ソニー、ポータブルシアターシステム「HT-AX7」実機レビュー。見た目に騙されちゃいけないよ!3つのスピーカーを自分のまわりに置いたら、そこは音に包まれる世界。
ソニーから、バッテリーを内蔵して立体音響を楽しめるポータブルシアターシステム「HT-AX7」なるものが登場。
見た目にいつものスピーカーとは異なる特徴的な2つのリアスピーカーと本体フロントスピーカーを組み合わせたアイテムは一体どういったコンセプトを持つのか?
ポータブルシアターシステムとは何なのか?一足早く「HT-AX7」の実機を触る事ができたので実際に使ってみた。
・家の中で手軽に持ち運び、好きな場所が立体音響のシアター空間になる完全ワイヤレスのポータブルシアターシステム 発売
・HT-AX7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・“音の新体験”スピーカーキャッシュバックキャンペーン
・アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
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目次
●ポータブルシアターシステム「HT-AX7」の仕組み。
ポータブルシアターシステム「HT-AX7」は、バッテリーを内蔵した3つのスピーカーを組み合わせて家の中で手軽に持ち運んで楽しめるアイテム。
パッと見た感じどういったものかわかりにくいものがどう楽しませてくれるのか?
単純に「HT-」という型名からすれば、テレビ用のホームシアター(HT-A9や、HT-A7000など)と同タイプを想像する。
けれど、どちらかというと「HT-AX7」はスマートフォンやタブレットといったポータブル機器と接続して利用するシアターシステムという立ち位置の様子。
「HT-AX7」のベースとなる本体フロントスピーカーのサイズと質量は、306mm x 97mm x 123mm、約1.4kg。
円柱形のリアスピーカーは、直径122mm x 高さ39mm、約295g。
本体フロントスピーカーにリアスピーカーを載せた状態で約2.0kg。
中身の構成はというと、フロントスピーカーには約49×71mm口径のソニー独自技術を搭載したX-Balanced Speaker Unitを2基搭載、低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを2基配置した「デュアルパッシブラジエーター方式」を採用。
クリアな音質とキレのある低音域を実現する。
リアスピーカーには、約60mm口径のX-Balanced Speaker Unitに、ソニー独自の高い剛性をもつ浅型振動板を搭載することで、360度全方向への音が広がる構造。
円盤状リアスピーカーは、普段は「HT-AX7」本体の上に乗せておいて、使いたいときに取り外して自分のまわりに置く。
3基のスピーカーはすべて無線で接続、好きな場所で、好きなスタイルで、自由な視聴スタイルがコンセプト。
理想的なスピーカーの位置は、耳からおおよそ1~1.2m程度の範囲。
部屋全体というよりも、自分自身のまわりににおくパーソナルな立体音響空間を楽しむといった感覚。
本体スピーカーと、2つのリアスピーカーを自分の周囲に置くことでソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」、いわゆる自分のまわりに立体的な音場を作り出して立体音響を楽しめる。
もちろん立体音響だけでなくて、全てのスピーカーから同じ音を出すモードにもできる。
部屋を囲うようにスピーカーを置いて音楽を再生すれば、3つのスピーカーからの音がBGMのように部屋中を満たされる感覚
3つのスピーカーともに30時間という超持続バッテリー
「HT-AX7」本体スピーカーと2つのリアスピーカー全てにバッテリーを搭載。
バッテリー持続時間はそれぞれ30時間という長時間スタミナ性能で、使っていてもすぐにバッテリーが切れるかも?という心配をしなくて良い。
急速充電した場合約10分の充電で約2.5時間再生できる。
充電時間は、本体側が4時間、リアスピーカーが4.5時間。
本体側は、USB Type-C端子で充電。
リアスピーカーは本体スピーカー上部に載せるだけ。
充電端子が円形になっているのは、どの位置で置いても充電できるようにするため。
リアスピーカー設置位置に磁石が内蔵されていて、ぴったり吸い付くように所定の場所に置ける。
充電中は、本体側のLEDランプがオレンジに点灯して充電状態も確認できる。
「HT-AX7」には、USB Type-CケーブルとACアダプターを付属。
ACアダプターは、USB Power Deliveryの45Wまで対応していて、PPS(Programmable Power Supply)にも対応。
マルチペアリングの最大台数は8台。
2台の機器と同時接続して、それぞれの機器から音楽や通話を受信できるマルチポイント接続に対応。
再生したい機器で音楽再生を始めると、シームレスに再生機器が切り替えることができる。
「HT-AX7」は、「Home Entertainment Connect」アプリを使うと、スマートフォンをリモコンとして使える。
初期セットアップから、スピーカーの操作をしたり、音量やモードの設定もかんたんに調整できる。
本体アップデートがあった場合にもアプリ経由でアップデートできたり、使用方法を含めたサポート情報も載っていたりと、シンプルながらあると便利。
「HT-AX7」にBluetoothで接続できる機器との組み合わせ
ポータブルシアターシステム「HT-AX7」の接続方法は、Bluetooth。
接続コーデックは、AACとSBC。
光デジタルやオーディオジャック、USBといった音声出力は一切ない。
スピーカーも接続する機器もすべてワイヤレスということになる。
実際、「HT-AX7」でスマートフォンと接続してみると、音の遅延も気にならずいたって普通に視聴できる。
映像関係のアプリの場合、ある程度遅延を考慮した映像と音の出力を自動で行ってくれる事もあってか違和感なくコンテンツに没入できる。
ただし、タイミングがシビアなリズムゲームやアクションゲームでは、遅延が気になるので、そういった類のものには向かないかもしれない。
Windows PCともBluetoothで接続してみた。
スマートフォンと同じく映像視聴するぶんにはまったく問題ない。
デスクトップPCと接続するなら、PCモニターの高さを確保できるのであれば、デスクトップで立体音響の作れておもしろい。
とはいえ、肝心のゲームでは音声の遅延が気になるのでなんともいたし返しなところ。
MacについてもコーデックはAACで接続されるため、iOS機器と接続している感覚で利用できて、遅延も同等。
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●ポータブルシアターシステム「HT-AX7」の仕組み。
こうして機器的な説明だけを見ていると、正直なところあまり欲しくならないかもしれない。
今まで見たこともない形をしたポータブルスピーカーであって、見た目からも何ができるかが伝わってこない。
わりとそんな半信半疑な状態で「HT-AX7」を使ってみた。
第一印象は、見た目にもうちょっと残念な音かと見くびっていたのは申し訳なかったというかこんな小さいサイズのボディでここまでの音量・音圧が出せるねという意外性。
とはいえ、このままだと一般に発売されているポータブルスピーカーと大きく変わらない。
やっぱり、この丸いリアスピーカーを使ってみないとね。
リアスピーカーの着脱はとてもイージーで、ポンとはずして、適当に床にポンと置くだけ。
この動作がまぁ楽ちん。
自分のまわりを囲むように3つのスピーカーを置いて、スマホ・タブレットでコンテンツを再生してみる。
すると、自分のいる場所を中心として「サウンドフィールド」が出来上がるといった感じ。
眼の前のちいさなスマホ・タブレットから出ていた音が、急激に自分の周囲、頭の上までを音で包まれるように聴こえて、これいいじゃん!と心の声が漏れる。
中身的にはスマホからのステレオ音声を、アップミキサーで立体音響化していて、ソース関係なしに立体的なサウンドを作り出しているという感じ。
ただ、ホームシアターなら Dolby Atmos に対応してないとねとか、きっちり360 Reality Audioに対応してくれなきゃだめなんじゃ?と思う自分もいるのも確か。
けれど、それよりも使うまでのプロセス、使うスタイルが異常にかんたんという事がその物足りなさを圧倒的に上回る。
3つのスピーカーともに電源いらず、有線ケーブルいらず、測定とか最適化とかそういっためんどくさい設定いらず。
なんて使いたいハードルが低いんだと。
リビングのソファに座っていても、カーペットの上でごろごろしていても、寝室のベッドに寝ながらでも、場所をえらばずにそのスピーカーエリアの中に居られる。
ムリヤリに立体音響にする必要もなくて、サウンドフィールドのエフェクトをオフすると単純に音に包まれたような空間になる。
均一な音で満たされるいわゆるカフェにいる感覚に近い。
グラスサウンドスピーカーは中心から部屋全体に広がるイメージで、「HT-AX7」はその逆。
最大約40平米くらいでも使えるみたいで、部屋のなかで音楽の流しっぱなしが最高に楽しい。
ホームシアターの王道は、おおきなテレビやスクリーンと組み合わせてスピーカーを設置して、その所定の場所で視聴することで最高の音場を味わえる。
もちろん場所と資金があるならコレをやりたいけれど現実は厳しくてそうもいかず。
あるいはせっかくホームシアターを作っても、視聴する時間がとれなくて思うように視聴できない状況に陥ってしまう事もある。
その場所的、時間的な制約をブチやぶったのが「HT-AX7」。
もちろんホームシアターにかなうものではないとしても、今まさに自分の居る場所で、居たいと思っている場所で、サラウンドフィールドが作れてしまう。
しかも、究極な手軽さのわりに、音が確かに自分のまわりに存在を感じられるというえらく完成度の高い立体音響で。
コンテンツへの没入感が垂直に跳ね上がって、これは本気で感動してしまった。
ゲームには遅延が…と言ったものの、ゲーム機とつないでみたら超絶シビアなゲームじゃなければ全然楽しめる。
しかも、スマホやタブレットでサブスクを視聴するのは日常化しているわけで、「HT-AX7」を導入してしまえば家中どこでも妥協しなくて全力で楽しめるって事だと。
何なら、夏休みにイナカの親戚のお家に行って、あのなんとも何もやることのないようなゆったりした空間すらも、充実したコンテンツ空間に変えられる。
友達の家に持って行って、コレすげぇだろ!を直接体感させて、優越感にも浸れる。
能動的に楽しい空間を移動できる、それがポータブルシアターシステム「HT-AX7」と言っていい。
これは全力でソニーストアで体感してほしい超絶オススメアイテム。
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●ポータブルシアターシステム「HT-AX7」スペシャルコンテンツ
置けば、そこがシアター空間。THE ミニマルシアター HT-AX7
・置けば、そこがシアター空間。THE ミニマルシアター HT-AX7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
ポータブルデバイスで映像を楽しむ時代に合わせた 持ち運べるシアターシステム『HT-AX7』
・ポータブルデバイスで映像を楽しむ時代に合わせた 持ち運べるシアターシステム『HT-AX7』 | ソニー
XperiaでつくるTHE ミニマルシアター Xperia 1V
・XperiaでつくるTHE ミニマルシアター Xperia 1V | Xperia × Audio / Visual | Xperia(エクスペリア)公式サイト
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●ポータブルスピーカーラインナップ
ポータブルシアターシステム「HT-AX7」
ソニーストア販売価格:77,000円(税込)
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ウェアラブルネックスピーカー「SRS-NS7」
ソニーストア販売価格:39,600円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」 ソニーストア販売価格:33,000円(税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ウェアラブルネックスピーカー 『ファイナルファンタジーXVI 』コラボレーションモデル SRS-WS1/FF16 ソニーストア販売価格:34,100円(税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ウェアラブルネックスピーカー「SRS-NB10」
ソニーストア販売価格:18,700円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
お手元テレビスピーカー「SRS-LSR200」
ソニーストア販売価格:25,300円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XG300」
ソニーストア販売価格:39,600円(税込)
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XE300」 ソニーストア販売価格:27,500円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XE200」 ソニーストア販売価格:19,800円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」
ソニーストア販売価格: 48,400円(税込)
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~19:00