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43~75型のAndroid TVを搭載した新しい4K BRAVIA「X9400C/X9300C/X8500Cシリーズ」を6月に発売。

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ソニーから、43V型から75V型までの3シリーズ7機種の4K対応液晶テレビ ブラビアを6月に発売する。

・画質、音質、使い勝手を徹底追求、4Kチューナー内蔵液晶テレビ ブラビア(R)7機種発売 | プレスリリース | ソニー

今回の4K対応液晶テレビ ブラビアのポイントは、精細感、色彩、コントラストをより美しく表現するために新たに独自開発した「4K高画質プロセッサーX1」を搭載した事と、X9400C/X9300Cにはハイレゾ音源に対応してより良い音の再生、そしてAndroid TV機能を搭載した事。

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●画質の進化

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まず一つ目の画質の進化として、「4K高画質プロセッサーX1」を搭載。画質の3大要素と言われる、精細感、色、コントラストを高めるのがX1プロセッサーの役割で、4K映像からアップコンバートした映像まで、よりリアルな描写、より精細な描写、色がより鮮やかに表現できるのが特徴。

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精細感をつくりだすのは、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」で、フルHD映像を4Kにアップコンバートするデータベースと、4K映像をさらに高精細化するデータベースそれぞれを持って、「X1」による映像の分析結果から最適な高精細化処理をする。

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豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスディスプレイ」は、「X1」の色の分析能力と組み合わせることで、色彩ごとのコントロール範囲を拡張しつつ、繊細な色の違いを描き出すことが可能になる。

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コントラストは、映像の明るさに応じてLEDバックライトの発光をエリアごとに制御する部分駆動で、映像の暗い部分の電流を明るい部分に集中させることで、輝度をより向上させる。

「X9400Cシリーズ」には、電流の集中度合いを最大約3倍にまで高めた「X-tended Dynamic Range PRO」と、くっきりとした明暗を作り出す「直下型LED部分駆動」を搭載していて、「X9300Cシリーズ」には、約2倍に高めた「X-tended Dynamic Range」を搭載する。

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●音質の進化

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「X9400Cシリーズ」、「X9300Cシリーズ」には、ハイレゾ音源に対応して、ブルーレイディスクやUSBメモリ、DLNAなどから入力されるハイレゾ音源をテレビのスピーカーから楽しめる。また、圧縮音声などもハイレゾ相当(96kHz/24bit)にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載することで、テレビ番組やネット動画でも高音質で楽しむといった事ができる。

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振動板素材にはグラスファイバーを採用して、中高域で伸びのある明瞭なサウンドとクリアで締まりの良い低音を出せる「磁性流体スピーカー」を、ウーファーに加えてサブウーファーにも新たに搭載。40kHz以上の再生が可能なツィーターも備えて、スピーカーのセット全体でハイレゾ出力が可能に。そして、実用最大出力(JEITA)総合90Wのアンプを搭載する。

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●Android TV機能を搭載

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4Kモデルの「X9400C/X9300C/X8500Cシリーズ」と、2Kモデルの「W870C」にまでAndroid TV機能を搭載。

Android TVを搭載したメリットとしては、YouTubeやHuluといったネット動画サービスの視聴がカンタンにでき、Google Playからアプリをダウンロードして利用できる事、そしてスマートフォン同様のUIで扱える。さらに、付属のリモコンで「音声検索」「番組チェック」ができる。

また、「Google Cast」の機能も有しているので、スマートフォンやタブレットで見ている動画を、そのままBRAVIAの大画面に映し出して視聴するといった事もできる。

 

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●BRAVIA X9400C/X9300Cシリーズ

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地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
「KD-75X9400C」【75型】

ソニーストア販売予想価格:1,000,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
「KD-65X9300C」【65型】

ソニーストア販売予想価格:600,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
「KD-55X9300C」【55型】

ソニーストア販売予想価格:420,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

4K(3,840×2,160)対応BRAVIA、X9400Cシリーズのサイズは、75型。X9300Cシリーズのサイズは、65型と55型。地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2に加えて、スカパープレミアムサービス(4K)を標準で備える。

「4K高画質プロセッサーX1」の根幹となるソニー独自の超解像エンジン「4K X-RealityR PRO」、豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスRディスプレイ」を搭載。

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「KD-75X9400C」には、「直下型LED部分駆動」バックライトと、電流の集中度合いを最大約3倍にまで高めた「X-tended Dynamic Range PRO」、8倍速表示相当の残像感の低減する「モーションフローXR480」を搭載。

「KD-65X9300C/55X9300C」にはエッジ型LED部分駆動を、電流の集中度合いを最大約2倍にまで高めた「X-tended Dynamic Range」、4倍速表示相当の残像感の低減する「モーションフローXR240」を搭載。

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本体構造をくさび形にすることで筐体内に大容量のスピーカースペースを確保しサブウーファーを前面に配置、「磁性流体スピーカー」に、新たにグラスファイバー製の振動板を採用することで、迫力ある低域から伸びのある明瞭な中高域まで高音質を実現する。

音声には、ハイレゾ音源に対応して、圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」を搭載。独自のデジタル音声信号処理技術を組み合わせて、「Clear Phaseテクノロジー」「S-Master HXフルデジタルアンプ」「S-Forceフロントサラウンド」技術を搭載。

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Android TVを搭載してネット動画サービスの視聴が簡単、かつGoogle Playからアプリのダウンロード、スマホからの動画をキャストできる「Google Cast」機能も備える。また、付属のリモコンでも「音声検索」「番組チェック」ができる。

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●BRAVIA X8500Cシリーズ

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地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ
「KD-65X8500C」【65型】

ソニーストア販売予想価格:500,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

「KD-55X8500C」【55型】
ソニーストア販売予想価格:320,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

「KD-49X8500C」【49型】
ソニーストア販売予想価格:260,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

「KD-43X8500C」【43型】
ソニーストア販売予想価格:210,000円前後
・2015年6月20日 発売予定

4K(3,840×2,160)対応BRAVIA、X8500Cシリーズのサイズは、65型、55型、49型、43型。地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2に加えて、スカパープレミアムサービス(4K)を標準で備える。

「4K高画質プロセッサーX1」の根幹となるソニー独自の超解像エンジン「4K X-RealityR PRO」、豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスRディスプレイ」を搭載、4倍速表示相当の残像感の低減する「モーションフローXR240」を搭載。

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音声には、独自のデジタル音声信号処理技術を組み合わせてクリアで自然な音を楽しめる「ClearAudio+」を搭載。「Clear Phaseテクノロジー」「S-Master」「S-Forceフロントサラウンド」技術や「ロングダクトスピーカー」を搭載する。

Android TVを搭載してネット動画サービスの視聴が簡単、かつGoogle Playからアプリのダウンロード、スマホからの動画をキャストできる「Google Cast」機能も備える。また、付属のリモコンでも「音声検索」「番組チェック」ができる。

 

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4K動画といっても、高いビットレートばかりではなくて低いビットレートのものまで存在する今となっては、それらを含めていかに高い描写をしながら動画として高画質に見せるかが重要になってくる中で搭載されてきたのが「4K高画質プロセッサーX1」で、もちろん2Kやそれ以下の動画もまだたくさんあるので、幅広い高画質化の技術はとても重要かなと。

ハイレゾ音源対応は、テレビのスピーカーとアンプでハイレゾが必要なのか?というところもあるけれど、こだわる人は相応のアンプやスピーカーを用意するとして、気軽にディスプレイだけの電源を付けて観る時に、最大限一体型のスピーカーから良い音を出してくれるのはやはり高価なテレビを買った価値としてアリだろう。

それから、CES0215の時にも発表があったとおり、新しいBRAVIAシリーズには、Android TVを搭載。むしろ一番の心配の種だった部分だけれど、もともとのUIがあまり使い勝手が良いものではなかった事を踏まえると、Android OSの使い勝手が導入できるのはいいかなと。今までもAndroidからBRAVIAにスクリーンミラーリングは出来ていたけれど、スマホ側のバッテリーの問題とかスマホがまるまる専有されてしまったりというめんどくさい事も、「Google Cast」機能が使えるのはかなり便利。

今まで別チューナーを必要としてスカパープレミアムサービス(4K)も入っているし、そもそも、個人的には、放送波よりもネット動画でテレビを使う事のほうが増えてきていると、放送波のチャンネルコントロールよりもそっちのコントロールのほうが重要なのに、そこにたどりつくUIが惨憺たるもので、長年辟易していた事を考えると、アプリをBRAVIAにダウンロードできてそのまま視聴できるのであればこれほど元がとれるテレビはない。

4K BRAVIAも去年のモデルまでは49型までしかなくてプライベートルームには置きたくても置けないスペース的な事情でひっかかったりすることもあったけれど、43型(横サイズ96.1cm)というサイズがチョイスできるようになったし、2Kテレビの買い替えで普通に4K BRAVIAを導入しやすくなったかなと。

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