海外で、Eマウントのフルサイズ対応のマクロレンズ FE 50mm F2.8 Macro「SEL50M28」を発表。

2016.08.31

海外で、Eマウント専用のフルサイズ対応レンズとして新たにマクロレンズ FE 50mm F2.8 Macro「SEL50M28」を発表。

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●フルサイズEマウントマクロレンズ　FE 50mm F2.8 Macro「SEL50M28」

FE 50mm F2.8 Macro 「SEL50M28」

焦点距離イメージ（mm）：50 / 75mm（APS-Cサイズ時）
最短撮影距離：0.53 ft / 約16cm
最大撮影倍率：等倍
フィルター径　：　55mm
重量　　　　：　 8.4 oz / 約236g

ソニーのαシリーズEマウントフルサイズ用のマクロレンズ。

と汎用性の非常に高い焦点距離50mmに、開放F値F2.8。

本体側面に、フォーカスモードスイッチ、フォーカスレンジリミッターとフォーカスホールドボタンを備えて撮影に集中できるコントロール機能を持っている。

等倍の最大撮影倍率に最短撮影距離16cmと非常に短くまさにマクロ撮影のためのレンズ。

レンズ単体では236gと非常に軽く、コンパクトで、防塵防滴仕様。

レンズ構成をみると、前面に非球面レンズ1枚、軸上色収差を良好に補正し、色にじみの少ないクリアな描写を可能にするED（特殊低分散）ガラスを備えている。

円形開口のデザインは美しいボケ効果、そしてレンズフードがなくても、フレアやゴーストを抑えることができるとしている。

ヨーロッパでは、2016年10月頃の発売予定で、価格は€660。

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Eマウントレンズ唯一のマクロレンズだった「SEL30M35」は、APS-C専用なので、フルサイズ機、APS-C機ともに35mm判換算で45mmとして使ってはいたものの、歪曲収差とか周辺の色収差が気になったりもしていて、長らくフルサイズに対応したマクロレンズは待望だった。

そこで去年ようやく現れたのがフルサイズ対応のマクロレンズ（FE 90mm F2.8 Macro G OSS）「SEL90M28G」。

いや、これはコレで凄く良いのだけど、何しろ焦点距離が90mm。

離れた花のツボミを狙おうといった場合には向いているのだけど、まさに手元にある被写体を撮ろうとすると、取り回しに苦労することもあった。

なんだかんだと物撮りするときには、マウントアダプター（LA-EA4）経由でAマウントのフルサイズ対応のマクロレンズ「SAL50M28」が凄く扱いやすかったのだけど、ここでやっとEマウントフルサイズの50mmマクロレンズが登場。

しかも最短撮影距離は、20cmから16cmとさらに縮むと言うことはさらに近接撮影ができる余力があるってことだし、フォーカスモードスイッチ、フォーカスレンジリミッター、フォーカスホールドボタンが揃っているから相当に撮りやすくなる。

これは欲しい。

贅沢を言えば、Gレンズあたりで出て欲しかった気がするけれど、そんなこと言ってられないくらいに欲しい！

いつものように海外先行発表で、国内プレスは今のところないものの、国内発表を楽しみに待とう。