レンズスタイルカメラQX1とレンズを持って出かけて撮影してみたよ。
・レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」を開封して外観をチェックしよう。
・”α(Eマウント)”カメラのオトモに連れて行きたくなるレンズスタイルカメラ「QX1」
・レンズスタイルカメラQX1をさらにおもしろくするアクセサリーたち。
の続き。
さーてようやくレンズスタイルカメラ「QX1」を持って出かけられたので、あえていつもの”α(Eマウント)”カメラを持っていかずにQX1だけで撮ってみた。
-----------------------------
●ランチタイムにQX1で撮影してみた。
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)「SELP1650」 焦点距離:35mm(APS-C)
シャッター速度:1/800 絞り値:F4 露出補正:+1 ISO:100 ホワイトバランス:オート
初めてQX1で撮影は、ランチタイムに”Zona ITALIA”さんへ。
「撮影しても大丈夫ですか?」とお店の店員さんに許可をもらって撮るものの、あれ?なんだろうこの猛烈な恥ずかしさ(;・∀・)
そう、Youtubeでお兄さんがレンズスタイルを持って撮ってる姿は全然イケてたのに、どうしたことか自分が、この片手にQX1…というか長細い円柱の、しかもワリと巨大な物体を持ちながら、さらに片方でスマホを覗いてる姿のシュールな事。
何が辛いって、たまたまランチのコースを頼んじゃったもんだから、店員さん(しかも綺麗なお姉さん)がひっきりなしにテーブルにやってくる。前菜から、パン、メインのパスタ、スイーツと、持ってくるだけじゃなくて食べ終わったらすぐに下げに来るし、飲み物もパンもなくなったら補充してくれちゃう。
あぁ、落ち着かないったらありゃしないさ!なまじ撮影してもいいですかって断ってるだけに、まだでっかいデジタル一眼カメラで撮影したほうがマシじゃないかってくらいにやりきれなかったけど、撮れるものは撮ってみたよ。
スマホくっつけて普通のカメラっぽくみせるカメラアタッチメントって大事だなーと改めて思い知らされた気分(;´Д`)
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/80 絞り値:F3.5 露出補正:+1.3 ISO:3200 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/80 絞り値:F3.5 露出補正:+0.7 ISO:2500 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/80 絞り値:F2 露出補正:+1 ISO:1250 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 単焦点レンズ(E 50mm F1.8 OSS)「SEL50F18」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/60 絞り値:F3.5 露出補正:+1 ISO:1000 ホワイトバランス:手動
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
肝心のQX1、NFCでXperia Z3 Compactとピコリンと接続。と同時に スマjホ用アプリ「PlayMemories Mobile」が立ち上がる。一年前は結構接続に失敗してた気がするけど、最近のアプデの改良かミスる事はほとんどなくつながってイライラはなし。
ここだと、被写体は逃げないというか追っかけなくていいだけWi-Fiのラグも気にせずにゆっくり撮れる。(ただ恥ずかしさをのぞけば全然撮影は楽)。
難点は、やっぱり筒状になってしまっているから、画面を見て水平を確認するようにしないとだいたいナナメな写真になる。画面にグリッドライン(3分割、方眼、対角+方眼)表示もできるから、ここは、普通のデジタル一眼カメラよりも意識したほうがいい。
レンズスタイルカメラで良いなと思ったのは、なまじ身動きの取れないこういった場所でもレンズの向きをいろいろ変えられるとか、座席に座ったままだと入りきらない構図を撮りたい場合とか壁があって下がりきれない場合でもギリギリまでレンズを持っていけるところかな。
-----------------------------
●カフェでまったりしながらQX1で撮影してみた。
ランチでお腹いっぱいのはずなのに、その日の夕方に”HOSHI FULUITS” さんでまたもやスイーツ。これ…まちがいなく太るパターンだ…。
かなりまったりしてたので、パワーズームレンズとマクロレンズを変えながら数枚パチリ。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)「SELP1650」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/80 絞り値:F5.6 露出補正:+1 ISO:1250 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : マクロレンズ(E30mm F3.5 Macro)「SEL30M35」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/60 絞り値:F3.5 露出補正:+1 ISO:160 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : マクロレンズ(E30mm F3.5 Macro)「SEL30M35」 焦点距離:45mm(APS-C)
シャッター速度:1/60 絞り値:F3.5 露出補正:+1 ISO:320 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)「SELP1650」 焦点距離:75mm(APS-C)
シャッター速度:1/80 絞り値:F5.6 露出補正:+1 ISO:400 ホワイトバランス:オート
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
スマホの画面で見れるとやっぱり大きいのはいいね。Xperia Z3 Compactの4.6インチですら大きく感じる。
撮影モードは、シーンや撮影状況に合わせて自動調整してくれる「プレミアムおまかせオート」から「おまかせオート撮影」、「(P)プログラムオート」、「(A)絞り優先撮影」、「(S)シャッタースピード優先撮影」が選べて。
ISO感度や露出、F値、シャッタースピードといったいじりたい項目は、タップして半円を指でなぞってプラスマイナスを変更という直感的な使い方。
ただ、色温度を変えたいと思った時に、ホワイトバランスが設定の中に隠れてて呼び出すのが面倒なので、できれば外に出しておいて欲しいのだけど。
それからパワーズームレンズをスマホ側でズームを使うときやたらとアイコンが小さいのと、ズームしている位置で焦点距離を表示してくれないのはちょいと不便。結局レンズ側でズームしたほうがが手っ取り早かったりして。
被写体にタッチするとそこにピントが合ったり、そのままタッチしたらシャッターがきれる「タッチシャッター」が使えるのは便利。片手にQX1を持ってると、もう一方の手でスマホを持ちながら設定を片手操作しないといけないから、スマホはコンパクトなほうがいいかも。
-----------------------------
●ダムの周りを歩いてQX1で撮影してみた。
ちょっと車を走らせる時に、QX1にワイドズームレンズをくっつけてカバンにポイっと入れておいて、帰りに立ち寄ったダムの周りをてくてく歩いて数枚パチリ。
めちゃくちゃいい天気で青い空っていいねーw
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 広角ズームレンズ(E 10-18mm F4 OSS)「SEL1018」 焦点距離:15mm(APS-C)
シャッター速度:1/800 絞り値:F4 露出補正:±0 ISO:100 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 広角ズームレンズ(E 10-18mm F4 OSS)「SEL1018」 焦点距離:15mm(APS-C)
シャッター速度:1/4000 絞り値:F4 露出補正:-2.3 ISO:100 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 広角ズームレンズ(E 10-18mm F4 OSS)「SEL1018」 焦点距離:15mm(APS-C)
シャッター速度:1/160 絞り値:F4 露出補正:+1 ISO:100 ホワイトバランス:オート
カメラ : SONY ILCE-QX1
レンズ : 広角ズームレンズ(E 10-18mm F4 OSS)「SEL1018」 焦点距離:20mm(APS-C)
シャッター速度:1/640 絞り値:F4 露出補正:+0.3 ISO:100 ホワイトバランス:オート
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
レンズスタイルカメラの本領というか、もう自由にアングルを変えて撮れるのが楽しい。
地面スレスレも簡単だし、ダムの上から覗き込むのも液晶のアングル変えただけだとまず足がすくんで無理ーって時でも結構頑張れる。使ってて思ったけどストラップは絶対に必要だね。この時つけてなくてかなりヒヤヒヤしてしまった。
スマホのアプリからシャッターボタンをタッチしてシャッターが切れるタイムラグは少しだけある。当たり前だけど。被写体の動きが早い時はQX1側のシャッターボタンを押すに限る。
それから、被写体の動きが早い場合は、被写体を追尾してピントをあわせ続ける「ロックオンAF」を使ったり、連写モードをONにして初動が遅れたとしてもリカバリーする方法もあるから、このへんは割りきって使わないと良い絵が残せない。
あと、設定項目について、シャッターを押して撮影した後にスマホに転送される「レビュー画像サイズ」はデフォルトの2Mで十分かな。でも「レビュー表示設定」は”2秒”から”切”に変更しておいたほうがいい。
というのも、撮影したあとで、すぐ次に撮りたいのにいちいち転送されるのを待った挙句にレビューで2秒も出てるとかなりイライラする。スマホで扱える2Mだけ飛ばしてくれるだけでいいや。
QX1のMicroSDカードにオリジナルの画像が撮れてるから、じゃあスマホに転送するのをオフにしてしまえばとも思うけれど、せっかく撮った画像をTwitterとかFacebook、Instagramにアップするのに便利だし、”α(Eマウント)”カメラだと撮ったあとにどれにしようって探してスマホに転送という作業になるけれど、QX1の場合だと撮ったタイミングで転送されてるから、画像アップしたいときにすぐ写真を選べるのが楽しい。
・レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」で撮った画像たち:Google+