α7 IVの魅力を引き出す現像術とワークフロー

こんにちは。しふぉんです🍰ˎˊ˗
今回は、「RAW現像」に焦点を当ててα7Ⅳで得られたデータをどのように仕上げていったのかを中心に紹介したいと思います。
撮影で使用したのは、SONY α7ⅣとTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの組み合わせです。

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撮影地は山口県萩市にある東光寺。整然と並ぶ石灯籠と静かな空気感が特徴的で、光の入り方や陰影の出方によっても印象が大きく変わる場所でもあります。
α7Ⅳは高い解像性能と広いダイナミックレンジを備えており、
現像での補正を前提として撮影される方も多いかと思います。
そのため今回は撮影時に、白飛びや黒つぶれを避けながら情報を丁寧に残すことを意識して、
最小限の現像でワンランク上の仕上がりに整えることを前提に撮影しました。
●α7 IVの魅力を引き出す現像術とワークフロー

α7Ⅳ+ TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
焦点距離:46mm 絞り値:F2.8
シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:160
↑こちらの写真をAdobe Lightroom Classicで現像して行きます。
まずは、SONYのクリエイティブルックのひとつである「FL」に近いトーンをベースに現像を進めていきます。
そこで、プロファイルのFLを選択。
α7Ⅳで撮影したRAWデータは、Adobe Lightroom Classic上でもカメラプロファイルとして「FL」に近いトーンを選択することが可能です。
撮影時のイメージをベースにしながら、後処理でも柔軟に仕上げをコントロールできる点は大きなメリットだと感じます✨

🔍FL(フィルムルック)の特徴
・落ち着いた発色
・空や緑が印象的な色設計
・コントラストは強め、メリハリあり
・全体的にフィルム調を意識した仕上がり
プロファイルFLを当てただけでここまで印象が変わりましたね。
俗にいう「エモさ」に近い色味の再現ができるため、私自身も気に入っています。
ただ、このプロファイルを適応しただけでは仕上がりとしては不十分なため
ここから色味、露出バランス、被写体が引き立つよう微調整を行なっていきます。
コントラストが強すぎると陰影が硬くなりすぎてしまうため、ハイライトを抑えつつシャドウを持ち上げすぎないように調整します。
また、プロファイル適応後の状態では全体的に緑の影響を受けている➕東光寺自体が緑の自然に囲まれているため
被写体にも緑色が乗りやすく、意図しない色味バランスになってしまっています。
そこでホワイトバランスや色温度、色被りを中心に補正し、全体の色味をニュートラルに整えました。

これでもまだ、被写体が引き立っていない印象を受けます。
(さらに左に白い看板が明るいので視線を奪われちゃいますね・・(^^;))
そこでさらにブラシ機能を利用し、被写体の二人に視線が誘導されるように調整。

↑ …ついでに左右端を少し暗くしてみました✨
色味の違和感を消し、見せたい被写体への視線誘導。これで現像終了となります。
毎回この一連の作業は、おおよそ2〜3分程度で行なっています😆
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このブラシ機能がとても優秀で、こちらの2枚↑にも使用しています。

まず、1枚目はこのように太陽の位置に合わせて右側からの柔らかな光を入れます。
そして左側は暗めに。

そして2枚目。
こちらも光がさしている方向からさらにブラシ機能で光を追加。
少し余韻を持たせるために被写体の背中より後ろ側を少し暗くしています。
このブラシ機能を自分の完成イメージに合わせて使うことで、より写真に深みを持たせることができると思っています。
最後にもう一つ気に入っているプロファイルを紹介します。

α7Ⅳ+ TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
焦点距離:126mm 絞り値:F2.8
シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:160

こちらはプロファイルINを適応しています。
FL同様クリエイティブルックINの再現プリセットとなります。
🔍INの特徴
・低コントラストで柔らかい描写
・ハイライトが優しく白飛びしにくい
・全体的に淡く、ナチュラル、暖色寄り
・階調が滑らかで空気感が出やすい
といった特徴があります。
低コントラストで肌の質感も柔らかくなるため、ポートレートに向いていると感じています✨

今回は現像工程を中心に紹介してきましたが、改めて感じたのは
α7Ⅳの持つ情報量の豊富さと、それを活かした仕上げの自由度の高さです。
撮影時に丁寧に情報を残しておくことで、現像段階で無理のない調整が可能となり
意図したイメージへとスムーズに近づけることができます。


やはり、SONYで撮影したRAWデータは、Adobe Lightroom Classic上でも
カメラプロファイルとしてクリエイティブルックに近いトーンを再現できる点も大きな魅力です。
撮影時のイメージをベースにしながら現像を進められるため
仕上がりまでの一貫性を保ちやすく、ワークフロー全体の安定感にもつながっています。
また、今回使用したTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDは
幅広い焦点距離をカバーしながら撮影の自由度を高めてくれる存在で、
現像を前提としたワークフローにおいても柔軟に対応できる点が印象的でした。

α7Ⅳ+ TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD
焦点距離:35mm 絞り値:F2.8
シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:160
撮影から現像まで一貫してコントロールできることは、表現の幅を広げる上で大きな要素です。
α7 IVの性能をベースに、自分のイメージに合わせて仕上げていく楽しさを改めて実感する機会となりました📷✨


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
現像の参考になれば幸いです。
・はじめましてフォトグラファーしふぉん(shifon378)です。ソニーフォトウォーク(前編)・(後編)
・35mm 1本で撮る河津桜
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