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スピーカーだと感じさせないスタイルと、360度に音が広がる有機ガラス管のグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

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家のリビングや寝室のような住空間に溶け込む新しい体験を創出するというテーマをもって作られるSONYの”Life Space UX”

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壁面に147インチの映像を映し出せる4K 超短焦点プロジェクター「LSPX-W1S」にはじまり、まさに住んでいる空間に近未来を感じられるコンセプトではあるのだけど、その存在も、プロダクツとしての価格からしても異質というか、まだ身近なものという感じではなかった。

・24日は、週アスイベントにお邪魔して、銀座で「Life Space UX」を体験!

それが、昨年発売されたLED電球スピーカー「LSPX-100E26J」や、今回発売されたポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」は、手の届きやすい、そして手にすると確かに今までの家電という狭いカテゴリーに属さない、新しい感覚を味わうことができる。

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●スピーカーだと感じさせないグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」はとても独特なカタチをしていて、円柱のガラスチューブから明かりが灯される高級なランプに見えなくもなく、初めて見た人はまずこれがスピーカーだとはわからないデザイン。

基本、2つのスピーカーから音が出るという、いつも想像する形と違うと言うよりも、まるっきりスピーカーだとわからないというのが正しい。

どこからどう音を出しているのか?その佇まいからはわからないけれど、上から下まですべて計算されて設計されているというのが結構凄い。

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」をみてみると、高域を再生するのが有機ガラス管型トゥイーターと、中域を再生する小型50mmウーファー、低域を再生するパッシブラジエーターの3つで構成されている。

本体の一番上面にあるのが、低域再生用のパッシブラジエーター

金属のサークルの内側に、金属の円形のプレートを半透明の柔らかい素材でつながっていて指で押すとむにゅむにゅと上下に動く。

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そして、一番の目をひく透明度の高いガラス管、ここが、”有機ガラス管型トゥイーター”で、有機ガラスが振動板の役割と、ウーファーエンクロージャーとの2つの役割をもっている。

ガラス管のちょうど下の本体の3ヶ所に”加振器”が配置されていて、その有機ガラス管のたたいて発生した振動が、ガラス管全体から音が360度方向に広がるという原理。(アドバンスド バーティカル ドライブ テクノロジー)

ガラス管の中にあるフィラメント型LEDは、実際の流れ出る音とは直接関係ないけれど、32段階の調光ができてインテリアとしても成立させているのが特徴的。

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ちょうどガラス管本体の下に見える空洞にあるのが中域再生を担う50mm径のウーファー

普段の人の目線だとまず見えるところではなくて、あえて下から仰いでみると初めてスピーカーらしいコーンが見える。

ここも上から下へと放出される音が、その直下にある尖った山(リフレクター)に反射して周囲360度に広がるという仕組みになっている。

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このリフレクターの頂点には、小さなLEDが組み込んであって、Bluetooth接続からペアリング中、ステレオ・ダブルモードといったときの状態をここの光で知ることができる。

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ガラス管を支える本体はペールゴールドアルマイトを施した高剛性アルミニウム筐体

表から見える唯一のインフォメーションとなる部分が、一番下の側面にある、AC電源と、ステレオミニプラグの音声入力端子、電源ボタン。

電源ボタンは、ON時にはボタンの周囲がうっすらと光る。

本体にはバッテリーも内蔵されて最大約4時間駆動できるのでいつでもどこでもリスニング兼ライトとして使える。

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ボトム面には、持った時の触り心地とグリップ製を重視して明るめのブラウン調の人工レザーを採用。

スピーカーの音量や、フィラメント型LEDの明るさ調整、ペアリングをするためのNFCなどは、底面に配置。

基本操作はスマートフォンにまかせつつ、いざという時でも本体での直接の操作ができることと、その普段使わないインフォメーションは普段には目につかないという配慮の仕方。

使う機器然としたスピーカーというものから、あくまでも置いていてもオシャレなインテリアという事を重視している。

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●ワイヤレスでスマートにコントロールと音楽再生。

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」の音楽の聴き方のスタイルは基本Bluetoothのワイヤレス接続。

ソニーの高音質コーデック「LDAC」に対応していて、従来のSBCコーデックと比ると最大で約3倍の情報量を伝達できるため、遅延のない高音質ワイヤレス再生ができるというのが最大のウリ。

ステレオミニプラグも備わっているので、汎用的にオーディオプレーヤーからアナログ入力したものを再生する事もできる。

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接続は、本体底面にあるNFCマークとスマートフォンにあるNFCマークを近づけてやれば簡単にペアリング。

スマートフォンアプリ「SongPal」を利用すると、スマートフォンの中にある音楽をワイヤレスで再生しながらもコントロールできる。

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「SongPal」
から 「LSPX-P1」の基本操作としては、再生アプリの選択やボリュームの調整。

設定項目としていじれるのは、音質面では、オススメサウンド設定を最適化してくれる「ClearAudio+」のオンオフと、圧縮音源の高音域補完技術「DSEE」のオンオフ。

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Bluetoothコーデックの[音質優先]と[接続有線]の切り替え。

バッテリー駆動では必要な、時間が経過したときに電力を抑えるスリープタイマーの設定。

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フィラメント型LEDの明るさの調光は、グラフィカルな丸い円をくるくるっとまわすと変化。

全部で32段階で少しづつ明るさを変えられるので、その場所にあった最適な明るさに調整できるのはいい感じ。

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●360度に音が広がる有機ガラス管のグラスサウンドスピーカー

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ワイヤレススピーカーとしての音響性能としては、高音質デジタルアンプ技術「S-Master」を備えて最大出力13W、再生周波数帯域は60Hz~40kHzとハイレゾ対応とはうたわれていないもののハイレゾ音源の要件もカバーしている。

実際にこの 「LSPX-P1」で音楽を聴いてみると、そもそもの2チャンネルのスピーカーから音を聴くのとは違って、澄んだ心地良い音に囲まれているといった感覚で、それでいておもしろいのはスピーカーのどの場所から聴いても音質が変化しないということ。

どこの場所で聴いても音質の極端な変化がなく、しっかりと地に足の着いた音でリスニングできる。

もちろん再生環境や再生楽曲にもよるけれど、パワフルな低域や圧倒的な臨場感といったものを求めると当然しっかりしたアンプと2つのスピーカーのほうが、例えそれが同じワイヤレススピーカーというジャンルだとしても「SRS-X99」のほうが明らかに”音楽を高音質で聴く”というには向いているはず。

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ただ、じゃあ例えば、朝起きて部屋の中をあわただしく動いている時だと最高のスポットからはハズレ気味にはなるし、テーブルの上に置くにしても料理のあるところに面積をとるスピーカーは置きにくい。

いつもなら音楽のおいしいところがズレた状態で聴いていることが多いとすると、 「LSPX-P1」を中心にして部屋のどこでも音楽の中で生活するという聴き方もこれまた楽しい。

しかも、今までオーディオ機器としての姿を当たり前としていた見た目とはまるで違っていて、調光できるガラス管のLDEライトとしての佇まいはやっぱりインテリアとしてはおしゃれなところはあって、そこから心地よい音楽がどこでも聴けるよ、スマホでサッといじったら音楽も明るさも変えられるよ、という”心の満たされっぷり”はかなり大きい。

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映像を映し出せるポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」、どこでも音楽を気持ちよく聴けるグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

それぞれ性能面だけを考えると専用機を追い求めてしまいたくなるけれど、肩肘をはらないで”生活に溶け込む”感覚を独り占めしたり、家族や友達と共有する心地よさで使ってみると良いかもしれない。

・壁も床もテーブルも、”どこでもディスプレイ”になるウキウキと感動!ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」。

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●グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

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グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

ソニーストア販売価格:73,880円(税別)

 

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