デジタル一眼カメラαフルサイズモデルの発売時期をチェック！発売からα7SIII は5年、α7IV は4年、α7RV は3年が経過。

ソニーのデジタル一眼カメラαは、最新のフラグシップモデルα1 II「ILCE-1M2」が発売してもうすぐ1年。

2025年に発売されたカメラは、Cinema Line（シネマライン）のFX2「ILME-FX2B」、レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種「RX1R III」（DSC-RX1RM3）、α6400とVLOGCAM「ZV-E10」のキットレンズ更新モデルなど。

こうしてみるとデジタル一眼カメラαのフルサイズモデルは、今年登場していない。

そこで現時点でのαフルサイズモデルのラインナップを把握してみる。

・デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

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●デジタル一眼カメラαフルサイズモデルの発売状況

フルサイズミラーレス一眼カメラαをラインナップ別に発売時期をまとめると、以上のようになる。

発売から時間が経過している機種で言えば、α7S III、α7 IV、α7R Vの3モデル。

α7S・α7・α7Rシリーズ最新モデル発売から何年経っているか？
・α7S III：約5年
・α7 IV：約4年
・α7R V：約3年

α7S III はBIONZ XRを搭載した新世代モデルの先駆けとなったモデル。

α7S II発売からα7S IIIが登場するまでには約5年か経過しているなどα7Sシリーズのライフサイクルは非常に長い。

α7SIIIも5年経ったので次モデルもそろそろなのでは？と考えてしまうけれど、α7S III をベースとして開発された動画撮影に特化したシネマカメラFX3からFX30、FX2など派生している。

静止画と動画を両立するハイブリッドなモデルは他のαにいくつもあるため、α7Sシリーズとしての棲み分けは難しいかもしれない。

とは言え、もしも次にα7S IV「ILCE-7SM4」が出てくるとすればAIプロセッシングユニットを搭載して「リアルタイム認識AF+」が使えると非常に魅力的である。

デジタル一眼カメラ α1II「ILCE-1M2」大型ソフトウェアアップデート(Ver.4.00)配信開始。人物の検出能力や追従性を従来より改善した「リアルタイム認識AF+」他、多数の機能に対応。

ベーシックモデルのα7 IVも発売から約4年が経過している。

これまでの発売間隔と性能的な進化のタイミングを考えると新たにα7 V「ILCE-7M5」が出てきてもおかしくはないはず。

α7S IIIと同様にα7 IVにも、AIプロセッシングユニットを搭載しておらず、最新のαと比較すると被写体の検出性能に差がある。

イメージセンサーについて約3300万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーに不満があるわけでもないものの、RAW撮影時などでの連写性能の落ち込みや、4K60p撮影がAPS-C領域でしか撮影できない制限があるのも事実。

他社のカメラの進化も進んでいる事を考えると、改善した新モデルが一番必要とされているシリーズとも言える。

高画素モデルのα7R Vは、発売から約3年経過。

α7R VはAIプロセッシングユニットを初めて搭載したモデルであり、ここから一挙に被写体認識性能が上がった。

α1II とα9IIIに備わった「リアルタイム認識AF+」の精度が凄まじく、α7R Vにもアップデートでぜひ搭載して欲しい。

α7Rシリーズは最も新型が登場するサイクルが早く、すでに5世代まで更新している。

個人的には、さらに超高画素化してプロセッサーがさらに一段進んだα7R VI「ILCE-7RM6」も見てみたい気もする。

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