【更新:Xperia 5 V後継モデル今年予定なし、TGSにもXperiaとして出展せず】Xperia 5 VI は発売されるのか?それとも…。例年の発表タイミングを経過、フラグシップモデル Xperia 1 VI との差別化が難しいコンパクトモデルの苦悩。
毎年夏の終わりになると必ずと言っていいほど発表されていたXperia後期モデル。
近年では、Xperia 5シリーズがこの頃になると発表されていた。
けれど、今年は9月も半ばに迫ろうとしているのに、発表されるどころかリークの情報も出てこない。
今までのネーミングからすると、新型Xperia 5シリーズはXperia 5 VIとなるはずで、もしかすると、もっと後ろ倒しになってしまうのか?それとも…。
ドイツのベルリンで開催されるエレクトリンクスショー「IFA」でも度々姿を表していた頃が懐かしい。
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目次
●Xperia 5 VI 登場を期待するには厳しい事情
5シリーズ過去モデルの発表スケジュール
Xperia 5 IV
2022年8月25日:ティザー公開
2022年9月1日:Xperia 5 IV発表
Xperia 5 V
2023年8月25日:ティザー公開
2023年9月1日:Xperia 5 V発表
Xperia 5シリーズは、過去2年振り返ってみると、8月下旬にティザーが公開され、9月頭に正式発表という流れになっていた。
けれど、今年2024年はすでに今年は9月中旬に迫ろうというタイミングでも新型のXperia 5 VIは発表されておらず、ちっともさっぱり情報が出てこない。
ソニー、Xperia 5 Vの後継機種は出さないって。Xperia 1 VIの売れ行きが好調で、分析するとXperia 5シリーズからの乗換需要をうまいこととらえられているというのも理由にあるようで。
— 石川 温 (@iskw226) September 10, 2024
※追記 プレス向けにXperia 5 Vの後継機種の発売を予定していないことを案内した模様。
参考:ソニー、今年はXperia 5シリーズを発売せず(ケータイWatch)
さらに気になるのは、例年「TOKYO GAME SHOW(東京ゲームショウ)」に Xperiaブースを出展しているにもかかわらず、2024年はいまだに出展情報が公開されていない。
そもそも今年は参加するのかどうかも不明。
この時点ですでに暗雲が垂れこめている。
ソニー Xperia「(今年の)TGS出展は見直して、出展せず」
主に @kunkoku さん向け
— ゆうこば – Tech Insider (@KobayashiYutaro) September 10, 2024
※追記 プレス向けにTGSのXperiaとしての出展はしないことを案内した模様。
<参考>
・東京ゲームショウのXperiaブースは原神やレインボーシックスが遊べて大行列で大盛況!|ASCII.jpxデジタル
Xperia 5 VI が仮に出てくるとして何を特徴とするのか?問題
では仮に、新型Xperia 5 VIが出てくるとして、どういった進化が期待できるだろう?
プレミアムスマートフォンという立ち位置からすれば、SoCには最新のQualcomm社製「Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform」を採用するはず。
価格を引き下げる戦略とすれば、Snapdragon 7シリーズを採用する可能性もあるけれど、そうすると前モデルのXperia 5 V(8 Gen 2搭載)よりも性能が下がってしまう。
画面比率についても、21:9を維持するのか、Xperia 1 VIのように19.5:9のディスプレイに変更するのか?
21:9となると可変リフレッシュレートの対応が難しく、19.5:9であればXperia 1 VIと同様に明るさが向上、可変リフレッシュレートに対応しバッテリーの持続時間が飛躍的に伸びる可能性もある。
カメラについて、Xperia 5 Vのように2眼カメラを維持すると、Xperia 1 VIの目玉機能である望遠カメラを利用したテレマクロは使うことはできない。
これでXperia 1 VIとの差別化ができるのか? 、ウリになるような独自機能を持てるのか?
もともとXperia5シリーズは、フラグシップモデルであるXperia1シリーズの機能をコンパクトなボディに凝縮するフラッグシップコンパクト。
一方で、Xperia 1 VIの進化点は、ディスプレイが変更された事で明るさが向上して、可変リフレッシュレートに対応したことでバッテリーの持ちも改善した事。
カメラの進化は、メインカメラの4800万画素に対応したことや望遠カメラのテレマクロ対応も大きい。
Xperia 5シリーズでもディスプレイの改善は期待できたとしても、望遠カメラの搭載は今の流れでは非常に難しいと言わざるを得ない。
もしも望遠カメラを搭載した3眼カメラへ回帰することも考えられなくはないけれど、そうすると価格が跳ね上がってしまう。
Xperia 1 VI(XQ-EC44) 12GB/256GBモデル:189,200円(税込) |
Xperia 1 V(XQ-DQ44) ソニーストア販売価格:159,500円(税込) |
Xperia 5 V(XQ-DE44) ソニーストア販売価格:129,800円(税込) |
Xperia 1 VI の一番価格の安い「12GB/256GB」モデルで189,200円(税込)よりもかなり価格を下げないと差別化も厳しい。
Xperia 5 Vは発売当初は139,700円(税込)(現在は129,800円へ価格改定)で販売していたので、Xperia 5 VIは高くても15万円程度になると思われる。
その一方でXperia 1 Vは、メモリー16GB/ストレージ512GBで、現在159,500円(税込)に値下げされて販売されている。
Xperia 5シリーズはサイズ的な魅力はあるとはいえ、思いっきりコストを削って安くしなければメモリーもストレージも多くて望遠レンズも搭載するXperia 1 Vと価格帯が思いっきりぶつかってしまう。
フラグシップモデルと比較して、小さいことだけがメリットな高価格帯モデルでわかりやすい例として、iPhone miniの状況をみても厳しい事がわかる。
※追記 Xperia 1 VIへの乗り換えキャンペーンを開始。Xperia 5シリーズユーザーに対しても訴求している。
・Go to 1 キャンペーン | Xperia (エクスペリア) スマートフォン | ソニー
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●最新モデルのXperia 1 VIか?、フラッグシップコンパクトXperia 5シリーズか?
空気感的に、もうXperia 5 VIが今のタイミング(2024年後半)に出てくることは絶望的のような気がしないでもない。
だとしたら、遅れて発売されるのか?それともそもそも全く発売されないのか?そうなるとその代わりとなるモデルを考えないといけない事も事実。
フラッグシップで突き抜けるならXperia 1 VIが最有力候補。
とはいえどうしても大きすぎてコンパクトじゃないと無理という事情もある。
それならば、1つ前のモデルにはなるけれど性能は相当高いXperia 5 Vや、無線充電に対応していたり、Wi-Fi 6E・LE Audioに対応していながらもリーズナブルなXperia 5 IVという選択肢もないわけではない。
コンパクトフラッグシップがどうしても欲しいんだ!という人はもうしばらく辛抱して、今後のXperiaの動向を見守るしかない。
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●ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ
Xperia 1 VI(XQ-EC44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:189,200円(税込)
12GB/512GBモデル:204,600円(税込)
16GB/512GBモデル:218,900円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレット
スペック:Snapdragon 8 Gen 3、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
16GBモデルはブラック、カーキグリーンのみ
Xperia 1 V(XQ-DQ44)
ソニーストア販売価格:169,400円(税込)⇒159,500円(税込)
カラー:ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,400円(税込)
1回目のみ 5,500円(税込)
スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ16GB、ストレージ512GB、デュアルSIM対応
SIMフリーモデル「Xperia 1 V(XQ-DQ44)」レビュー
・(その1)所有欲を満たすボディデザイン、シンプルな中身、メモリ16GB・ストレージ512GB 大容量というSIMフリーモデルの魅力。
・(その2)ベンチマークテストとゲームの挙動を比較。「Xperia 1 V」は前モデルを圧倒!、Xperia Streamを利用すれば高負荷なゲームも長時間安定してプレイ可能。
Xperia 5 V(XQ-DE44)
ソニーストア販売価格:139,700円(税込)⇒129,800円(税込)
カラー:プラチナシルバー、ブルー、ブラック
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 3,600円(税込)
1回目のみ 3,800円(税込)
スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応
・SIMフリーモデル「Xperia 5 V (XQ-DE44)」レビュー。「Xperia 1 V」と同じSoCと最新イメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載するフラッグシップコンパクトスマホ。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 V (XQ-DE44)」レビュー(その2)ベンチマークテストとゲームの挙動を比較。単体でのパフォーマンスもかなり良好、高いパフォーマンスをより長い時間維持できるポテンシャルの高さ。
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)⇒89,100円(税込)
カラー:ブラック/エクリュホワイト/グリーン
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)
36回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 2,400円(税込)
1回目のみ 5,100円(税込)
スペック:Snapdragon 8 Gen 1、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応
Xperia 10 VI(XQ-ES44)
ソニーストア販売価格:69,300円(税込)
カラー:ブルー、ブラック、ホワイト
スペック:Snapdragon 6 Gen 1、メモリ6GB、ストレージ128GB、デュアルSIM対応
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
スペック:Snapdragon 8 Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GB、デュアルSIM対応、非Xperia、非防水
・5G対応ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」購入ページ
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