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NTT docomo版「Xperia X Performance SO-04H」の初期セットアップと、新しい機能をチェックしてみる。

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・ひさびさに国内キャリアモデルを買ってみた。NTT docomo版「Xperia X Performance SO-04H」の外観レビュー。

の続き。

「Xperia X Performance SO-04H」は、自分にとっては国内モデル久々なので、セットアップと中身から地味にみてみる。

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●Xperia X Performanceのセットアップと初期画面。

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Xperia X Performanceの電源を投入して出てくるセットアップ画面。

Lifelogアプリのデザインに似たイラストに変わり、Wi-Fi設定、Googleアカウント設定、スマートフォンの保護、ホーム設定、免責事項とすすめればセットアップ完了。

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ホーム画面は、「Xperiaホーム」、「docomo LIVE UX」、「シンプルホーム」から好みで選択。

デフォルトの「Xperiaホーム」に慣れているので当然コレ一択。それでも、強制的に”マチキャラ”なるものが現れるので速攻OFF。

Xperia X Performanceから、プリインストールされているテーマ(壁紙やロック画面)は刷新されて筆で描いたかのような壁紙と、テーマに連動したシンプルなロック画面に。テーマは本体から4色にあわせて、黒、ライム、ローズ、白の4つが用意されている。

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本体カラーとテーマを合わせておくと、ベゼルカラーとロック画面が同色系で本体との一体感があって、時計の文字が壁紙の色を透過しているというオシャレ仕様。

今まではロック解除は上下フリックだったのに、今回から左右フリックになって最初は戸惑い気味だったけれど、軽くフリックしただけでロック解除されるので困る事はない。

というか指紋認証登録すると、ブシュンとイッキにロック解除されるようになるのでロック画面をみる瞬間がほとんどなくなる。

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ドロワー(アプリ一覧)は4×5グリッド表示。

初期段階のアプリ構成(NTTdocomo SO-04Hの場合。)お約束で、キャリアのプリインアプリが入ってる。消したくても消えないアプリ複数。

一番左の初期ページは、インストールしてあるアプリを6つ候補を表示して、「おすすめ」にアプリをオススメしてくる。いらないけど。

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初期のビルド番号は、「35.0.B.2.260」で、2016年7月1日時点で「35.0.B.2.272」。

Android OSのバージョンは、6.0.1(Marshmallow)。

ストレージ容量は、32GBのうち、初期状態で13.74GBを使用していて、利用できる空き容量は約18.26GB。そろそろ内蔵ストレージも64GBくらい欲しくなってきた。

メモリー3GBの実質的な容量は2.7GBで、これも初期段階で1.6GBも食っている。アプリを入れて複数使い出すとどんどん上昇する事を考えると、メモリーは2GBだとギリギリっぽいどころか不安だということがわかる。

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「ストレージとメモリ」に、新しくスマートクリーナーなる機能が追加されていて、ストレージやメモリーが逼迫してくると、自動的に最適化してくれるようになっている。

なんでもかんでもキャッシュを消されても困るので、利用頻度が高く重要なものは、アプリ一覧から選んでおくといい。(上限10コまで。)

ストレージもいっぱいになりそうだなと思ったら、画像、動画、音楽ファイルを内蔵ストレージからSDカードへ転送するクセをつけておいたほうが後々にもいいかも。

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●ものすごくキレイになったXperia X Performanceのディスプレイ。

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Xperia X Performanceのディスプレイサイズは、5インチ(解像度1920 x 1080)で、Xperia Z5の5.2インチよりも少し小さくなっていて、Xperia ZやXperia Z1と同サイズ。

Xperiaが得意とするところの広色域・高コントラスト・高精細は引き続き、広色域の「トリルミナス®ディスプレイ for mobile」では、従来の赤と青の再現性の高さに加えて、緑の色域も向上。

発色がかなり良くコントラストも高くなっている違いはかなり露骨にわかるほどで、今回から変更になったラウンドエッジでツヤッツヤのガラスディスプレイという違いもあって、かなりキレイなんじゃないかと。

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しかも最大輝度が相当明るくなっていて、室内でXperia X Performanceの「画面の明るさ」をMAXにまですると、カメラ撮影するには支障がでるほど。

かなりナナメ位置から画面をみた時の違いは顕著で、暗めの画像でもかなりはっきりとしたコントラストを残しながら視認できる。

基本、Xperia Z5も輝度は高いほうではあるのだけど、それよりも明るいという事は、屋外で視認するには少しでも見やすくなるという事になる。

それに加えて、従来のXperia Zシリーズは青っぽい印象が強かったものから、Xperia X Performanceはよりフラットに近くなっているようで、ホワイトバランスで調整できるとはいえその調整がほぼいらなくなったぽい。(最終的には好みもあるけど。)

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●バッテリーの持ち具合は、「STAMINAモード」を活用しよう。

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Xperia Z5が、Android 5.0から6.0へとアップデートしたとき、OS標準の省電力機能の「Dozeモード」が備わったタイミングで、「STAMINAモード」がなくなってしまい、おいおいと思っていたらその後のアップデートで復活。

Xperia X Performanceには、当然最初から「STAMINAモード」が搭載されているので、結果としては、OS標準の「Dozeモード」とソニーモバイル謹製の「STAMINAモード」の両方が動作している事になる。

ところが、省電力機能の「Dozeモード」がイマイチ仕事してないのか効率化されていないのか、もともとXperia X Performanceはバッテリー容量が従来のXperiaよりも少ない(2570mAh)にもかかわらずバクバクと電池を消耗してくれるので、「STAMINAモード」を積極的に使用したほうが良さそうなのが現状。

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「STAMINAモード」は、アプリごとにネットワーク通信やスリープ時の機能を制限して、待ち受け状態の電池の消費を抑えるというもの。

「STAMINAモード」は、画面表示中でもバッテリーの消費を防ぐために画面のフレームレートを下げたり、高画質モードをオフにするなどして、省電力を優先した設定に調整するので、どのタイミングで使いたいかは自分で決めれば良い。

キャリア版Xperia X Performanceでは、発売して1週間で「電池の持ちの改善」アップデートが上がってきた事もあって、今もまだ改善の余地が残されているっぽくもある。

また、新機能のバッテリー状況に合わせた充電を行う事で、バッテリーへの負担を軽減してバッテリーの劣化防止をしてくれるようなるという機能については、これから実際に年単位で長く使ってみないとわからないものの、無対策の状態よりはよっぽど良さそうだと期待しておこう。

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●個別に備わっている新しい機能と、以前からなくなってしまった機能。

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Xperiaシリーズには、本体の動作に連動する「スマート着信操作」という機能があるけれど、どうやらNTT docomoモデルの「Xperia X Performance SO-04H」では、キャリア独自の「スグ電」に機能が入れ替わっている。

使い方としては、着信があったときに、本体を耳元にもっていくだけで応答になったり、平らなところに画面下向きにしておくと電話が切るといった動作ができて、タッチ操作いらずというもの。

「スグ電」独自としては、本体を1回ふって耳にあてるだけで電話ができるという機能もある。

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国内キャリアモデルにはグローバルモデルにはない機能が、「Xperia Z5シリーズ」からは備わった「フォントの変更」。

初期から選択されている「ソニーモバイルUDゴシック」の他に、「ベビポップ」、「万葉行書」、「ハミング」、「モトヤマルベリ」、「UD角ゴ コンデンス80」と6種類あって、フォントを変更すると再起動後に、ホーム画面やアプリのテキストのフォントが全て変わる。

雰囲気がガラっと変わるので、好みで変更してみてもいいかも。

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Xperia X Performanceに乗り換えた際の、新機能やカスタマイズ方法などを解説してくれる親切機能も加わっている。

例えば、カメラアプリやアルバムアプリ、スタミナモード、Lifelogアプリといった新しい「新機能」の解説や、「テーマ」や「壁紙」、「ロック画面の時計」、「着信音」、「通知音」を自分仕様に変更できるカスタマイズの説明、指紋の設定やバックアップと復元といった守り方が、ウィザード形式でいつもチェックできる。

慣れていない人にとっては、いつでも本体で確認できるのでなかなかに便利。

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逆に、個人的に残念なのが、「スモールアプリ」が、標準でなくなってしまっていること。

「スモールアプリ」をつかって複数アプリを開くと、“ながら使い“が出来てめちゃくちゃ便利だったのに、Xperia X Performanceからはなくなっている。

おそらくこれは、次バージョンのOS「Android N:Nougat(ヌガー)」で、マルチウインドウが使える事もあって、その判断の可能性が高い。

とは言うものの、まだ導入されたわけでもないし、それとは別に考えても利用価値があるだけに「スモールアプリ」は残しておいて欲しかった。

ちなみに、電源長押ししての「スクリーンレコード」もひっそりとなくなっていた。

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次回は、かなり快適になったパフォーマンスの良さをベンチマークと負荷時の様子を調べてみよう。

てことで、続く。

・「Xperia X Performance」の実機をソニーストアで触ってきた雑感。
・「Xperia X Performance」を保護する純正のカバー4種。カバーを閉じたままXperiaを操作できるフルウィンドウ付きスタイルカバーがおもしろい。
・Z5と比べてわかったXperia X Performanceの魅力- ASCII.jp x デジタル

 

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