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ソニーデジタル一眼カメラα USB PD対応バッテリーチャージャー「BC-ZD1」、DCカプラー「DC-C1」を導入するメリット!


ソニーは、デジタル一眼カメラα用のアクセサリーとして、バッテリーチャージャー「BC-ZD1」と、DCカプラー「DC-C1」2024年11月15日(金)に発売。

どちらも今までソニーが発売してこなかったUSB PD(Power Delivery)に対応したアクセサリーで、バッテリーチャージャー「BC-ZD1」は同時に2つのリチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」を高速充電出来、DCカプラー「DC-C1」はUSB PD対応ACアダプター(65W以上)などの外部電源からNP-FZ100やNP-FW50に対応したカメラ本体に直接電源を供給できる。

バッテリーチャージャー「BC-ZD1」は希望小売価格18,150円(税込)、DCカプラー「DC-C1」は希望小売価格19,250円(税込)

<2024年10月22日10時追記>

バッテリーチャージャー「BC-ZD1」はソニーストア販売価格17,600円(税込)DCカプラー「DC-C1」はソニーストア販売価格18,700円(税込)

ソニーストアでは、10%OFFクーポンも利用することができる。

気になるのはどういった使い方ができるのか?

<直接購入リンク>
・バッテリーチャージャー「BC-ZD1」
・DCカプラー「DC-C1」

・<<新商品>>需要が高まる長時間撮影に対応するカメラ用バッテリーチャージャーとDCカプラーを発売 | 最新情報 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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●バッテリーチャージャー「BC-ZD1」、DCカプラー「DC-C1」のメリットと試したい事。


バッテリーチャージャー「BC-ZD1」と、DCカプラー「DC-C1」は、ソニーが今まで販売していたバッテリーチャージャーや直接給電できるカプラー系の製品とは違い、ACアダプターを付属していない。

電源はUSB Type-C端子から供給して、USB PDによる高出力の充電や給電ができるなど、USB経由になったことで汎用性が向上している。

バッテリーチャージャー「BC-ZD1」


バッテリーチャージャー「BC-ZD1」のサイズは、幅約84.5mm×高さ約29.2mm×奥行き約70.0mmと、非常にコンパクト。

しかも約149g と軽量で、最近のスマートフォンよりも軽く持ち運びもしやすい。


このサイズでリチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」(Zバッテリー)を2つ装着することができて、本体側面にあるUSB Type-C端子から電源を供給して充電可能。

LEDインジケーターも備わっているので充電状況も把握できる。

そして、何といっても2つのバッテリーを約155分で満充電できること。

ただし、Zバッテリーは、電力容量が16.4Whもある大容量タイプ。

そのため高速充電するための条件として、バッテリー2個同時充電には出力電力30W以上のUSB PD対応電源と3A以上の電流をサポートするUSBケーブルが必要。
(1個の場合は出力18W以上必要)

バッテリーチャージャー「BC-ZD1」は、Zバッテリー2個同時充電USB PD充電による汎用性の高さが最大のメリット。


ソニーはもともと、Zバッテリーを最大4個使用して長時間撮影ができる外付けマルチバッテリーアダプターキット「NPA-MQZ1K」を発売している。

「NPA-MQZ1K」はバッテリーの充電も4個装着してできるし、カプラーも備えているのでカメラへの電源供給もできる。

だとすると、新しく発売される2モデルよりも良さそうにも思える。


けれど、充電するさいに大きなACアダプターがつきまとう。

しかも、バッテリーを4個装着したとしても1度に充電できるのは1個ずつだけという制限がある。

バッテリー残量が少ないものから順番に充電されるので、取り急ぎ満充電になったバッテリーを使いたいという時にジレンマがある。

さらにやっかいなのは、1個のバッテリーを満充電にするだけで約160分かかるし、4個のバッテリーがもしも空っぽも状態から充電するとなると最大で約640分もの時間がかかること。

640分は、約10.7時間となるので半日近い時間がかかる。

夜にバッテリーを取り付けっぱなしにして朝になったら満充電になっていたという使い方ならまだしも、充電しながらバッテリーを入れ替えて使うという利用方法には向いていない。


バッテリーチャージャー「BC-ZD1」は、2個の満充電に155分だとすると、4個充電するのであれば途中で入れ替えれば約310分で充電ができるという計算になる。

4個のバッテリーの充電に5.2時間だとすると、約10.7時間かかる「NPA-MQZ1K」の約半分の時間で済ませることができる。

※ただし最初の2個のバッテリーが満充電になったときに、忘れずに新たに2個入れ替えて充電した場合。

仮に「BC-ZD1」を2個用意すれば、4個のバッテリーが2.6時間で満充電にできる。

複数バッテリーの充電効率を考えるとバッテリーチャージャー「BC-ZD1」はかなり便利。

また、電源の給電方法がコンセントプラグからUSB PDに変わった事で汎用性が格段に上がった。

USB PD対応ACアダプターは付属していないものの、最近のスマートフォンやバッテリー内蔵機器のほとんどがUSB Type-Cになっているので、共通化して使えるという事もメリットになる。

さらにUSB PD充電機器に対応しているという事は、USB PD対応モバイルバッテリーも利用できるはず。

外出先で万が一の対策としてもモバイルバッテリーから充電できるという手段があるとないとでは大違い。

今までαシリーズのチャージャーからすれば、かなり実用的。

発売になったら、充電速度やUSBからの出力ワット数の検証や、モバイルバッテリーを使用して利用できるか試してみたい。

DCカプラー「DC-C1」


DCカプラー「DC-C1」は、65W以上USB PD対応ACアダプターなどの外部電源からNP-FZ100やNP-FW50に対応したカメラ本体に直接電源を供給できるアクセサリー。

こちらも、今まではACアダプターによる給電だったものから、「DC-C1」ではUSB PDによる給電へと更新されている。

かさばりがちな専用のACアダプターを用意しなくていい。

DCカプラー「DC-C1」は電源供給用のUSB Type-C端子はネジによる固定が可能なほか、ケーブルを巻き付けて固定できる機構もあるので、不意にケーブルが抜けることもない。

そして、メリットとしてはUSB PD充電による汎用性の高さと、カメラ側のUSB端子を使用しないこと。

バッテリーチャージャー「BC-ZD1」と同様にUSB PD充電機器を使って利用できる。

またDCカプラー「DC-C1」経由でカメラに電源が供給されているときは、電源部のランプが点灯。

65W以上の電力出力ができないUSB PD電源や、5Aの電流を供給できないUSB PD対応のUSBケーブルが接続されていると、ランプが点滅して知らせてくれるため、電源が十分な性能を持っているか判断しやすい。

USB PDのため、ポータブルバッテリーも利用できる。

例えば、20,000mAhのバッテリー(容量74Wh)であれば、Zバッテリー(電力容量16.4Wh)の約4.5回分の容量に相当する。

給電時のロスなどを考慮してもZバッテリー4個分という長時間使用できる。


ソニーのデジタル一眼カメラは、わざわざDCカプラーを使わなくても、USB端子から給電することができる。

けれど、USBによるテザー撮影や、USBストリーミングといった使い方をしたい場合には制限がかかってしまう。

仮に、USB端子をスマホと接続してデータ通信した場合、スマホからカメラへ給電されるためスマホのバッテリーが想定以上に減っていく。

しかもカメラへの給電が間に合わずカメラ側のバッテリーも徐々に減っていく。

DCカプラー「DC-C1」を使えば安定した電源を確保できるし、カメラとスマホを接続してUSBによるデータ通信ができる。

汎用的なDCカプラーに比べれると高額だけれど、バッテリーの入れ替えを機にせずに長時間撮影できるというのは大きなメリット。

気になるのは、USB PDの仕様部分とカメラの連続撮影可能時間。

USB PDの仕様では、DCカプラー「DC-C1」65W以上の電力出力できるUSB PD電源が必要という記述がある。

カメラの消費電力はだいたい5~7W程度のため、65Wという電力は必要ないはずで、もしかすると瞬間的に高電力が必要になるため十分な電力を供給していたり、今後消費電力が大幅に上がったカメラが出現する事を想定しているのかもしれない。

また、DCカプラー「DC-C1」を使えば、熱源の原因の一つとなるバッテリーがカメラ本体に存在しないという事になる。

バッテリーは電力を入出力すると発熱する。

イメージセンサーやプロセッサー、USB給電時の発熱、そしてバッテリーの発熱といったさまざまな発熱によってカメラ内部が高温になって熱停止の原因となる。

だとすると、DCカプラー「DC-C1」を使用したバッテリーの発熱の影響がなくなれば、夏場の撮影時や動画撮影時に熱による停止が減るかもしれない。

このあたりも発売されたらぜひ実機で検証してみたい。

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●デジタル一眼カメラαアクセサリー新製品


バッテリーチャージャー「BC-ZD1」
希望小売価格:
18,150円(税込)
ソニーストア販売価格:17,600円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

発売日:2024年11月15日(金)

・BC-ZD1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー


DCカプラー「DC-C1」
希望小売価格:19,250円(税込)
ソニーストア販売価格:18,700円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

発売日:2024年11月15日(金)

・DC-C1 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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