ソニーが新型完全ワイヤレスイヤホン「YY2982」を準備。ノイズキャンセリング非対応モデルで、バッテリー容量やボタン構成が判明。
ソニーの新たな完全ワイヤレスイヤホンの情報が認証機関の資料から判明。
どういったものかわかりにくい資料だけれど、ソニーのラインナップからどういったモデルになるか予想してみた。
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●FCCの認証情報に完全ワイヤレスイヤホン(YY2964)が登録
今回3月15日に、海外のFCC(Federal Communication Commission:連邦通信委員会)認証情報に新しい認証が追加された。
今回追加されたのは、YY2982というワイヤレスステレオヘッドセット。
またYY2964というワイヤレスステレオヘッドセットも以前登録されており、こちらは以下の記事で紹介している。
・ソニーが新型完全ワイヤレスイヤホン「YY2964」を準備。ノイズキャンセリング非対応モデル。
上の画像からは、これ以上の情報はわからないので、資料をチェックしてみる。
まず製品の大まかなデザインが分かるFCC IDが記載されている場所の資料。
YY2968の場合、充電ケースの下に刻印されるということが判明。
そのため、この製品が完全ワイヤレスイヤホンであることがわかる。
資料の中には、左右個別の通信試験を行なっているため、Left Earbuds(左バッズ)、Right Earbuds(右バッズ)個別に試験を行なっている。
ノイズキャンセリング機能の有無については、FCCの記載で判断できる。
Wireless Noise Canceling Stereo Headset YY2963(WF-1000XM5)
Wireless Stereo Headset YY2982(今回の製品)
ノイズキャンセリング機能を搭載しているなら、製品名称にNoise Cancelingという文字がついているので、記載がないYY2982についてはノイズキャンセリング機能はないということがわかる。
基本的に製品としては、NCあり>NCなしという図式になるため、ハイエンドなモデルではないということになる。
さらに今回のモデルについては、ブロックダイアグラムも掲載されていて、バッテリー容量やボタン・LED構成も確認することができる。
上の画像は、充電ケース部分のブロックダイアグラム。
充電方法はUSB Type-Cのみで、無線充電には対応していない。
またインジケータ用のLEDを搭載して、物理的なスイッチを搭載している。
スイッチについては、ペアリングやリセット・初期化の際に使うものだろう。
注目ポイントとしてはバッテリー容量まで記載されている。
充電ケースのバッテリー容量は、300mAh 3.85V(1.15Wh)。
構成自体は一般的な完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースであることがわかる。
イヤホン部分もシンプルな構成、ノイズキャンセリング非対応のため、マイクも最小限となっている。
こちらのバッテリー容量は、70mAh 3.85V(0.2695Wh)×2。
充電ケース・イヤホン部分ともにバッテリー容量がわかっていることからおおよその持続時間や製品の価格帯などがわかる。
YY2982
イヤホン:70mAh 3.85V 0.2695Wh x2
ケース:300mAh 3.85V 1.15Wh
INZONE Buds
イヤホン:90.5mAh 3.85V 0.36 Wh x2
ケース:450mAh 3.85V 1.7Wh
ケースで約1回分の充電が可能
PULSE Explore™
イヤホン:105mAh 3.85V 0.40 Wh x2
ケース:780mAh 3.85V 3.0Wh
バッテリー容量は3万円台の価格帯の製品に比べて少なく、充電ロスの関係で充電ケースは約1回分の充電が可能な容量となっている。
予想になるがイヤホン単体で約10~12時間、充電ケース込みで約20~24時間の持続時間と思われる。
完全ワイヤレスイヤホンかつノイズキャンセリング機能がない現行モデルは、以下の通り。
・LinkBuds
・WF-XB700
・WF-C500
完全新規のモデルではないなら、この3製品のどれかの後継モデルということになる。
WF-XB700については、製品コンセプトが昔のものでシリーズの新製品が出てきていないため候補から除外。
そのため、LinkBudsまたはWF-C500の後継モデルの可能性が高いが、前述した通りシンプルな構成で物理ボタンも装備していることから低価格モデルの可能性が高くLinkBudsも除外できそう。
となると、候補としてはWF-C500の後継モデルが最有力となる。
・カラフルな4色展開、コンパクトで高音質を楽しめる低価格な完全ワイヤレスヘッドホン「WF-C500」。軽快な装着性やバッテリーの持ちの良さなど、思いの外使い勝手のいいアイテム。
WF-C500は、低価格ながら耳にフィットするデザインで人気のモデル。
しかしながら、その後出た完全ワイヤレスイヤホンに比べると少しサイズが大きく、もう少し小さければ万人受けする製品になりそうなポテンシャルがあった。
よりコンパクトに、手頃で手軽に使えるイヤホンが出てくるのであれば人気が出そうだ。
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●完全ワイヤレスイヤホンラインナップ
ワイヤレスノイズキャンセリングゲーミングヘッドセット INZONE Buds WF-G700N カラーバリエーション:ブラック、ホワイト |
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ワイヤレスステレオヘッドセット 『原神』コラボレーションモデル WF-C500/GI2 カラーバリエーション:ブラック ソニーストア販売価格:11,550円(税込) ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF ●メーカー保証内容3年(無償) |
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