VAIO type R masterが動きません…。困ったので、急遽4基の3.5インチHDDが収められるHDDケースを購入。
もうかれこれ、VAIO type R masterが発売されて8年にもなるのか、セパレートタイプの最終型としてめちゃくちゃお気に入りで、魔改造を続けて使い続けてきたものの。
RAIDを組んでるSSDは32GBx2枚の合計64GBをシステムドライブとしてWindows 7を入れてたものの、長期使用と度重なるWindowのアップデートでストレージ残量枯渇エラー、デュアルモニターにしていた2枚のSONY製の24型(1920×1200)ディスプレイのうち1枚がヨコシマノイズと点滅という壊れる直前に、そして、換装していたグラフィックボードのファンが動かなくなってしまって、まさに満身創痍。
いや、まだ新しいSSDに変えて、グラボもディスプレイも新調してってやれば、まだ頑張れる!のだけど、さらに他がぶっ壊れない保証はどこにもないよねー、ソニー製ディスプレイもうないし、650Wの電源ブンブン動いてこのスペックってのも考えさせられるところがあって、環境を変えてみようかなーと。
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●4基の3.5インチHDDが収められるHDDケースが必須!
と、そんな前おきはさておき、このまんまじゃ仕事に差し障りありまくりで、一番困るのはVAIO type R masterの中に積んでる3.5インチHDDに入ってるデータにアクセスできない事!
背に腹は変えられないので、ひとまず現状をのりきるために、4基のHDDがはいるケースを購入。
シンプルかつ安定して動作する言われるセンチュリーの「裸族のカプセルホテル「CRCH35U3IS」にしようかと思ったと思ったんだけれども、ボディがよりコンパクトなLogitecの3.5インチ (HDD4台用)HDDケース「LHR-4BNHEU3」をチョイス。
この「LHR-4BNHEU3」はスクウェアなデザインで、サイズは、130.6×218.8×168.0mm(幅×奥行き×高さ)というコンパクトさ。
特にRAID機能もついてなくて、USB3.0/2.0か、eSATAで接続できるHDDケース。なぜだか電源コネクタはサイドにある。
背面のFANは、8cmとボディに対しては大きめ。
さーて、VAIO type R masterから3.5インチHDDを取り出す。実際には、VAIO type R masterは6基までHDDを搭載できるのだけど、2基分は、システムとして使ってたSSD(RAID 0)なので、データとして置いておいたのは4つ。
これらのhddも、当初は250GBからスタートして、徐々に500GB、1TB、2TB、3TBと交換していって現在に至るけど、本当に大容量化したなとシミジミ。
「LHR-4BNHEU3」へのHDDの取り付けは、かなり簡単。
前面のカバーは、ロックスイッチをずらしてオープン。そして、内部にももう一枚パネルがあって、これで3.5インチHDDをしっかりとおさえる仕様になっていて、これだと万が一持ち運んでフタが開いてもHDDが飛び出す事はないかなと。
内はシンプルに、SATA(シリアルATA)端子と電源ユニットが基板に4つ並んでいて、それぞれレールにそって、3.5インチHDDをガチっと奥までスライドさせて入れるだけのシンプル構造。
パっと見、これで大丈夫かと思うけれど、振動を防いで隙間なくホールドするように側面にはラバーが敷いてあって、ハメてみるとしっかりしていた。
3.5インチHDDには樹脂製のガイドバーのようなパーツを付属のネジ(これも樹脂製)でくっつける事前準備だけ必要。
4基入れるので、4基ともにこのガイドバーを取り付けて、あとはしっかりとケースの中に挿入。内部パネルでガッチリとホールドして、外部のフタをしめれば完成!
解説するまでもなく簡単すぎるこの作業。付属するUSB3.0のケーブルをつなげば、手持ちのVAIOたちでデータにアクセスできると。
本体前面には、スイッチ類とLEDランプがあって、特に小むづかしい事もなく、「電源」ボタン、USBとeSATAを切り替える「INTERFACE」ボタン、電源連動のオン・オフを切り替える「SYNC」ボタン、冷却ファンのスピードを3段階に変えられる「FAN」ボタンの4つと、それぞれ状況をしめすLEDランプが光る。
ちなみにFANコントロールはHDDの温度にあわせて自動で冷却ファンを切り替えてくれるらしい。便利ねw
あ、東芝のREGZAにも対応してるよという事らしいけど、持ってないのでこれは試してない。
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●カタチを気に病むことはない。ただ認めて次のPCケースをかぶせればいい。それが大人の特権だ…。
うーん、あえてVAIO type R masterからサーバー的なこの機能を断念してまで、とりだしたHDDたち。
すっかり、VAIOではないものの中に収まってしまって、なんだかとても空虚な気分に…。
と、そんな事もあろうかと、あえて、よりコンパクトな 「LHR-4BNHEU3」にした理由がもうひとつある。
それは、さらなるPCケースに入れるため。
このPCケース は、もともと172×260×180mm(幅×奥行き×高さ)のサイズが入るようになっているので、こうして 「LHR-4BNHEU3」がすっぽりと収まる。
そう、まるでシナンジュがネオ・ジオングに収まるように。
センチュリーの「裸族のカプセルホテルだと高さが干渉する。
PCケースの前面から確認するとこんな感じ。あれ?本体のスイッチ類と、LEDが全然見えませんけれども?
本来はディスクトレイの開閉のために開くものなので特に開くギミックは関係ない。スイッチ類とLEDなんて飾りです!
これで…、直径40cm、重量5kg+1.8kg+HDD4個分の重さの巨大なHDDケースが出来上がったというわけさ。
リモコンで、手足を開閉させたり、オリジナルボイスもたのしめる癒やし機能も搭載さ!あぁかわいすぎるぞ!ハロ!
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はてしなく無駄な事をしたっぽいので、元にもどしておこうかな…。
メインマシン復帰の旅は続くよ。
「VAIO Prototype Tablet PC」
・VAIO.com
・パーソナルコンピューターVAIO(VAIO株式会社製)