ソニー、レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ「ILX-LR1」のVer.2.00本体ソフトウェアアップデート配信。使い勝手が向上する機能多数追加。
ソニーの有効約6100万画素の高解像と、小型軽量(幅約100.0mm×高さ約74.0mm×奥行約42.5mm、重さ約243g)を両立する、レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ『ILX-LR1』に大型アップデートが配信開始。
発売されてから初めてのアップデートとなるが、バージョンがVer.2.00に上がり、使い勝手が大幅に上がる機能を多数追加する更新となっている。
・ILX-LR1 | インテグレーション専用カメラ | ソニー
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●ILX-LR1 本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.00
PCでアップデートファイルからアップデートファイルをダウンロードして行なう。
・ILX-LR1本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.00
ファイルサイズ:約 1,001 MB
『ILX-LR1』にはモニターが搭載されていないので、HDMI出力で画面を映す必要があるので通常のデジタル一眼カメラαよりも手間がかかる。
カメラ本体の[メニュー]→[セットアップ]→[セットアップオプション]→[バージョン] を選択し、[ソフトウェアアップデート]を開始。
アップデートはおよそ6分前後。
アップデート中はHDMI信号が出力されず真っ暗になるので若干不安になるものの、アップデート状況は、カメラのアクセスランプで確認できる。
進行状況によって、点滅1回 → 点滅3回 → 点滅5回と増えて行く。
アップデートが完了した後は、カメラ本体が再起動して背面液晶に再び表示されれば終了。
ILX-LR1 Ver. 2.00 アップデート内容
1.Camera Remote SDK Ver. 1.13.00以降の以下の機能に対応しました。
・光学ズームの絶対位置指定
・フルリモート操作
・露光通知タイミングの調整
・リモート制御とファイル転送の同時実行
・リモートからのファームアップデート
2.撮影済の映像をスマートフォンやタブレットに転送している間に、新たな撮影ができるようになりました。
3.スマートフォンやタブレットへの転送を途中で中断しても再開が可能になりました。
4.スマートフォンやタブレットへ転送していない差分のみ転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになりました。
5.PCリモート撮影の際にペアリングをしなくても本機とパソコンの接続ができるようになりました。
6.User 3D LUT使用時の画質を向上しました。
7. 1つのフォルダー番号に記録できる画像が最大9,999枚になりました。
8.Wi-Fiの電波強度が表示されるようになりました。
9.カメラの最新ソフトウェアがある場合に通知が表示されるようになりました。
10.動作安定性を改善しました。
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●レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ「ILX-LR1」
α™(Alpha™)シリーズの『ILX-LR1』は、αならではの高い画質と小型・軽量設計に加えて、ソフトウエア開発キット「Camera Remote SDK」に対応することで、リモート制御や自由度の高い設置性を実現するなど、産業分野での活用に必要なさまざまな機能を備えることが可能。
また、70本以上の豊富なEマウントレンズ群に対応し、用途や環境に応じた撮影をすることができる。
有効約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを組み合わせることで、感度ISO100 – 32000まで使用可能な低ノイズ、最大15ストップの広いワイドダイナミックレンジ、高い解像性能と豊かな階調性能を実現。
モニターやビューファインダー、バッテリーなどを省いたことで、小型・軽量(幅約100mm×高さ約74mm×奥行約42.5mm、重さ約243g)を実現。
カメラ単体で使うことを考慮していない分、割り切った超コンパクト設計。
レンズマウントにはEマウントを採用しているため、環境、用途に応じて、70本以上の豊富なEマウントレンズ群からレンズを選択することが可能。
高高度、遠距離から撮影することで撮影効率を高めるなど、環境に応じた撮影が可能で、カメラの軽さを生かす軽量レンズだけでなく、さまざまな環境、用途に応じて撮影を行なうことができる。
3コマ/秒での定速連写機能を持っており、連続撮影枚数を気にすることなく撮影が可能。
利用シーンとして多いドローンでの使用では、ドローンを飛行させながら撮影し続け、短時間で撮影を完了させることができる。
給電はDCダイレクト駆動(DC 10-18V IN)に対応し、外部からの給電が可能。
給電、トリガー、フォーカス、撮影完了通知は電源・制御端子に集約し、ケーブル1本で接続することもできる。
ユーザーのシステムからカメラをリモートで制御し、カメラの設定変更やシャッターリリース、ライブビューモニタリングなど、独自のアプリケーション開発を可能にする「Camera Remote SDK」に対応している。
カメラ側にも、操作ボタンは多く、カメラだけで撮影を行なうことは一応可能。
設定画面などは単体では確認できないため、HDMIで外部ディスプレイに接続またはCamera Remote SDKなどで操作する必要がある。
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