか体感できない可能性が高い。
ソニーのSIMフリーモデルでは利用できないサービスだけれど、スマートフォンとして販売していない5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」については、ミリ波にも対応。
最大スループットも上り最大 1.1 Gbps、下り最大 8.1 Gbpsに対応しているので、もしかしたら今回のSub-6帯(3.7GHz帯/4.5GHz帯)とミリ波帯(28GHz帯)の3つの周波数を束ねるNR-DCを利用できるかもしれない。
ドコモのサービスの対応端末はドコモ端末のみ保証する関係でその他の端末の対応状況は全くわからない。
とりあえずは近くのエリアが対応したときに、使用できるか試してみようと思う。
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●ソニーストア Xperia 1 VI SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込) 発売中
12GB/512GBモデル:204,600円(税込) 発売中
16GB/512GBモデル:218,900円(税込) 発売日2024年8月23日(金)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット
スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応、非Xperia、非防水
・5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」購入ページ
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●SIMフリーモデル Xperiaの使い方
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
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