VAIO typeX Livingは本当にリビングのポジションを取れるか?(その3)
(その2)の続き。
亀のような遅さで進む「VAIO type X Living」のレビュー。
ようやくテレビと接続。
やっぱり接続するならフルHD(1920x1080)で表示できるブラビアXシリーズっしょ。
で、せっかくなのでD端子とHDMI端子それぞれで接続してみた。
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【D端子ケーブル】
比較的最近のテレビであればD端子が付いてる事が多いので現実的。
ただし、中身はあくまでもアナログなので若干の色にじみがあるカモ。
それにお約束で音声ケーブルは必須。
(今回はブラビアXシリーズのコンポーネント2に接続)
【HDMIケーブル】
現段階ではテレビにHDMI端子を装備してるものが若干少ないのが難点。
フルデジタルで信号を転送できるメリットはデカイ。
それに音声も含んでるので、配線のとりまわしはさらにラク。
(今回はブラビアXシリーズのHDMI2に接続)
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<PC側での設定>
実際にはほぼオートで設定してくれるんだけど、
今回はHDMIとD端子をつないだので、画面を比較するには少し設定が必要。
「画面のプロパティ」から設定画面に行くか、
常駐アプリにある「NVIDIAのアイコン」から設定。
HDMIとD端子を両方つないでやると、HDMIの設定が優先される。
HDMIの画面を表示するには、デフォルトで「Sony TV」になってるので、
D端子でつないだ画面を表示するには、コレを「HDTV」に変更しないと、テレビ側のコンポーネント入力で表示する事ができない。
ちなみに、切り替えると
テレビ側のHDMI入力にしていた画面は真っ暗になるので、
速攻、コンポーネント入力に切り替えてやって、
すぐさまOKを押してやる必要がある。
モタモタしてるとカウントダウンしてるから、
また元にもどったりしちゃうので要注意。。
で、コレ↓がきめの細かさの違い。。
【左:HDMI接続 右:D端子接続】
至近距離で撮影して無加工の状態のアップ。
クッキリ感が違うのがわかるでしょ。
だからやっぱり理想はHDMIで接続する事だ。
とは言いつつ、「VAIO type X Living」には、
せめてDVI-Dくらいの出力を付けてくれても良かったとは思う。。。
(この際、D-Sub15ピンくらいは我慢するからさ。)
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<超重要!誰も教えてくれないブラビアXの設定>
たぶん、あまり知られてない事だと思う(ハズ)なので、書いてみた。
結構大切。
と言うのも、
ブラビアXシリーズは、フルHD(1920x1080)がウリなんだけど
実は、ブラビアXシリーズ側の設定をいじってあげないと、
最良の画面表示が出来ないって事。。
まずは、ブラビアXシリーズのクロスメディアバーで、
「画質設定」を呼び出す。
そこでまずやる事は、
今回の例で行くと【HDMI2入力】の設定で
・シャープネスを標準値よりもある程度下げる。
・ノイズリダクションを「切」にする。
・DRC-MFモード切替を「切」にする。
何故か?って言うと、
もともとHDMIの入力って言ってもPCがささる事が前提になってないので、
元の信号を作り変えちゃう設定になってるって事。
だから、余計な加工はしてくれなくていいので、なるべく素の信号に近くしてやるのがまずこの設定というワケ。
それと次に恐ろしく苦労した設定。。
それはブラビアXシリーズの画面に画面キッチリに1920x1080を表示する事。
コレも何故か?コツがいる。。
1.まずは普通につないだ状態だと
1768x992で表示されていて、何気なく画面のまわりに黒いフチが残る。
2.最初は、じゃぁこっから1920x1080の解像度に
PC側で変更すればいいんだと思ったら・・・
解像度は出るものの、画面から4方がおもいっきりハミだす始末。。。
ひとまず1768x992にもどす。。
これを直すには、ブラビアXシリーズの設定の「画面モード」を呼び出して、
「表示領域」を変更してやる。
3.通常初期設定では、「表示領域」は、【標準】となってるので、
【フルピクセル】に変更する。
そうすると上↑の画面では1768x992のままにしている場合だと
さらに黒いフチが増えてるのがわかる。
4.仕上げに、PC側の設定で、
もう一回1920x1080にしてやれば・・・・
ホーラ完璧に、フルドットで画面いっぱいに表示できるってワケさ。
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っつーか、こんなのマニュアルに書いてくれなきゃわかんねーぞ普通。。。
自分の無知なのか?それは不明だけど、
フルHD画面をフルサイズで出すのに数日を要してしまった。。。
ノロノロと続く。。。