ソニーのスマートウォッチwena3のサービス提供期間は2026年2月頃まで。wena3は既に生産完了、今のところ後継モデルは不明。
ソニーの販売するスマートウォッチwenaシリーズについて、「おサイフリンク」アプリを、2023年12月末にサービス終了することはすでに発表済み。
そして今回、wena3のサービス提供期間を発表。
wena3 の修理・モバイルアプリのサポートサービス提供期間は、生産完了(2023年2月)から3年間となり、2026年のサービス提供期間終了までは「おサイフリンク」を除く機能の利用は可能となる。
今後のサービス終了の流れは、以下の通り。
2023年12月31日:おサイフリンクサービス終了
2024年1月以降:「おサイフリンク」新規ダウンロード終了
2026年2月ごろ:wena3 の修理・モバイルアプリのサポートサービス提供終了
・wena wrist、wena wrist pro、wena wrist active、wena 3をお使いのお客様へ アプリケーション「おサイフリンク」のサービス終了(2023年12月末)について
・スマートウォッチ | ソニー
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目次
- ●wena3 サービス提供期間について
- ●アプリケーション「おサイフリンク」のサービス終了(2023年12月末)
- ●電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay)を使う手順(初期設定にiOS必須)※2023年12月末まで。
- ●スマートウォッチ wena3レビュー
- ●スマートウォッチ wena とジョジョの奇妙な冒険のコラボモデル
- ●スマートウォッチ「wena 3」と映画「シン・ウルトラマン」のコラボモデル「wena 3 -Ultraman Edition-」(数量限定1,000台)
- ●「wena3」ラインナップ選べる3種類のバンド
- ●インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部。
●wena3 サービス提供期間について
前回は「おサイフリンク」終了についての発表だったけれど、今回のはwena3全体のサービス提供期間の発表となる。
wena3が生産完了した2023年2月から3年間となっているので、早くても2026年の1月まではアプリの利用やSuicaの利用はできる。
後継モデルの発表は今のところなく、「おサイフリンク」に相当する機能もサポートするのであれば大規模な開発が必要となるはず。
仮に後継モデルが出るとするのであれば大幅に機能が変化するのか?もしくはこのまま終息してしまうのか?
これから猶予期間となる3年以内に、wena3のかわりとなりうるスマートウォッチの登場が待たれる。
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●アプリケーション「おサイフリンク」のサービス終了(2023年12月末)
影響を受けるアプリケーション、製品は以下の通り。
【対象アプリケーション、および対応製品】
● 対象アプリケーション:おサイフリンク
● 対応製品:wena wrist、wena wrist pro、wena wrist active、wena 3
【各サービスの対応について】 ● 「おサイフリンク」アプリ / 提供会社:フェリカネットワークス株式会社
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・ おサイフリンク アプリの新規ダウンロード
・ おサイフリンク アプリの機能全般
サービス終了にともない、提供機能のサポートも終了いたします。詳細はこちらをご確認ください。
https://ap.pitsquare.jp/osaifu/mfp/guide.html
● 楽天Edy / 提供会社:楽天Edy株式会社
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・おサイフリンク アプリ内の各種機能の利用
2.サービス終了日以前に「おサイフリンク」アプリから対応製品に発行済みの楽天Edyについては、サービス終了日以降も以下は継続でご利用いただけます。
・店頭でのお支払
・現金でのチャージ
・楽天Edyアプリを使った各種サービス(チャージ、残高確認など)
https://edy.rakuten.co.jp/info/2022/1128_osaifu
● QUICPay / 提供会社:株式会社ジェーシービー
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・「おサイフリンク」アプリ内の各種機能の利用
2.サービス終了日以降も以下は継続でご利用いただけます。
・サービス終了日以前に「おサイフリンク」アプリから対応デバイスに発行済みのQUICPayモバイルによる店頭でのお支払い(*1)
(*1)サービス終了後は、サポート対象外となりますのでご承知おきください。
詳細が決定次第、こちらのURLにて順次ご案内いたします。
https://www.quicpay.jp/support/qmobile/setting_iphone.htmlx
● iD / 提供会社:株式会社NTTドコモ
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・「おサイフリンク」アプリ内の各種機能の利用
2.サービス終了日以降も以下は継続でご利用いただけます。
・サービス終了日以前に「おサイフリンク」アプリから対応デバイスに発行済みのカードによる店頭でのお支払い(*2)
(*2)カード有効期限内に限ります。
https://id-credit.com/information/2022/1104.html
● ゴールドポイントカード / 提供会社:株式会社 ヨドバシカメラ
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・「おサイフリンク」アプリ内の各種機能の利用
2.サービス終了日以降も以下は継続でご利用いただけます。
・サービス終了日以前に「おサイフリンク」アプリから対応デバイスに発行済みのゴールドポイントカードの利用
サービス終了後はゴールドポイントカードアプリ等に登録いただくことで、引き続きゴールドポイントをご利用いただけます。
詳細はこちらをご確認ください。
https://www.yodobashi.com/ec/support/member/pointservice/gold/about/iphone/index.html
● モバイルdポイントカード / 提供会社:株式会社NTTドコモ
1.サービス終了日以降は以下がご利用いただけません。
・「おサイフリンク」アプリ内の機能の利用
・「おサイフリンク」アプリから対応デバイスに発行済みdポイントカードのご利用
お問合わせはこちら
https://dpoint.docomo.ne.jp/guide/faq/index.html
● ANAスキップサービス / 提供会社:全日本空輸株式会社
SKiPサービスは2023年3月31日をもって終了しました。
詳細はこちらをご確認ください。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/notice_037.html
【サービスおよび新規ダウンロード終了予定日】
2023年12月31日
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●電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay)を使う手順(初期設定にiOS必須)※2023年12月末まで。
もともとwenaシリーズのメイン機能のひとつである”電子マネー”の初期設定は、iOS端末からしかできないという不便さがあった。
理由は単純で、wenaシリーズに電子マネー機能があっても、それを利用するためのアプリがフェリカネットワークス株式会社が提供する「おサイフリンク アプリ」しかなくiOS版しか存在しないため。
それを踏まえてでも電子マネーが使えることがwenaシリーズの良さでもあったけれど、仕方ないとはいえなくなるのは非常に残念。
せっかくなので、Android端末を持っていてwenaシリーズで電子マネー機能を使いたい場合の、iOS端末で初期設定の方法を改めて記載。
ということで、Android端末でwena 3の”電子マネー”を使いたい場合の手順。
まず、Android端末からwena 3アプリを「強制終了」する。
そして、wena 3のディスプレイから、ツール→Setting→初期化へとすすんで、いったんwena 3を初期化、Android端末と切り離して、iOSへ改めてBluetoothで接続する。
<参照>
・iOS端末をお持ちのAndroidユーザーの方へ:wena
iOS端末とwena 3をBluetoothでペアリングして接続。
次に、「おサイフリンク」アプリをインストール、起動して”電子マネー”の設定をしていく。
「おサイフリンク」アプリは、モバイルFeliCa ICチップを搭載したiOS端末とBluetoothで接続して、電子マネーや会員証などのおサイフケータイ対応サービスを利用できるというもの。
「おサイフリンク」アプリで利用できるのは、電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay)、乗り物(ANA Skipサービス)、ポイント(モバイルdポイントカード、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード)の6つ。
代表して、楽天Edyの登録をしてみよう。
楽天Edyをタップして、初期設定を開始。
iOS端末に、Edy番号がふりわけられる。
これで、bluetoothで接続されたwena 3に楽天Edyが使える準備ができる。
wena3に登録した「楽天Edy」にチャージ。(Android端末で可能)
iOS端末で、「おサイフリンク」アプリでの設定が終わったら、wena 3を改めて初期化。(電子マネーの設定は消えない。)
Bluetooth設定からwena 3の登録を削除。
Android端末であらためてwena 3をペアリングして、wena 3アプリを起動して同期すると、「wenaが初期状態です。初期化を行う必要があります。」というアラートが出て、初期設定をして準備完了。
これで、wena 3で楽天Edyが使えるようになる。
チャージについては、コンビニのレジや楽天Edyチャージからチャージして使えるほか、Android版の「楽天Edy」アプリからwena 3へチャージもできる。
前準備として、android端末に「楽天Edy」アプリから、wena 3のEdy登録。
ウィザードにしたがってwena 3をかざして読み取れば「登録」で完了。
ポイント設定登録をすませておくと良い。
使い方はかんたんで、「楽天Edy」アプリを起動して、「Edyカード」タブに切り替えたのちにwena 3をかざす。
※切り替えないと、スマホの「おサイフケータイ」にチャージされてしまうので注意。
すると、楽天会員IDにひもづいたクレジットカードを設定しておくと、チャージできる。
wena3でSuicaや電子マネーを使う。
ちなみに残高のチェックは、wena 3のディスプレイからツール→Payment→Suica残高/Edy残高とすすんで確認できる。
上下スワイプで、Suicaと楽天Edyがそれぞれ切り替わる。
wena 3のバックルにあるコア部分をFeliCaリーダーの対向機にかざすだけで、Suicaや楽天Edy、iD、QUICPayの決済ができる。
wena 3に複数登録していても、交通系IC/電子マネーを切り替える必要もなくただかざすだけで、スマホやICカードをだす手間いらず。
しかも、本体のメインバッテリーとは別に電子マネー用に予備電力もあって、万が一本体側のバッテリーが切れても24時間以内で5回程度なら利用できる。
おサイフリンクアプリは2023年末に終了してしまうため、それ以降は不便になってしまうけれど、唯一Suicaだけはは、Android端末で初期設定できて、鉄道・バス、お買いものなどで利用できるため、これだけでも利用価値はある。
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●スマートウォッチ wena3レビュー
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その1)「メタル」「ラバー」「レザー」の3つのバンドタイプの装着方法とつけ心地。ヘッド部なしの単独運用も試してみた。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その2)wena3とスマホの初期セットアップと、専用アプリの各種設定を細かくチェックしてみる。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その3)待望のSuica対応、セットアップもチャージもAndroid単独で可能。電子マネーはiOS端末で初期設定すれば、楽天EdyのチャージはAndroidだけでもできる。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その4)wena3の細かな機能をすべてチェック。10日間使ってわかった「wena3」の便利さと、もうちょっと頑張って欲しいところ。
・スマートウォッチ「wena3」に、睡眠検知の精度向上や、他不具合修正のソフトウェアアップデート(12月18日版)。それでも自分の環境で起きている悩ましい事象。
・スマートウォッチ「wena3」に、bluetooth接続性の向上や活動ログの同期不具合の修正、連携ヘッド設定機能などのソフトウェアアップデート(2021年1月12日版)。
・スマートウォッチ「wena3」に、紛失防止サービス「MAMORIO」の機能搭載のソフトウェアアップデート(2021年2月4日版)。
・「エクスプレス予約(EX予約)」が、2021年3月6日から交通系ICカードの乗車に対応。おかげで、スマートウォッチ「wena3」でも新幹線がより便利に利用できるように!
・シンプルなデザインの黒いボディに赤いラインの入る「wena Three Hands Premium Black designed by Giugiaro Architettura」。wena3との組み合わせが最高にカッコイイ!
・スマートウォッチ「wena3」に、通知フィルタリング設定の画面デザイン・操作性の向上や、通知機能のバグ、Bluetoothの不具合など修正のソフトウェアアップデート(2021年3月24日版)。
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●スマートウォッチ wena とジョジョの奇妙な冒険のコラボモデル
・「プッチ神父」モデルの一部デザイン公開。いよいよ揃った3モデル。2022年秋に発売予定の ソニーのスマートウォッチ wena とジョジョの奇妙な冒険のコラボモデル。
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●スマートウォッチ「wena 3」と映画「シン・ウルトラマン」のコラボモデル「wena 3 -Ultraman Edition-」(数量限定1,000台)
wena 3 -Ultraman Edition-
「WNW-SA21A」
2022年11月7日発売予定
ソニーストア販売価格:68,200円(税込)
スマートウォッチ「wena 3」と映画「シン・ウルトラマン」コラボの「wena 3 -Ultraman Edition-」を、11月7日(月)より数量限定で発売。
現代的でリアリティのある映画「シン・ウルトラマン」の世界観を踏襲して、劇中に登場する組織、通称・禍特対 (カトクタイ、以下SSSP)が身につけていることをイメージした、シックでスタイリッシュかつ、堅牢性を高めたデザイン。
ウルトラマンのフェイスを想起させるメタリックなトノー型(樽型)のベゼル形状と、厚みのある上質なラバーバンドをシームレスに組み合わせることで、現代的でありながら未来や宇宙を感じさせる流線形のフォルムに仕上げている。
劇中に登場する主人公・神永新二がウルトラマンに変身する際に使用するアイテム、「ベーターカプセル」の波紋状のボタンモチーフを文字盤や竜頭に付している。
時針にはSSSPメンバーが身につけているSSSPバッジシルエットのデザインを施す。
月の満ち欠けを表示するムーンフェイズ機構を搭載。
裏蓋には神永新二のドッグタグの盤面を刻印されている。
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●「wena3」ラインナップ選べる3種類のバンド
wena 3 metal 「WNW-B21A/S」 シルバー
ソニーストア販売価格:36,300円(税込)
wena 3 metal 「WNW-B21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:38,500円(税込)
wena 3 rubber 「WNW-A21A/B」 ブラック
ソニーストア販売価格:26,400円(税込)
wena 3 leather 「WNW-C21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:35,200円(税込)
wena 3 leather 「WNW-C21A/T」 ブラウン
ソニーストア販売価格:33,000円(税込)
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●インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部。
「wena head designed by Shunji Yamanaka」
Tokyo Edition(WNW-HT31/SI)
ソニーストア販売価格:64,900円(税込)
Pasadena Edition(WNW-HT31/S)
ソニーストア販売価格:64,900円(税込)
Oxford Edition(WNW-HT31/B)
ソニーストア販売価格:66,000円(税込)
インダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手がけた、4つのムーブメントを内蔵した「フォー・イン・ワン」モデル。
3つのサブダイヤルがベゼルに食い込んだ特徴的なデザイン。
東京・パサデナ・オックスフォードをイメージした3モデルをラインアップ
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「wena head designed by Giugiaro Architettura」
プレミアムブラック(WNW-HT41/B)
ソニーストア販売価格:64,300円(税込)
シルバー(WNW-HT41/S)
ソニーストア販売価格:63,800円(税込)
イタリアの著名なカーデザイナー、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手がけました。モータースポーツでの使用を想定したデザインで、ヘッド部が左右に30度ずつ回転する特徴的な構造。
シルバーとプレミアムブラックの2モデルのラインアップ。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:12:00~19:00